冬になると屋根裏の物音が静かになり、「ネズミが冬眠したのかな」と安心していませんか。
実は家に侵入するネズミは冬眠せず、寒さをしのぐため暖かい住宅内に潜んでいるのが実態です。
この記事では、冬のネズミの生態や静かになる理由、そして春の繁殖期を迎える前に実施すべき対策について解説します。
天井裏の足音やかじる音で夜も眠れない方へ
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ネズミは冬眠するのか?家ネズミと野ネズミの決定的な違い
ネズミと一口に言っても、種類によって冬の過ごし方は大きく異なります。
人間の生活圏に住む家ネズミと、山林に生息する野ネズミでは行動パターンが全く違うのです。
ここでは、冬眠の有無という観点から両者の違いを解説します。
家に侵入するネズミ(家ネズミ)は冬眠しない
住宅に侵入するドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは、冬眠という習性を持たない生き物です。
北海道大学の研究でも、住家棲ネズミ類は冬眠しないことが確認されています。
暖房設備の整った現代の住宅は、ネズミにとって一年中快適な環境となっています。
国立環境研究所のデータでも、クマネズミもドブネズミも1年中繁殖することが示されており、冬季も活動を継続しているのです。
家ネズミは体が小さく、エネルギーを長期間保存できないため、継続的な食料確保が生存の絶対条件となっています。
山林に生息する野ネズミは冬を越すために休眠する
山林に生息するアカネズミやヒメネズミは、厳しい冬を乗り切る独自の戦略を持っています。
完全な冬眠ではないものの、日内休眠と呼ばれる省エネルギー状態に入るのです。
野ネズミは秋のうちに食料を蓄え、冬は巣の中で過ごす時間を増やしてエネルギー消費を抑えます。
なお、ネズミ目に属するヤマネは完全に冬眠する種として知られています(参考:青森県庁「ヤマネ」)。
ヤマネはネズミ目・ヤマネ科に属し、樹洞などで冬眠しますが、家ネズミが属するネズミ科とは異なる分類群です。
冬のネズミが暖かい住宅に侵入する理由
冬眠しない家ネズミにとって、寒さは生存を脅かす脅威です。
気温が10℃を下回ると体温維持が困難になり、動きが鈍くなってしまいます。
東京都福祉保健局の資料では、寒いと1日以内に餓死する可能性があると指摘されています。
そのため、ネズミは秋から冬にかけて暖かい場所を求めて住宅に侵入するのです。
屋根裏や壁の中は外気温の影響を受けにくく、天敵からも守られた理想的な環境となっています。
現代の住宅は断熱性能が向上しているため、ネズミにとって格好の越冬場所となりやすいです。
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冬にネズミが静かになったと感じる3つの理由
「夏はうるさかった屋根裏のネズミが、冬になって急に静かになった」という経験をお持ちの方も多いでしょう。
しかし、これは冬眠ではなく別の理由によるものです。
ここでは、冬にネズミが静かになる3つの理由を解説します。
気温低下による活動量の減少で物音が少なくなる
ネズミは冬眠しないものの、気温の低下で活動量が減少します。
体が小さいネズミは体温維持だけで多くのエネルギーを消費するため、寒い環境では動きが鈍くなります。
特に気温が10℃以下になると、夏のように活発に走り回ることはなくなるのです。
そのため夜間の足音や物をかじる音が減り、いなくなったように感じられます。
しかし実際には、屋根裏や壁の隙間に潜んでエネルギーを節約しながら生き延びているのです。
音が聞こえなくても、フンや尿による汚染は冬の間も続いているため注意が必要です。
餌不足により衰弱・死亡している可能性がある
冬は屋外の食料源が枯渇するため、十分な餌を確保できないネズミは衰弱し、死亡するケースもあります。
ネズミは1日に体重の3分の1もの食料を必要とする大食漢であり、わずかな食料不足でも命に関わります。
住宅内でも食料へのアクセスが制限されていれば、餓死する個体が出て物音が静かになることがあるのです。
ただし死骸は屋根裏や壁の中に残されやすく、春先には腐敗臭やダニの発生源となります。
死骸が腐敗する過程で病原菌が繁殖し、衛生環境が悪化する危険性があります。
他の害獣に捕食されて個体数が減った
冬はイタチやハクビシンなど肉食性の害獣も暖かい場所を求めて住宅に侵入します。
