アライグマの捕獲に成功しても、そこで対策が終わりではありません。
捕獲後の個体をどう扱うか、汚れた場所をどのように清掃・消毒するか、さらに再び侵入されないための予防策まで、やるべきことは多岐にわたります。
本記事では、アライグマ駆除後に必要な手順を順を追って解説し、安心して日常生活を取り戻すための具体的な方法をお伝えします。
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アライグマを捕獲した後にやるべきことの全体像
アライグマを捕獲できたとしても、被害が完全に解決したわけではありません。
捕獲後には個体の適切な処理から清掃・消毒、そして再侵入を防ぐための対策まで、一連の流れを把握しておくことが大切です。
ここでは、駆除完了後に何をすべきか、その全体像を整理していきましょう。
駆除が完了しても終わりではない理由
アライグマを1匹捕獲できたからといって、それだけで問題が解決するとは限りません。
アライグマには一度エサ場として認識した場所に繰り返しやってくる習性があり、別の個体が同じルートをたどって侵入してくる可能性が高いためです。
加えて、住み着いていた間に残された糞尿は悪臭や害虫の発生源となるだけでなく、人やペットに感染症を引き起こすリスクもあります。
こうした背景から、捕獲後には清掃・消毒と侵入経路の封鎖をセットで行う必要があるのです。
捕獲しただけでは被害は止まりません。清掃・消毒・再侵入対策を行ってはじめて、本当の意味での駆除完了となります。
捕獲後から生活を取り戻すまでの4つのステップ
捕獲後の対応は、大きく分けて4つのステップに整理できます。
まず第一に、自治体への連絡と個体の引き渡しを行います。
次に、糞尿や汚染箇所の清掃・消毒を実施し、衛生面のリスクを取り除きましょう。
その後、ダニやノミといった害虫への対処を行い、最後に侵入経路を封鎖して再発を防止します。
- 自治体への連絡と個体の引き渡し
- 糞尿や汚染箇所の清掃・消毒
- ダニ・ノミなど害虫への対処
- 侵入経路の封鎖と再発防止策
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捕獲したアライグマはどうなる?処分までの流れ
捕獲したアライグマをどう扱えばよいのか、戸惑う方は少なくないはずです。
アライグマは特定外来生物に指定されており、勝手に移動させたり放したりすることは法律で禁じられています。
ここでは、捕獲後の連絡先から処分の流れ、自治体ごとの対応の違いまで順を追って解説します。
まずは自治体に連絡して指示を受ける
アライグマを捕獲したら、すぐに市区町村役所へ連絡してください。
担当窓口は自治体によって異なりますが、環境課や農林課、保健所などが対応するケースが多いです。
連絡を入れると、職員や委託業者がわなごと個体を回収しに来る場合もあれば、処分方法について指示を受ける場合もあります。
たとえば福岡市では、箱わなで捕獲された場合に借用者が市の環境調整課や委託業者へ連絡し、委託業者が箱わなごとアライグマを回収する仕組みが設けられています(参考:特定外来生物「アライグマ」について(福岡市))。
- 連絡先は市区町村役所の環境課・農林課・保健所など
- 自治体によっては委託業者が回収に来るケースもある
- 不明な場合はまず市役所の代表番号へ問い合わせる
生きたまま移動させることは法律で禁止されている
捕獲したアライグマを自分で別の場所へ運ぶ行為は、外来生物法によって禁止されています。
アライグマは特定外来生物に指定されているため、生きたまま運搬することは違法行為に該当し、違反した場合は3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科される可能性があります。
「遠くの山に放せば問題ない」と考える方もいるかもしれませんが、野外への放逐も法律上認められていません。
環境省の「アライグマ防除の手引き」でも、捕獲した個体は原則として再放逐できないことが明記されています(参考:アライグマ防除の手引き(環境省))。
生きたままアライグマを移動させると法律違反になります。捕獲後はその場で自治体へ連絡し、指示を仰ぎましょう。
殺処分の方法と自治体ごとの対応の違い
捕獲されたアライグマは、原則として殺処分の対象となります。
処分方法については、環境省告示「動物の殺処分方法に関する指針」において、できる限り苦痛を与えない方法で行うことが求められています(参考:動物の殺処分方法に関する指針(環境省告示))。
具体的には、炭酸ガス(二酸化炭素)による窒息死が広く採用されており、脳の機能が麻痺することで苦痛を感じにくいとされています。
ただし、自治体によって対応は異なります。
千葉県のように県が安楽殺処分場を設置し、市町村が捕獲個体を運搬するケースもあれば、市町村が独自に委託業者を通じて処分するケースもあります(参考:千葉県 第2期アライグマ防除実施計画(資料))。
