「ドブネズミが人を襲う」と聞いても、にわかには信じられない方が多いかもしれません。
しかし、噛みつき被害の事例は国内外で報告されており、感染症のリスクも無視できません。
この記事では、ドブネズミの危険な気性と病原菌のリスク、そして家に住み着かせないための対処法を詳しく解説します。
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危険!ドブネズミが「人を襲う」と言われる理由
おうちの
ミカタ家に侵入するネズミの中でも、ドブネズミは別格の危険性をもちます。
気性の荒さ・体の大きさ・警戒心の低さが重なり、他のネズミにはないリスクを生み出すからです。
まずは、ドブネズミが特に危険とされる理由を順番に見ていきましょう。
家に入り込む3種のネズミのうち、最も危険なのがドブネズミ
おうちの
ミカタ住宅に侵入するネズミは、主にドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種です。
クマネズミは臆病で人を襲うことはほぼなく、ハツカネズミも小柄でおとなしい性格になります。
一方、ドブネズミは体長18〜23cmと大型で気性が荒く、人にも攻撃性を見せる唯一のネズミです。
国立環境研究所のデータでは、ドブネズミの体重は最大500gに達するとされています。
1回の出産で平均8〜9頭を産み、年間を通じて繁殖が続きます。
参考:国立環境研究所 侵入生物データベース「ドブネズミ」
獰猛な気性で攻撃性が高い
おうちの
ミカタドブネズミは、同じ種類のネズミ同士でも激しく争うほど気性の荒い動物です。
動物性の食べ物を好み、自分より小さな生き物を狩る習性もあるため、ハムスターやインコが噛み殺される事例も少なくありません。
人に対しては通常逃げますが、追い詰められたときには積極的に噛みつくことがあります。
ドブネズミを見かけても、素手で捕まえようとしてはいけません。
逃げ場を失ったドブネズミは、人に向かって飛びかかることもあります。
警戒心が低い
おうちの
ミカタクマネズミが罠を避けるほど慎重なのに対し、ドブネズミは他のネズミより警戒心が薄い傾向にあります。
罠にかかりやすい一方、人との距離も詰めやすいことを意味します。
就寝中の人に近づいたり、動けない相手に噛みついたりするのは、この性質が背景です。
ドブネズミは夜行性ですが、安全だと判断した環境では昼間にも動き回ります。
天井裏や床下を昼間から走り回る音が聞こえる場合、住み着いている可能性があります。
ドブネズミが近年どんどん大型化しているのはなぜか
おうちの
ミカタ近年、都市部で捕獲されるドブネズミがかつてより大型化しているという報告が、国内外で相次いでいます。
主な原因は、飲食店周辺やゴミ集積場で常に手に入る豊富な食料です。栄養状態がよくなり、体格が大きく育つ個体が増えています。
市販の殺鼠剤に耐性をもつ個体も現れ、駆除されないまま成長する点も一因となっています。
- 都市部のドブネズミは餌が豊富で大型化しやすい
- 殺鼠剤への耐性をもつ個体は市販品で対処しにくい
- 体が大きいほど噛む力も強くなる
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ドブネズミに実際に噛まれた事例と噛まれた後に起こること
おうちの
ミカタ「ドブネズミに噛まれる」というのは、決して非現実的な話ではありません。
国内外には死亡例を含む深刻な事例が記録されており、噛まれた後の感染リスクも軽視できません。
ここでは、実際の事例と噛まれたときに起こりうることを整理します。
国内外で記録されている死亡事件
おうちの
ミカタアメリカでは、生後数か月の赤ちゃんがネズミに全身を噛まれて死亡した事件が報告されています。
南アフリカでも、親の隣で眠る赤ちゃんが顔を噛まれる事例が毎年発生してきました。
国内でも1987年、東京都内で就寝中の72歳女性が噛まれて鼠咬症を発症した事例が記録されています。
海外では、噛まれた傷が原因で失血死した事例もあります。
発見が遅れると、出血による深刻な結果を招くことも考えられるでしょう。
参考:東京都保健医療局「東京都ねずみ防除指針 被害の実態」
赤ちゃんや寝たきりの高齢者が狙われやすい
おうちの
ミカタドブネズミが人を噛む事例の多くは、自力で動けない赤ちゃんや寝たきりの高齢者が被害者となっています。
反撃されにくい相手に対して大胆に行動する傾向があるためです。
赤ちゃんや要介護者がいる家庭では、痕跡を見つけ次第すぐに対応しましょう。
東京都の調査では「夜眠れず持病が悪化した」「日中に寝てしまいケアが滞った」といった声が寄せられました。