これらの動物はネズミを主要な食料源としており、寒さで動きが鈍ったネズミは格好の獲物となります。
捕食によってネズミの個体数が減り、物音が静かになることがあるのです。
しかしこの場合、新たな害獣被害が発生している可能性が高いと言えます。
イタチやハクビシンはネズミより体が大きく、より激しい騒音や悪臭を発生させます。
- 物音の種類や大きさが変化した場合は、別の害獣が侵入している可能性があります
- 悪臭が強くなった場合は、イタチやハクビシンの侵入を疑いましょう
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冬でもネズミは家の中に潜んでいる!確認すべきラットサインとは
ネズミは警戒心が強く、人間の気配を感じると姿を隠すため、直接目撃する機会は多くありません。
しかし住み着いていれば必ずラットサインと呼ばれる痕跡を残しています。
ここでは、冬でもネズミの存在を確認できる代表的なラットサインを紹介します。
フンの形状と大きさでネズミの種類を特定できる
ネズミのフンは、最もわかりやすいラットサインの一つです。
ネズミは移動しながら排泄する習性があるため、通り道や餌場の周辺には必ずフンが落ちています。
フンの形状や大きさを観察することで、侵入しているネズミの種類をある程度特定できます。
- キッチンの隅や壁際にフンが落ちていないか
- 食品棚の裏側や家具の隙間を確認したか
- 屋根裏や床下の点検口から内部を調べたか
ドブネズミのフンの特徴
ドブネズミは家ネズミの中で最も体が大きく、体長20~28cmにも達します。
フンも比較的大きく、10~20mm程度で太めの楕円形をしています。
色は灰色から黒色で、丸みを帯びたラグビーボールのような形が特徴です。
主に下水道や地下、建物の1階部分に生息するため、キッチンの床や流し台の下でフンを見つけることが多いでしょう。
フンを発見した際は、必ず手袋とマスクを着用し、直接触れないよう注意してください。
ドブネズミのフンは1日に数十個も排泄されるため、放置すると病原菌による汚染が深刻化します。
クマネズミのフンの特徴
クマネズミは都市部のネズミ被害の大部分を占める種類で、高所への移動能力に優れています。
体長は15~23cm程度で、フンは6~10mm程度の細長い形状をしています。
色は茶色から灰色で、端が尖った米粒を細長くしたような外観が特徴的です。
屋根裏や天井裏、壁の中など高い場所を好むため、天井付近や梁の上でフンを見つけることが多いでしょう。
クマネズミのフンに含まれる病原菌が室内に落下すると、アレルギー症状や呼吸器疾患を引き起こすリスクがあります。
ハツカネズミのフンの特徴
ハツカネズミは3種類の中で最も体が小さく、成獣でも体長6~9cm程度です。
フンも非常に小さく、4~7mm程度で米粒状の形をしています。
色は茶色で、両端が尖った小さな楕円形が特徴です。
体が小さいため1cm程度の隙間があれば侵入でき、家具の裏や食品棚の奥に潜んでいることが多いでしょう。
繁殖力が非常に強いため、早期発見と対策が重要となります。
フンのサイズが小さいため見落としやすいですが、数が多い場合は深刻な被害が発生している可能性があります。
壁や配管沿いに残る黒ずんだ汚れの正体
壁の角や配管の周辺が黒く汚れていたら、ネズミが繰り返し通った証拠かもしれません。
ネズミの体には皮脂や汚れが付着しており、同じ場所を何度も通ることで黒い跡が残ります。
これを「ラットラン」と呼び、ネズミの主要な通り道を示す重要なサインです。
部屋の隅や家具と壁の間、配管に沿った部分に黒ずみが集中して現れます。
ラットランを発見したら、粘着シートや毒餌を設置する効果的なポイントとなります。
- ラットランは触るとベタつくような感触があります
- この汚れをたどることで、侵入口や巣の場所を特定する手がかりになります
電気コードや木材に残る歯形から被害状況を把握する
ネズミの前歯は生涯伸び続けるため、硬いものを常にかじって削る習性があります。
木材、段ボール、プラスチック、電気コードなどによく歯形が残ります。
特に注意が必要なのは、電気コードや配線がかじられているケースです。
配線が損傷すると漏電やショートの原因となり、最悪の場合は火災につながる危険性があります。
歯形を発見した場合は、すぐに被害の拡大を防ぐ対策を講じましょう。