殺処分の方法や体制は自治体ごとに異なります。事前に地元自治体の窓口で確認しておくと、捕獲後の対応がスムーズに進みます。
自分で処分しなければならないケースもある
自治体によっては、捕獲後の処分を住民自身が行う必要がある場合があります。
すべての自治体が回収サービスを提供しているわけではなく、なかには処分方法を案内するのみで実際の作業は自己対応を求められるケースも存在します。
このような場合、清掃センターでの引き取りが可能かどうか、あるいは委託業者を自分で手配する必要があるかなど、具体的な手順を自治体に確認しておくことが大切です。
自力での対応に不安がある方は、害獣駆除業者に相談すれば、捕獲から処分、その後の清掃までを一括で依頼することも可能です。
- 処分方法・引き取り先は自治体によって異なる
- 不安な場合は害獣駆除業者への依頼も検討する
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アライグマ駆除後の清掃・消毒はなぜ必要なのか
アライグマを追い出しても、住み着いていた痕跡をそのままにしておくのは危険です。
糞尿には病原菌や寄生虫が含まれている可能性があり、放置すると健康被害や建物の劣化につながります。
ここでは、清掃・消毒が欠かせない理由と、作業時に気をつけるべきポイントを解説します。
放置すると起こる健康被害と家屋へのダメージ
アライグマの糞尿を放置すると、深刻な健康被害と建物の損傷を招くおそれがあります。
奈良県の調査によれば、県内で捕獲されたアライグマからレプトスピラ症の陽性反応が確認されており、糞尿を介して人に感染するリスクがあることが報告されています。
さらに、アライグマ回虫という寄生虫は重度の神経障害を引き起こす可能性があり、感染予防のためにも糞尿の適切な処理が不可欠です(参考:アライグマの感染症について(奈良県))。
衛生面だけでなく、糞尿による湿気は木材の腐食を進行させ、天井や床が傷む原因にもなります。
糞尿の放置は感染症リスクを高めるだけでなく、建物自体を傷める原因にもなります。早めの清掃・消毒が欠かせません。
糞尿の除去と消毒を行う際の注意点
清掃作業を行う際は、必ず防護装備を着用してください。
マスク、ゴム手袋、ゴーグル、長袖・長ズボンの着用が基本であり、作業後は手洗いと洗顔を徹底しましょう。
消毒にはエタノールや次亜塩素酸ナトリウム系の洗剤が有効ですが、両者を混ぜると有毒ガスが発生するおそれがあるため併用は避けてください。
奈良県の資料では、アライグマ回虫の虫卵は薬剤ではほとんど効果がなく、焼却や煮沸といった高温処理が有効であることも示されています(参考:アライグマの感染症について(奈良県))。
使用した道具や着用した服は、そのまま処分するのが安心です。
- マスク・ゴム手袋・ゴーグルを必ず着用
- 作業後は手洗い・洗顔を徹底する
- 使った道具・服は処分が望ましい
ダニやノミなど二次的に発生する害虫への対処
アライグマが住み着いていた場所には、ダニやノミが発生している可能性があります。
これらの害虫はアライグマがいなくなった後も残り続け、人やペットに被害を及ぼすおそれがあります。
たとえばマダニはSFTS(重症熱性血小板減少症候群)を媒介することがあり、噛まれると重篤な症状を引き起こすケースも報告されています。
対策としては、燻煙剤やダニ用殺虫剤を使用する方法が効果的ですが、被害が広範囲に及ぶ場合は専門業者への依頼を検討しましょう。
清掃・消毒と合わせて害虫駆除も行うことで、二次被害を防ぐことができます。
ダニやノミは感染症を媒介することがあります。糞尿の清掃とあわせて、害虫対策も忘れずに行いましょう。
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アライグマを二度と侵入させないための予防対策
駆除と清掃が終わっても、再び侵入される可能性が残っていることを忘れてはいけません。
アライグマは学習能力が高く、一度エサ場や住処として認識した場所には繰り返しやってくる傾向があります。
ここでは、再発を防ぐために欠かせない予防策を具体的に紹介します。
アライグマは同じ場所に何度も戻ってくる
アライグマには、エサ場や巣として利用した場所に繰り返し戻ってくる習性があります。
1匹を捕獲したとしても、同じ群れの別の個体が同じルートをたどって侵入してくることは珍しくありません。
山口県農林総合技術センターが公開している被害対策マニュアルでも、捕獲だけでなく生息地管理や侵入防止策を組み合わせることの重要性が示されています(参考:アライグマ被害対策マニュアル(山口県農林総合技術センター))。
一度の駆除で安心せず、継続的な対策を講じることが大切です。
