イタチの被害について

かわいい見た目でも獰猛！牙や爪に注意。

イタチは見た目に反して攻撃的な性格をしています。触れ合おうとするのはもちろん、素人が十分な装備なしに捕まえようとするのは大変危険です。イタチは雑食で、特に肉を好むため飼っているペットが襲われて被害に遭うケースもあります。ウサギや鳥などの小動物だけでなく、犬や猫などの中型ペットも狙われる場合があり注意。ペットに限らずカラスやスズメなどの野生生物を飼って、屋根裏で死体が見つかることも……。また、野生のイタチは他の害獣と同じく多くの病原菌を保有しており、大変危険です。直接噛まれる、糞に意図せず触れてしまうなどで健康被害が生じる場合がございます。

イタチの危険は病原菌だけじゃない？
素人駆除は法律違反に

イタチはサルモネラ菌、狂犬病、SFTS、レプトスピラ症など「危険な病原菌」を媒介する場合があります。腹痛や下痢などの軽い症状だけでなく甚大な健康被害を引き起こす可能性があり非常に危険です。

参考元；厚生労働省：動物由来感染症を知っていますか？
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000155663.html

また、イタチは「鳥獣保護法」によって保護されており、捕獲や駆除には「許可捕獲」か「許可駆除」の申請が必須です。主に「環境省」「県庁」「市役所」」保健所」などのいずれかの指定部署で申請が必要で、駆除対象のイタチの性別によって申請・駆除の内容が変わるなど申請自体も非常に複雑です。また、認可が下りるまで時間がかかり、個人で駆除をする場合は早急に対処するにはハードルがあります。もし、許可がないまま個人で駆除をすると『鳥獣保護管理法』に引っ掛かり1年以下の懲役または100万円以下の罰金を処される場合があります。自己解決しようとはせずに、害獣駆除のプロにお任せください。