精神面・身体面の両方に深刻な影響が及んでいる実態がうかがえます。
参考:東京都保健医療局「東京都ねずみ防除指針 被害の実態」
噛まれた傷が深刻になる可能性も
おうちの
ミカタドブネズミの歯は鋭く、深い傷を残すことがあります。
さらに深刻なのは、噛まれた直後から感染症のリスクが始まる点です。鼠咬症の起因菌は、ドブネズミの3〜25%が保有しているとされます。
初回の噛みつきでもアナフィラキシーショックを起こした事例があり、油断は禁物です。
軽い傷でも自己判断で放置せず、すぐに医療機関を受診してください。
鼠咬症やアナフィラキシーは早期治療が肝心です。
参考:国立健康危機管理研究機構「ラット咬傷歴が認められない鼠咬症例」IASR Vol.38
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ドブネズミの体内に潜む病原菌
おうちの
ミカタドブネズミの怖さは、噛みつきだけではありません。
体の中に数多くの病原体を抱えており、噛まれなくても感染する経路が複数あります。
フンや尿、死骸、ダニやノミを介した感染リスクを見ていきましょう。
フン・尿・死骸からも感染する:ドブネズミが媒介する主な疾患
おうちの
ミカタドブネズミが媒介する感染症は、噛みつきだけが原因ではありません。
フンや尿が食品・調理台を汚染するケースや、掃除中に舞い上がった粉塵から感染する事例も記録されています。
感染経路は直接接触・排泄物を介した間接伝播・ダニやノミを介した伝播の三つに整理されます。
ドブネズミの排泄物による汚染は、目に見える範囲よりも広がっていることがあります。
掃除や消毒の際は、必ず手袋とマスクを着用してから作業を始めてください。
ハンタウイルス(治療法がなく死亡率が高い)
ドブネズミが保有するハンタウイルスは、腎症候性出血熱とハンタウイルス肺症候群の原因です。
腎症候性出血熱は出血・発熱・腎不全を伴い、重症型の致命率は3〜15%に達します。
ハンタウイルス肺症候群には治療法がなく、海外では感染者の約半数が亡くなったとも報告されました。
腎症候性出血熱は感染症法上の4類感染症です。
国内での感染確認は近年ないものの、ドブネズミがウイルスを保有している事実は変わりません。
参考:国立健康危機管理研究機構「腎症候性出血熱(詳細版)」
サルモネラ菌・チフス(健康保菌者という落とし穴)
サルモネラ菌は、東京都内のビルで捕獲した個体の調査では10%が保有していたと報告されました。
感染すると食中毒のほか、腸チフスやパラチフスを発症することもあります。
厄介なのは、自覚症状がないまま菌を広げる「健康保菌者」が存在する点になります。
- 台所や食品棚にフンがあると食品が汚染されている可能性がある
- 調理台や食器はアルコール消毒を行う
- 無自覚に菌を広げる「健康保菌者」がいる点に注意する
レプトスピラ症(沖縄での発生事例と死亡率50%の重症例)
レプトスピラ症は、ネズミの尿に汚染された水や土壌に触れて感染する細菌性疾患です。
東京都の2003年の調査では、捕獲したドブネズミの22%からワイル病の原因菌が分離されました。
沖縄では1999年と2003年に川遊びでの集団感染が発生しています。
レプトスピラ症は人だけでなく動物にも感染します。
ペットを介して人に感染した事例もあるため、ドブネズミが疑われる環境ではペットの健康管理にも気を配りましょう。
ツツガムシ病・E型肝炎・ペスト
ドブネズミが媒介する感染症は、まだ他にもあります。
ツツガムシ病はダニが媒介し、高熱や発疹を伴って多臓器不全に進む場合もあるため注意が必要です。
ペストは現在も世界各地で毎年1,000〜3,000人規模の患者が発生しており、海外渡航時には警戒すべき疾患となります。
これらの感染症の多くは、噛まれなくても感染する可能性があります。
フン・尿・死骸に素手で触れることは避け、処理時は必ずマスクと手袋を着用してください。
寄生ダニ・ノミが人に移ってからが第二の感染ルート
おうちの
ミカタドブネズミの体にはイエダニやノミが多数寄生しており、ネズミが死亡すると行き場を失ったダニやノミが人へ移ります。
イエダニに刺されると、激しいかゆみと発疹を伴うことになります。
建物内が一年中快適な温度に保たれているため、季節を問わず刺咬被害が発生している点も見逃せません。
ドブネズミの死骸の周辺には、大量のダニやノミが残っていることがあります。
ゴム手袋・マスク・長袖で作業し、終わったら衣類を洗濯して入浴も済ませてください。
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ドブネズミが家に住み着くと起きる被害とは?
