ダニの被害について

見えない厄介者！

ダニはさまざまな環境に生息し、動植物や人間に害を及ぼします。世界中のいたるところに生息し、約50万種いると考えられています。その大半が、とても小さく目に見えないサイズをしています。環境に適応する力が高く、特に温暖で多湿な人間の住む環境はダニにとっては快適な天国。繁殖に適する条件が重なると、なんと150万匹ものダニがいることも。ダニが繁殖すると、死骸や排泄物が室内の埃となって舞い、アレルギー反応を引き起こすことがあります。ダニ駆除は、アレルギー症状のリスクを軽減し、健康的な生活を送るための一環としてとても重要です。

害獣と共に二次被害を引き起こす！

ダニは種類ごとに様々な特徴がありますが、アレルギー性鼻炎やぜんそく、ツツガムシ病など危険な病原菌を媒介し、健康被害を引き起こす可能性があります。また直接ダニが皮膚に寄生し、かゆみや発疹の原因になることも。そしてダニ被害にあった際はダニ駆除だけで終わり……で済まないケースがあることにご注意ください。ダニは害獣のパートナー。ハクビシン、イタチ、アライグマなどの害獣が必ずダニやノミが寄生しています。また害獣はエサとなる動物を捕獲した後に、巣に持ち帰って食事をする習性があり、その死骸にもダニやノミは寄生していることが多くあり、ダニやノミの発生原因となってしまいます。ダニ被害に遭った場合は、もしかしたら原因となる害獣が天井裏にこっそり潜んでいるかもしれません。もしもダニ被害に遭ったら害獣駆除業者に相談してみましょう。

参考元；厚生労働省：動物由来感染症を知っていますか？
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000155663.html