ネズミによる配線の損傷が原因で火災が発生した事例も報告されており、早急な対処が必要です。
天井裏や壁の中から聞こえる音の特徴
ネズミは夜行性のため、人間が就寝する時間帯に活発に動き出します。
天井裏や壁の中から聞こえる音には、いくつかの特徴的なパターンがあります。
「カタカタ」「カリカリ」という音は、ネズミが木材や断熱材をかじっている音です。
「ドタドタ」「パタパタ」という走る音は、複数のネズミが移動している可能性を示しています。
特に深夜2時から4時頃に活動が活発になる傾向があるため、この時間帯に注意して聞いてみましょう。
壁の中から「カリカリ」という音が聞こえる場合、ネズミが巣材を集めたり移動したりしている可能性が高いです。
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冬のネズミ被害は想像以上に深刻-放置すると起こる3つのリスク
「冬はネズミが静かだから大丈夫」と油断していると、春に取り返しのつかない被害に直面します。
ネズミによる被害は不快感だけでなく、健康や財産、生命の危険にまで及ぶ深刻なものです。
ここでは、冬にネズミを放置することで起こる3つの主要なリスクを解説します。
騒音による睡眠不足とストレスの蓄積
ネズミは夜行性のため、人間が就寝する時間帯に最も活発に活動します。
天井裏を走り回る足音や木材をかじる音が深夜に響くことで、睡眠が妨げられます。
これが毎日続くと慢性的な睡眠不足に陥り、集中力の低下やイライラの原因となります。
家族全員が被害を受けることで、家庭内の雰囲気が悪化する悪循環に陥ることもあるでしょう。
騒音被害は目に見えにくいものの、長期的な健康被害につながる深刻な問題です。
冬は秋に生まれた子ネズミが成長する時期でもあり、個体数の増加に伴って騒音も激しくなります。
病原菌や寄生虫による健康被害の危険性
ネズミは不衛生な環境で生活しているため、体や糞尿には多数の病原菌や寄生虫が含まれています。
これらは人間に感染する可能性があり、時には命に関わる疾患を引き起こします。
ここでは、特に注意すべき3つの健康リスクを紹介します。
ネズミの死骸を放置すると、寄生していたダニやノミが大量に発生し、人間を刺すようになります。
鼠咬症(そこうしょう)のリスク
鼠咬症は、ネズミに咬まれることで感染する細菌性疾患です。
ネズミの口腔内の細菌が傷口から侵入し、発熱、皮疹、関節炎などの症状を引き起こします。
治療が遅れると敗血症などの重篤な合併症に進行することもあります。
特に抵抗力が低い子どもや高齢者は重症化しやすいため注意が必要です。
万が一ネズミに咬まれた場合は、すぐに傷口を洗い、速やかに医療機関を受診してください。
ネズミの死骸や巣を処理する際も、必ず厚手の手袋を着用し、素手で触れないようにしましょう。
フンや尿から感染する病気
ネズミのフンや尿には、サルモネラ菌やレプトスピラ菌など多様な病原菌が含まれています。
乾燥したフンが粉塵となって空気中に舞い上がり、呼吸で体内に入ることで感染します。
サルモネラ菌による食中毒は、激しい下痢、嘔吐、高熱などの症状を引き起こします。
レプトスピラ症は重症化すると黄疸や腎不全に至る危険があります。
フンを発見した際は、掃除機で吸い込まず、湿らせた布で拭き取った後に消毒液で処理しましょう。
- フンの清掃時は必ずマスクと手袋を着用する
- 清掃後は消毒液でしっかり処理する
ダニ・ノミによるアレルギー症状
ネズミの体には、イエダニやノミなどの寄生虫が多数寄生しています。
ネズミが死ぬと、これらの寄生虫は新たな宿主を求めて人間を刺して吸血するようになります。
イエダニに刺されると、激しいかゆみを伴う赤い発疹が現れます。
ダニの死骸やフンは強力なアレルゲンとなり、アレルギー性鼻炎や気管支喘息を引き起こすこともあります。
特に小さな子どもやアレルギー体質の方は重症化しやすいため、徹底的な駆除と清掃が必要です。
ネズミが住み着いている家では、知らないうちに大量のダニやノミが繁殖していることが多いです。
配線の断線による火災と家屋の損壊リスク
ネズミによる被害で最も深刻なのが、電気配線の損傷による火災リスクです。
ネズミは前歯を削るために硬いものをかじる習性があり、電気コードも例外ではありません。
配線の被覆がかじられて銅線が露出すると、漏電やショートが発生し火災につながる危険があります。
