ベランダや軒下で小さなコウモリの赤ちゃんを見つけて、どう扱えばよいのか戸惑っている方は少なくありません。
かわいらしい見た目とは裏腹に、素手で触れると感染症のリスクがあり、勝手に保護する行為は法律で制限されています。
この記事では、赤ちゃんコウモリの生まれ方から見つけたときの正しい対処法、近くに巣がある場合の被害リスクまで、害獣駆除のプロの視点でわかりやすく解説します。
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コウモリの赤ちゃんはどんな姿をしているのか
おうちの
ミカタそもそも地面や軒下で見かけた小動物が本当にコウモリの赤ちゃんなのか、判別に迷うケースは少なくありません。
ここでは日本の住宅地で最もよく見られるアブラコウモリを念頭に、赤ちゃんの姿かたちと成体との見分け方を整理します。
見た目の特徴を知っておけば、その後の対処も落ち着いて進められます。
生まれたばかりのコウモリの大きさと毛並み
おうちの
ミカタ生まれたばかりのアブラコウモリは、体重がおよそ0.86g、親指の先にのるほどの大きさしかありません。
毛はまだ生えそろっておらず、薄いピンク色の皮膚が透けて見える個体も多いのが特徴です。
成長が進むにつれて灰褐色の短い体毛で覆われていき、親と同じ色合いに近づいていきます(国立環境研究所 侵入生物データベース「アブラコウモリ」)。
新生児は体重1gに満たないほど小さく、一見すると動物の赤ちゃんとは気づきにくい姿をしています。
翼の膜はまだ柔らかく飛べない時期がある
おうちの
ミカタコウモリの翼は前足の指の間に張られた薄い膜で、生まれて間もない赤ちゃんではこの翼膜がまだ十分に発達していません。
自力で飛行できるまでには数週間を要するため、巣の外で見かけた赤ちゃんはほぼ動けない状態にあります。
翼を広げても風圧に耐えられず、地面にうずくまったまま鳴き声を上げているケースが多く見られます。
赤ちゃんコウモリが地面でバタバタと翼を動かしているのは、飛ぼうとして失敗している状態であることがほとんどです。
成体との見分け方と間違えやすいポイント
おうちの
ミカタアブラコウモリは成体でも体長50mm程度とかなり小さく、赤ちゃんと混同されやすい動物の代表格です。
見分けの目安としては、耳や翼が薄く透けて見え、体色が成体より暗い個体は幼体である可能性が高いとされています。
ネズミと見間違えられることもありますが、翼膜の有無で簡単に区別できます(国立環境研究所 侵入生物データベース「アブラコウモリ」)。
- 赤ちゃん:毛が薄く、皮膚が透けて見える
- 成体:灰褐色の毛で全身が覆われている
- 共通:翼膜があり、ネズミとは明確に区別できる
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コウモリの赤ちゃんが住宅の近くで見つかる理由
おうちの
ミカタ「山の中でもないのに、なぜ自宅の軒下でコウモリの赤ちゃんを見つけたのか」と疑問に思う方は多いものです。
その背景には、日本の住宅環境にうまく適応したアブラコウモリの生態と、毎年決まった時期にやってくる出産期が深く関係しています。
この章では、赤ちゃんが家屋周辺に現れる理由を生態の面から順に読み解いていきましょう。
住宅街に棲みつくアブラコウモリの暮らし
おうちの
ミカタ日本国内で住宅に棲みつくコウモリはほぼアブラコウモリの一種に限られ、別名「イエコウモリ」とも呼ばれる存在です。
建造物の隙間や換気口、屋根裏などをねぐらにし、わずか2cm程度の隙間から建物内に侵入します。
公園や河川、田畑といった開けた場所で夜間に昆虫を捕食するため、都市部と自然のはざまにある住宅街は格好の生活圏です。
参考:国立環境研究所 侵入生物データベース「アブラコウモリ」
市街地で見かけるコウモリのほとんどはアブラコウモリで、家屋を棲家とする唯一の日本在来コウモリです。
出産のピークは梅雨明けの7月から8月
おうちの
ミカタアブラコウモリの出産時期は例年7月から8月に集中しており、この時期に赤ちゃんを発見するケースが急増します。
背景には独特の繁殖スケジュールがあり、秋に交尾を済ませた雌は冬眠中に体内で精子を保存し、春の気温上昇を受けて排卵・受精が進む仕組みです。
そのため、気温が十分に高まった初夏から真夏にかけて出産のピークを迎えます。
参考:国立環境研究所 侵入生物データベース「アブラコウモリ」
7月から8月にかけてコウモリの赤ちゃんを見かけた場合、近隣に出産を終えたばかりの巣がある可能性が高いと考えられます。
一度に生まれる数と妊娠期間の目安
おうちの
ミカタアブラコウモリの妊娠期間はおよそ70日程度で、一度の出産で生まれる子どもの数は平均して2〜3匹ほどです。
つまり一つの巣から数匹単位で新しい個体が増えていく計算になり、毎年の繁殖期ごとに群れが着実に拡大していきます。