駆除後に「もう大丈夫」と油断すると、別の個体が同じルートで侵入してくるおそれがあります。予防策は必ず実施しましょう。
侵入口になりやすい場所と塞ぎ方
アライグマはわずか3〜5cm程度の隙間があれば侵入できるため、徹底的な点検と封鎖が欠かせません。
特に注意すべきなのは、通気口、換気口、基礎部分の穴、屋根と壁の隙間といった箇所です。
これらの侵入口は金網やパンチングメタルでしっかりと塞ぎ、手先が器用なアライグマでも開けられないよう頑丈に固定してください。
神戸市の案内でも、床下や換気口の点検と補修、屋根にかかる庭木の剪定が推奨されています(参考:アライグマ被害対策(神戸市))。
庭木の枝が屋根に接している場合は、定期的に剪定して侵入経路を断ちましょう。
- 通気口・換気口を金網で塞ぐ
- 基礎部分の穴や隙間を点検・補修する
- 屋根と壁の隙間を封鎖する
- 庭木の枝を剪定して屋根への経路を遮断
エサになるものを敷地内に置かない工夫
アライグマを寄せ付けないためには、エサとなるものを敷地内に放置しないことが基本です。
生ゴミは密閉容器に入れるか、収集日当日の朝に出すようにしましょう。
家庭菜園がある場合は、収穫後の残渣や傷んだ野菜・果物を速やかに片付けることが大切です。
ペットフードの食べ残しを屋外に放置するのも、アライグマを呼び寄せる原因となります。
こうした日常的な管理を徹底することで、アライグマにとって「エサのない場所」と認識させ、再侵入のリスクを下げることができます。
- 生ゴミは密閉容器で管理し、収集日当日に出す
- 収穫後の野菜くずはすぐに処分する
- ペットフードの食べ残しを外に放置しない
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自分でアライグマを駆除する場合と業者に依頼する場合の違い
アライグマの駆除後対応は、自力で行う方法と専門業者に依頼する方法の2通りがあります。
市役所などの自治体からサポートを受けることも可能ですが、すべてを任せられるわけではありません。
ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較して解説します。
市役所のサポートだけでは解決しにくい理由
市役所や自治体は、あくまで住民が自力で対応するための支援を行う立場にあります。
捕獲許可の発行や箱わなの貸し出し、業者の紹介といったサポートは受けられますが、実際の追い出し作業や清掃・侵入対策までは行ってくれないケースがほとんどです。
たとえば、わなの数に限りがあり、繁殖期など被害が多発する時期には貸し出しまで数週間待たされることもあります。
捕獲から処分、清掃、封鎖作業まですべてを自分で手配・実施するのは、時間的にも労力的にも負担が大きいと言わざるを得ません。
自治体のサポートは「支援」であり、「代行」ではありません。すべて任せられると考えず、自力対応の範囲を事前に確認しておきましょう。
業者に依頼するメリットと費用の目安
害獣駆除業者に依頼すれば、捕獲から清掃・消毒、再侵入防止まで一括で対応してもらえます。
業者は自治体や都道府県から正式な許可を得ていることが多く、依頼者自身が捕獲許可を取得する手間もかかりません。
さらに、アライグマ以外の害獣被害にも精通しており、現場の状況に応じた柔軟な対応が可能です。
費用の目安としては、被害の程度や作業範囲によりますが、おおむね5万円〜20万円前後が相場とされています。
再発防止工事や保証を含めたトータルサービスを提供する業者を選べば、長期的に見てコストを抑えられるケースもあります。
業者に依頼すれば、許可申請・捕獲・処分・清掃・封鎖まで一貫して任せられます。時間や労力に不安がある方は、早めに相談しましょう。
業者を選ぶときに確認したいポイント
害獣駆除業者を選ぶ際は、複数社から見積もりを取って比較することが大切です。
料金だけで判断せず、以下のようなポイントを確認しておきましょう。
まず、現地調査を無料で行ってくれるか、作業内容と料金の内訳が明確かをチェックしてください。
次に、再発時の保証やアフターサポートがあるかどうかも重要な判断材料です。
口コミや実績を調べ、強引な勧誘や即決を迫らない信頼できる業者を選びましょう。
- 現地調査・見積もりが無料かどうか
- 作業内容と料金の内訳が明確か
- 再発保証やアフターサポートの有無
- 口コミ・実績の評価
- 強引な勧誘がないか
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アライグマ駆除のその後に関するよくある質問(FAQ)
アライグマを駆除した後、どこに連絡すればいいのか、何を注意すべきなのか、疑問を抱える方は多いはずです。
ここでは、読者から寄せられることの多い質問をピックアップし、それぞれにお答えします。
Q1:アライグマを見つけたら警察に連絡すべき?