おうちの
ミカタドブネズミによる被害は、健康面だけにとどまりません。
家の構造・設備・精神状態にまで広く影響を及ぼし、長期間放置すると経済的な損失も積み重なります。
具体的にどんな被害が起きるのか、一つずつ確認していきましょう。
家財・建材への損傷
おうちの
ミカタドブネズミの歯は一生伸び続けるため、常に何かをかじって削る必要があります。
対象は食料に限らず、柱・断熱材・家具・プラスチック製品まで多岐にわたるため、修繕費が高額になるケースもめずらしくありません。
ガス管がかじられればガス漏れが起き、爆発や火災に至る危険性もあります。
- 壁や天井にかじり跡があったらネズミを疑う
- ガス管付近に痕跡があればガス事業者に点検を依頼する
- 修繕は駆除を終えてから行う
断線・漏電火災
おうちの
ミカタドブネズミによる電気系統への被害は、停電だけでなく火災の原因にもなります。
電気コードがかじられて絶縁体が剥がれると、ショートの火花が断熱材や巣の素材に引火するためです。
東京消防庁の集計では、平成8〜15年の8年間で97件の火災がネズミに起因すると確認されました。
電気コードに細かいかじり跡を見つけたら、見た目が軽くても漏電している可能性があります。
そのまま使い続けず、電気工事業者に点検や交換を依頼してください。
フンと尿が床・壁に染み込んで腐敗
おうちの
ミカタドブネズミは移動しながら尿を垂れ流す習性があり、通り道となった床や壁が汚染されていきます。
時間が経つと尿が木材に染み込み、腐敗やカビの発生につながるため要注意です。
フンの臭いは仲間を引き寄せるマーキングの役割も果たし、放置すれば繁殖が加速します。
フンや尿の消毒には、アルコール消毒剤や次亜塩素酸ナトリウム溶液が有効です。
乾燥したフンの粉塵は吸い込むだけで感染リスクがあるため、まず湿らせてから除去してください。
精神的ストレス・睡眠障害
おうちの
ミカタドブネズミは主に夜間に活動するため、天井裏や壁の中を走り回って大きな騒音を発生させます。
夜中に何度も目が覚めたり眠れない夜が続いたりすると、睡眠障害や体力低下を招く場合もあるため軽視できません。
東京都の調査でも、「夜眠れず持病が悪化した」という深刻な訴えが寄せられています。
ストレスや不安を感じているなら、まずは侵入経路や活動場所を特定することが解決への第一歩です。
専門業者に相談すれば、実態調査から対策までを一括して依頼できます。
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ドブネズミの被害を受けたときの正しい対処法
おうちの
ミカタドブネズミに遭遇した、噛まれた、フンを見つけた場合、それぞれの状況に合った対応が求められます。
間違った行動は被害を悪化させることがあるため、正しい手順を事前に知っておきましょう。
以下では、状況別の対処法をまとめます。
目の前にドブネズミが現れたら絶対にやってはいけないこと
おうちの
ミカタ突然ドブネズミと鉢合わせたとき、思わず素手で追い払おうとする方がいますが、これは非常に危険です。
追い詰められたドブネズミは、人に向かって飛びかかることがあります。
見かけたらゆっくり距離をとり、逃げ道を確保することが基本となります。
- 素手で触れようとしない
- 追い詰めて逃げ場をなくさない
- 他の動物に捕獲させようとしない
噛まれてしまった場合の応急処置と受診の判断基準
おうちの
ミカタドブネズミに噛まれたら、まず傷口を清潔な流水で5分以上洗い流してください。
その後、消毒薬で処置し、清潔なガーゼで圧迫止血しましょう。
傷が浅く見えても、必ず医療機関を受診し、医師に「ドブネズミに噛まれた」と伝えてください。
鼠咬症の潜伏期は3〜10日ほどで、発熱や発疹が出た場合は再受診が必要です。
呼吸困難や意識の変化が見られたら、ためらわずに救急車を呼んでください。
参考:国立健康危機管理研究機構「ラット咬傷歴が認められない鼠咬症例」IASR Vol.38
フンや死骸を処理するときに守るべき衛生ルール
おうちの
ミカタフンや死骸の処理は、素手やマスクなしで行ってはいけません。
乾燥したフンの粉塵にはハンタウイルスが含まれる可能性があり、吸い込むだけで感染するリスクがあるからです。