特に冬は空気が乾燥しており、断熱材が多い屋根裏では小さな火花でも火災が拡大しやすいのです。
こうした経済的損失は駆除費用とは比較にならないほど巨額であり、早期対策が重要となります。
ネズミは木材の柱や梁もかじるため、建物の構造的強度が低下し、地震時の倒壊リスクも高まります。
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なぜ冬がネズミ駆除のベストシーズンなのか?3つの理由を解説
「ネズミ駆除は暖かい時期にやるもの」と思っていませんか。
実は、冬こそがネズミ駆除に最も適した季節なのです。
ここでは、冬が駆除のベストシーズンである3つの理由を解説します。
春の繁殖期前に駆除すれば被害の拡大を防げる
ネズミの繁殖力は驚異的で、1回の出産で5~10匹もの子どもを産みます。
生まれた子ネズミは生後2~3か月で性成熟に達し、自ら繁殖を始めるため、放置すると急激に個体数が増加します。
特に春(3~5月)は繁殖のピークを迎えるため、冬のうちに駆除すれば被害の拡大を防げるのです。
春を迎えてから駆除を始めても、すでに大量の子ネズミが生まれた後では対応が追いつきません。
冬の間に巣を特定して破壊しておけば、春の繁殖に必要な環境を奪うことができます。
秋に生まれた子ネズミは冬の間に性成熟に達するため、春になる前に駆除することが重要です。
餌不足の状態なので罠や毒餌の効果が高まる
冬は屋外の食料源が枯渇するため、ネズミは常に飢餓状態に近い状況に置かれています。
前述のように寒い環境では1日以内に餓死する可能性もあるため、食べ物への警戒心が薄れます。
そのため冬のネズミは毒餌や罠にかかりやすくなるのです。
通常、ネズミは新しいものに対して「新物恐怖症」という警戒心を示しますが、餌に飢えた冬は積極的に罠に近づきます。
粘着シートや殺鼠剤の効果が最大限に発揮される季節と言えるでしょう。
- キッチンや食品庫など、ネズミが餌を求めて訪れる場所に罠を設置しましょう
- 冬は個体間の餌の奪い合いも激しいため、複数の個体が同時にかかる確率も高まります
低温により死骸の腐敗速度が遅く衛生的に処理できる
ネズミ駆除で避けられないのが、死骸の処理という作業です。
夏場に駆除を行うと、死骸は短時間で腐敗が進み、強烈な悪臭やウジ虫の発生といった衛生問題を引き起こします。
一方、冬は気温が低いため死骸の腐敗速度が大幅に遅くなります。
死骸を発見して回収するまでの時間的余裕が生まれ、衛生的に処理することが可能です。
また低温環境では病原菌の増殖速度も遅くなるため、感染リスクも相対的に低くなります。
冬は「処理しやすい駆除」が可能な季節であり、作業の安全性と快適性が向上します。
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冬のうちに実践したいネズミ対策-侵入を防ぐ4つの方法
春以降にネズミの被害を拡大させないためには、冬のうちに予防対策を徹底することが重要です。
ネズミは賢い動物であり、一度快適な環境だと認識すると繰り返し侵入を試みます。
ここでは、自分でも実践できる効果的な4つの対策方法を紹介します。
食料を密閉容器で保管しネズミの餌を絶つ
ネズミ対策の基本は、餌となる食料を徹底的に管理することです。
ネズミは雑食性で、人間が食べるものならほとんど何でも口にします。
餌がなければ生存できないため、食料管理を徹底することで侵入を抑制できるのです。
- 食品は必ず密閉容器に入れる
- 生ゴミは毎日処分し、蓋付きゴミ箱を使用する
- ペットフードは食事時以外は片付ける
- 仏壇のお供え物は速やかに下げる
キッチンで注意すべきポイント
キッチンはネズミにとって最も魅力的な場所であり、常に食料の匂いが漂っています。
台所に食品を出しっぱなしにしていると、その匂いに誘われてネズミが侵入する原因となります。
すべての食材は密閉容器に入れて保管しましょう。
ビニール袋や段ボールでは、ネズミの鋭い歯で簡単に破られてしまいます。
ガラスやプラスチック製の蓋付き容器を使用することで、物理的に侵入を防げます。
生ゴミは室内にため込まず、毎日こまめに処分することも重要です。
シンクに食器や調理器具を溜めておくことも避け、使用後はすぐに洗って片付けましょう。
ペットフードや仏壇のお供え物の管理
見落としがちですが、ペットフードや仏壇のお供え物も絶好の餌となります。