アライグマを見かけた場合、まず連絡すべきは市区町村役所の担当課です。
警察はアライグマの捕獲や処分を担当する機関ではないため、基本的には対応してもらえません。
自治体の環境課や農林課に連絡すれば、捕獲許可の手続きや業者の紹介といったサポートを受けることができます。
ただし、アライグマが攻撃的な様子を見せている場合や、人やペットに危害を加えそうな緊急性の高い状況であれば、警察に相談することも選択肢の一つになります。
状況に応じて連絡先を使い分けましょう。
Q2:捕獲したアライグマを業者に引き取ってもらえる?
害獣駆除業者によっては、捕獲後のアライグマを回収・処分まで対応してくれる場合があります。
ただし、すべての業者が対応しているわけではなく、事前に確認が必要です。
自治体から業者を紹介してもらえるケースもあるため、まずは役所に問い合わせてみるとよいでしょう。
自力で捕獲したものの処分に困っている場合は、業者に相談すれば解決策を提案してもらえます。
捕獲から処分まで一括で依頼できる業者を選べば、手続きの手間を大幅に軽減できます。
Q3:駆除後に消毒しないとどんなリスクがある?
消毒を行わずに放置すると、感染症や害虫被害のリスクが高まります。
アライグマの糞尿にはレプトスピラ菌やアライグマ回虫といった病原体・寄生虫が含まれている可能性があり、直接触れなくても空気中に舞った菌を吸い込んで感染するおそれがあります。
加えて、糞尿による湿気はダニやノミ、ゴキブリの繁殖を促し、二次被害の原因となります。
建物自体も木材の腐食やカビの発生によって傷んでいくため、長期間放置するほど修繕コストが膨らんでいきます。
駆除後は速やかに清掃・消毒を行い、衛生的な環境を取り戻すことが大切です。
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まとめ
アライグマの駆除は、捕獲して終わりではありません。
捕獲後には自治体への連絡、糞尿の清掃・消毒、そして再侵入を防ぐための対策が欠かせません。
一度エサ場として認識された場所には別の個体が戻ってくる可能性があるため、侵入経路の封鎖とエサの管理も徹底してください。
自力での対応に不安がある場合は、害獣駆除の専門業者に相談することをおすすめします。
捕獲から処分、清掃、再発防止まで一括で依頼できるため、確実かつ安全に問題を解決できます。
アライグマは体重5~7kgと大型で力が強く、屋根裏に侵入すると建物への被害が深刻になります。断熱材の破壊、配線の損傷、天井板の破損など物理的被害に加え、溜め糞による悪臭と建材腐食も問題です。特に注意すべきはアライグマ回虫などの寄生虫リスクで、糞に含まれる虫卵が人体に入ると重篤な症状を引き起こす恐れがあります。「おうちのミカタ」では、外来生物法に基づく適切な駆除と、自治体との連携による捕獲許可取得、そして徹底した清掃消毒で、アライグマ被害を根本から解決します。
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まずは調査にてご状況を確認させてください。