処理時は使い捨てのゴム手袋・マスク・長袖を着用し、消毒剤で湿らせてから取り除いてください。
- 使い捨て手袋とマスクを必ず着用する
- 乾いたまま触れず、先に湿らせる
- 廃棄物はビニール袋に入れ口を閉じて捨てる
- 作業後はシャワーを浴びる
ネズミ駆除は専門業者に依頼すべき
おうちの
ミカタ市販の殺鼠剤でも一時的な効果は見込めますが、最も難しいのは「侵入経路をすべて塞ぐ」作業です。
ドブネズミは1cm程度の穴も噛み広げて通り道にしてしまうため、専門知識なしに完結させるのは困難です。
侵入経路を残したまま個体だけ駆除しても、外から新たな個体が入り込むため再発を繰り返します。
- 専門業者なら調査から駆除・消毒まで一括対応できる
- 殺鼠剤耐性の個体にも対策が可能
- 再発防止策まで含めた依頼が費用対効果も高い
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ドブネズミに関するよくある質問(FAQ)
おうちの
ミカタドブネズミについては、「昼間は安全か」「フンに触れると感染するのか」などさまざまな疑問が寄せられます。
正しい知識をもつことが、被害を最小限に抑えるための第一歩です。
ここでは、特に多い質問にお答えします。
ドブネズミは昼間でも活動しますか?
おうちの
ミカタドブネズミは基本的に夜行性ですが、安全だと判断した環境では昼間でも活動します。
食料が豊富な環境では、昼夜を問わず動き回る個体も出てくるからです。
昼間に物音がする場合も、ドブネズミが住み着いている可能性は十分あります。
昼間に室内でドブネズミを目撃した場合、個体数が増えているサインかもしれません。
早急に専門業者へ相談することをおすすめします。
参考:国立環境研究所 侵入生物データベース「ドブネズミ」
ドブネズミのフンを見つけたら、素手で触っても大丈夫ですか?
おうちの
ミカタドブネズミのフンには、複数の病原体が含まれる可能性があるため、素手で触れてはいけません。
乾いたフンを掃除機で吸い込んだり、強く拭いて粉塵を舞い上げたりするのも危険です。
手袋とマスクを着用し、消毒液で湿らせてから除去してください。
掃除機での吸引は避けてください。
ウイルスが排気口から室内に拡散する危険性があるため、濡れた雑巾や除菌シートで包み込むように取り除くのが安全な方法です。
1匹見つけたら、すでに複数いると考えるべきですか?
おうちの
ミカタドブネズミを1匹目撃したら、すでに複数が住み着いていると考えるのが自然です。
繁殖力が非常に高く、1回の出産で平均8〜9頭を産むためになります。
天井裏や床下、壁の中に群れで潜んでいるケースも多いため、専門業者の調査をおすすめします。
1匹を確認してから対応を先送りにするほど、個体数も駆除費用も増えていきます。
早期発見と早期対応が最も合理的な選択です。
参考:国立環境研究所 侵入生物データベース「ドブネズミ」
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まとめ
おうちの
ミカタドブネズミは、他のネズミと比べて体が大きく、気性が荒く、警戒心も低い害獣です。
これらの性質が重なることで、赤ちゃんや高齢者への噛みつき被害が現実に起きており、フンや尿、寄生虫を介した感染リスクも高い相手といえます。
家財や電気設備、ガス管への損傷、漏電火災のリスクも見逃せず、精神面・身体面に長期的なダメージを与え続けるため、「気のせいかも」と感じる段階で早めに動くことが最善です。
フンや足音などドブネズミの気配を少しでも感じたら、まず専門業者に相談し、侵入経路の調査と駆除を一括で依頼することをおすすめします。
ネズミは夜行性で繁殖力が非常に高く、放置すると被害が急速に拡大します。騒音や悪臭による精神的ストレスだけでなく、感染症の媒介、電気配線をかじることによる火災リスク、建材の破損など、健康面・経済面での深刻な被害をもたらします。「おうちのミカタ」では、現地調査から駆除、侵入口の封鎖、清掃消毒、そして再発防止策まで、一貫したサービスをご提供しています。
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