その年の秋までには性成熟に達するため、放置すると翌シーズンには被害規模がさらに膨らみかねません。
参考:国立環境研究所 侵入生物データベース「アブラコウモリ」
繁殖サイクルが早いため、巣を見つけた段階で早めに対処しないと個体数が一気に増えてしまいます。
赤ちゃんが巣から落ちてしまう主な原因
おうちの
ミカタ赤ちゃんコウモリが地面で見つかる背景には、いくつかの典型的な理由があり、決して珍しい現象ではありません。
まだ翼の力が弱いうちに巣からはみ出してしまう、親が餌運びの際に誤って落としてしまう、兄弟個体に押し出されるといったケースが代表的です。
暑さや湿気で巣の環境が悪化し、親が一時的に移動を試みる過程で赤ちゃんが落下することもあります。
- 翼が未発達で巣の縁から滑り落ちる
- 親の給餌中に誤って落とされる
- 巣内の高温多湿を嫌って移動しようとする
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コウモリの赤ちゃんを見つけたときにまず行うべき判断
おうちの
ミカタ赤ちゃんコウモリを発見したとき、反射的に手を伸ばしてしまうのは危険です。
実は、動けない状態に見えても親が迎えに戻ってくる事例が少なくなく、人が触れたことで状況が悪化するケースもあります。
ここでは、保護に踏み切る前に確認すべき判断の流れを紹介します。
むやみに手を出さず距離をとって様子を見る
おうちの
ミカタまず優先すべきは、近づきすぎず距離を保って静かに観察することです。
気温が低い日などは体温が下がって動けなくなっているだけの場合もあり、周囲が暗くなり気温が上がれば自ら飛び立つ個体もいます。
善意からの行動でも、人間の気配が親コウモリを遠ざけ、結果として赤ちゃんを孤立させてしまう可能性が否めません。
弱っているように見えても、実際には一時的に動けないだけの場合があるため、安易に触れる判断は避けてください。
親コウモリが迎えに戻る可能性を考える
おうちの
ミカタコウモリの母親は、落下した自分の子を探して戻ってくる習性があります。
そのため発見直後に人が連れ去ってしまうと、母親との再会の機会を奪うことになりかねません。
特に夜行性であるコウモリの特性上、日が暮れてからの数時間は母親の捜索行動が活発になる時間帯です。
日中に発見した赤ちゃんについては、夕方から夜にかけて親が戻る可能性を考慮し、半日ほど様子を見るという選択肢もあります。
保護が必要かどうかを見極めるサイン
おうちの
ミカタ一方で、明らかな負傷や衰弱が見られる場合は、自治体への相談を検討すべきタイミングです。
判断の目安としては、出血や翼の変形、呼吸が極端に荒い、ハエやアリがたかっているといった状態が挙げられます。
こうしたサインが確認できれば、無理に現場で対応せず、速やかに専門機関へ連絡するのが安全です。
参考:環境省 関東地方環境事務所「鳥獣保護管理法の申請・届出」
- 出血や傷、翼が折れているように見えないか
- ハエやアリが集まっていないか
- 長時間まったく動きがないか
- 呼吸が極端に荒くないか
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コウモリの赤ちゃんを素手で触ってはいけない理由
おうちの
ミカタ赤ちゃんコウモリの扱いで最も重要な原則は、素手で触れないという一点に尽きます。
これは単なる衛生上の注意にとどまらず、健康面と法律面の両方で無視できない理由があるためです。
以下で、触れてはいけない二つの根拠を順に確認していきましょう。
理由1|感染症や寄生虫による健康リスク
おうちの
ミカタコウモリは小さな体に似合わず多様な病原体や寄生虫を保有しており、直接接触は感染リスクに直結します。
国際機関や厚生労働省でも、訓練を受けた者以外はコウモリに触れないよう注意喚起が行われているほどです。
赤ちゃんであっても成体と同じ病原体を保有している可能性があり、小さい個体だからと油断するのは禁物といえます。
ここではウイルス・細菌による感染症と、ダニ・ノミによるアレルギーの二面から具体的に見ていきましょう。
ウイルスや細菌による感染症のおそれ
コウモリが保有する可能性のある病原体としては、リッサウイルスやヒストプラスマ症の原因となる真菌などが知られています。
リッサウイルス感染症は咬傷や引っかき傷、傷口を舐められることで成立し、発症した場合は重篤化する危険が指摘されています。
ヒストプラスマ症は糞に含まれる真菌を吸い込むことで発熱や咳を引き起こします。
参考:厚生労働省検疫所FORTH「コウモリと人の健康」
コウモリに咬まれたり引っかかれたりした場合は、傷口を徹底的に洗浄し、速やかに医療機関を受診してください。
ダニやノミによるアレルギー症状
病原体だけでなく、コウモリの体表には特有のダニやノミが寄生していることも珍しくありません。
これらの寄生虫が人間に移ると、激しいかゆみや湿疹、皮膚炎といった症状を引き起こす場合があります。
死骸や排泄物を吸い込むとアレルギー反応の悪化につながるため、赤ちゃんコウモリでも油断は禁物です。
素肌の露出を避け、軍手やマスクなどの防護を徹底することが、二次被害を防ぐ基本となります。
理由2|鳥獣保護管理法による捕獲・飼育の制限
おうちの
ミカタ健康面と並んで重要なのが、コウモリが鳥獣保護管理法の対象動物であるという法律面の制約です。
同法では許可のない捕獲・殺傷・飼育が原則として禁止されており、違反すると懲役や罰金が科される場合があります。
傷病鳥獣の保護については自治体ごとに許可制度が設けられているため、独断での飼育は避けるべきです。
参考:環境省「捕獲許可制度の概要」
善意であっても無許可の捕獲・飼育は法律違反となる可能性があるため、保護が必要な場合は必ず自治体に相談してください。
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コウモリの赤ちゃんがいる家で起こりうる被害
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ミカタ赤ちゃんコウモリが家の近くにいるということは、その周辺に親の巣が存在する可能性が高いことを意味します。
巣が放置されたままになっていると、住まいにもそこで暮らす家族にもさまざまな被害が及びかねません。
ここでは、実際に現場で確認される代表的な被害を順に紹介します。
糞尿による悪臭と建材の腐食
おうちの
ミカタコウモリ被害のなかでもとくに深刻なのが、糞尿による悪臭と建材の劣化です。
アンモニア臭を伴う独特のにおいは生活空間に広がりやすく、居住環境を大きく損ないます。
屋根裏や天井裏に糞尿が蓄積すると、木材や断熱材を腐食させ、シミや雨漏りのような症状を引き起こすこともあります。
糞尿はヒストプラスマ症などの感染源にもなるため、清掃時には防塵マスクや手袋の着用が欠かせません。
夜間の鳴き声や羽音による睡眠妨害
おうちの
ミカタコウモリは夜行性であり、人間が就寝する時間帯にかえって活動が活発になります。
天井裏や壁の内部からカサカサという擦れる音や甲高い鳴き声が聞こえれば、慢性的な寝不足を招きかねません。
子育て中の巣では赤ちゃんの鳴き声も加わるため、騒音の強さと頻度はさらに増していきます。
夜間に天井や壁からの音が気になり始めたら、コウモリの棲みつきを疑うタイミングかもしれません。
糞尿をきっかけにした害虫の発生
おうちの
ミカタ糞尿被害は悪臭だけにとどまらず、害虫を呼び寄せる二次被害を招きます。
放置された糞はゴキブリやハエ、ダニなどの温床となり、そこで繁殖した害虫が室内に侵入してくる事例も少なくありません。
これらの害虫は食中毒やアレルギー、さらなる衛生被害の原因となるため、早めに元から断つ発想が重要です。
コウモリ対策はコウモリだけの問題ではなく、その後に続く害虫被害を防ぐための第一歩でもあります。
繁殖による被害の深刻化
おうちの
ミカタアブラコウモリは一度の出産で複数匹を産み、その年のうちに子も性成熟に達する繁殖力の高い動物です。
対処が遅れると翌年には群れが数倍に膨らみ、被害規模が一気に拡大するリスクがあります。
糞の量、騒音、建材の劣化、そして害虫の発生量も比例して増えていくため、早期対応が経済的にも合理的です。
参考:国立環境研究所 侵入生物データベース「アブラコウモリ」
繁殖シーズンである夏を越えるごとに個体数が増える傾向にあるため、兆候に気づいた時点での対応が望まれます。
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コウモリの赤ちゃんを見かけたら「おうちのミカタ」に相談
おうちの
ミカタ赤ちゃんコウモリを発見したとき、最も安全で確実な選択肢は専門業者に相談することです。
コウモリは鳥獣保護管理法で守られている動物であり、独断での駆除や捕獲は法律違反のリスクを伴います。
一方、害獣駆除のプロであれば法律を遵守した対応と、赤ちゃんから巣、侵入経路の封鎖までを一貫して行うことが可能です。
「おうちのミカタ」は完全自社施工の害獣駆除専門業者として、現地調査から再発防止までをワンストップでご提供しています。
年中無休・24時間電話受付に加え、現地調査とお見積りは無料で実施していますので、小さな違和感の段階でもお気軽にご相談ください。
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コウモリの赤ちゃんに関するよくある質問(FAQ)
おうちの
ミカタ最後に、赤ちゃんコウモリについて読者から寄せられる機会の多い質問をまとめました。
記事本文では触れきれなかった細かな疑問を中心に、実際の対応に役立つ形で回答していきます。
判断に迷う場面での参考にしてください。
コウモリの赤ちゃんは人間になつきますか?
おうちの
ミカタ結論から言えば、コウモリの赤ちゃんが人間になつくことはほとんど期待できません。
本来は群れで暮らす野生動物であり、人を安全な存在と認識する仕組みを持ち合わせていないためです。
長く手元に置くと双方にとって大きな負担となるうえ、法律上も飼育は認められていません。
ペットとして飼う選択肢は存在しないものと捉え、あくまで野生に戻す前提で接するようにしてください。
赤ちゃんを見つけた場所に巣がない場合もありますか?
おうちの
ミカタ可能性はありますが、多くの場合は近隣のどこかに巣が存在していると考えたほうが現実的です。
赤ちゃんは自力で長距離を飛べないため、落下地点から数メートル以内に巣があるケースが大半を占めます。
遠く離れた場所で見つかった場合でも、同じ建物の軒下や屋根裏、隣接する建物にねぐらがあることは珍しくありません。
- 発見場所の真上(軒下、換気口、屋根裏)をまず確認する
- 夕暮れ時に出入りする個体がいないか観察する
- 糞が落ちている場所を探すと巣の位置を絞り込みやすい
死んでしまったコウモリの赤ちゃんはどう処理すればよいですか?
おうちの
ミカタ死骸を見つけた場合でも、素手で触れる行為は避けるべきです。
体表の寄生虫や病原体は生死にかかわらず残っている可能性があり、直接接触は感染リスクを伴います。
一般的にはゴム手袋とマスクを着用してビニール袋に入れ、自治体のルールに従って処分する流れになりますが、処分方法は地域差があるため事前に住まいの自治体窓口へ確認してください。
死骸処理後は手や衣服をしっかり洗浄・消毒し、接触部位のアルコール消毒まで行うと安心です。
ペットがコウモリの赤ちゃんに接触した場合の対応は?
おうちの
ミカタ犬や猫などのペットがコウモリの赤ちゃんに触れてしまった場合、まず獣医師への相談を最優先にしてください。
咬傷や引っかき傷がある、口に入れた形跡があるといった状況では、感染症を想定した検査と処置が必要になることがあります。
目立った傷がなくても、寄生虫の移動や病原体の付着を考慮し、ブラッシングや入浴で体表を清潔に保つ対応が望まれます。
参考:厚生労働省検疫所FORTH「コウモリと人の健康」
- 咬まれた・引っかかれた痕跡がないか確認する
- 口や鼻の周りに汚れが付着していないか見る
- 不安があれば速やかに獣医師へ相談する
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まとめ
おうちの
ミカタコウモリの赤ちゃんを見つけた際は、まず触れずに距離をとって様子を見ることが基本です。
親が迎えに戻る可能性もあるため、明らかな負傷や衰弱が見られないうちは安易な保護を控えてください。
素手での接触は感染症や寄生虫のリスクを伴い、無許可の捕獲・飼育は鳥獣保護管理法に抵触するおそれもあります。
赤ちゃんがいる場所の近くには巣が存在する可能性が高く、放置すれば被害は確実に拡大します。
不安を感じた時点で、害獣駆除のプロである「おうちのミカタ」へご相談いただくのが、最も安全で確実な解決策です。
初回ご相談時にお好きな特典
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※上記特典は「対策工事希望の方
のみ適用」とさせていただきます。詳しくはお問い合わせください。
※特典の対
象は初回契約のみです。詳しい適用条件についてはお問い合わせください。