ペットフードは栄養価が高く、ネズミにとって非常に魅力的な食料です。
犬や猫の餌は食事の時間だけ与え、食べ残しはすぐに片付けましょう。
仏壇のお供え物も、お参りが済んだら速やかに下げる習慣をつけることが重要です。
これらの対策を徹底することで、「この家には食べ物がない」とネズミに認識させられます。
観葉植物の肥料や球根、種子なども、ネズミの餌になり得るため適切に管理しましょう。
巣材となる紙類や布類を放置しない環境づくり
ネズミは出産と子育てのために暖かく安全な巣を作ります。
巣の材料となるのは、新聞紙、段ボール、布切れ、ビニール袋などです。
特に冬は寒さから身を守るため、より多くの巣材を必要とします。
不要な新聞紙や雑誌、段ボールはため込まずにこまめに処分しましょう。
巣材を徹底的に排除することで、ネズミが快適に繁殖できない環境を作り出せます。
- ネット通販の段ボールは早めに処分する
- 古着や使わない布団も長期間放置しない
- 屋根裏や物置は定期的に清掃と整理整頓を行う
侵入経路となる隙間を徹底的に封鎖する方法
ネズミの侵入を根本的に防ぐには、侵入経路を物理的に遮断することが最も効果的です。
ネズミは驚くほど小さな隙間から侵入でき、成獣でも2~3cm、子ネズミなら1cm程度の隙間があれば通り抜けます。
ここでは、主要な侵入経路とその封鎖方法を紹介します。
- 換気口や通気口に金網を設置したか
- 配管周りの隙間をパテで埋めたか
- 壁のひび割れを補修したか
- 屋根裏や床下の点検口を確認したか
換気口や通気口の対策
換気口や通気口は、ネズミが最も頻繁に利用する侵入経路の一つです。
特に屋根の通気口や床下の換気口は、常に開放されているためネズミにとって格好の入口となります。
対策としては、金網やステンレス製のパンチングメタルで覆うことが効果的です。
網目は5mm以下の細かいものを選び、ビスや釘でしっかりと固定しましょう。
プラスチック製のカバーはかじられる可能性があるため、必ず金属製を使用してください。
- キッチンやトイレの換気扇も侵入経路になり得ます
- 通気を妨げないよう注意しながら、ネズミが入れない構造にしましょう
配管周りや壁のひび割れの処理
エアコンの配管穴やガス管、水道管などが壁を貫通している部分には、必ず隙間が存在します。
これらの隙間は見落とされがちですが、ネズミの主要な侵入ルートとなっています。
対策としては、パテやコーキング剤で隙間を完全に埋めることが有効です。
通常のパテではかじられる可能性があるため、金属たわしを詰め込んでからパテで固める方法がおすすめです。
壁のひび割れや建物と基礎の接合部の隙間も要注意ポイントです。
雨戸の戸袋や屋根瓦の隙間も侵入経路になりやすいため、専門業者に点検を依頼することも検討しましょう。
効果的な封鎖資材の選び方
侵入口を封鎖する際は、ネズミがかじれない硬い素材を選ぶことが重要です。
小さな隙間には、金属たわしを詰め込む方法が簡単で効果的です。
より大きな穴には、パンチングメタルや金網を使用しましょう。
また、防鼠パテという専用の補修材も市販されており、通常のパテより硬くかじりにくい成分が配合されています。
複数の資材を組み合わせることで、より強固な封鎖が可能になります。
侵入口の完全な特定と適切な封鎖は専門的な技術を要するため、難しい場合は業者への依頼を検討しましょう。
忌避剤を活用してネズミが近寄りにくい環境を作る
忌避剤は、ネズミが嫌がる匂いや成分を利用して侵入を防ぐグッズです。
殺すのではなく追い出すことを目的としているため、駆除と併用することでより高い効果を発揮します。
忌避剤にはいくつかのタイプがあり、それぞれに特徴があります。
忌避剤は追い出す効果はありますが、殺すことはできません。必ず侵入口の封鎖や餌の管理と併用しましょう。
スプレータイプの使い方
スプレータイプの忌避剤は、即効性が高くピンポイントで使用できるのが特徴です。
ネズミの通り道や侵入口に直接スプレーすることで、その場所を通れなくできます。
ラットランが確認された壁際や、フンが発見された場所に重点的に噴射しましょう。
使用の際は換気を十分に行い、効果は数日から1週間程度のため定期的に再噴射が必要です。
- 人やペットがいない状態で使用する
- 屋外で使用する場合は雨で流れやすいので注意
くん煙タイプの使い方
くん煙タイプは、煙とともに忌避成分を空間全体に拡散させる方式で、広範囲に効果を及ぼすことができます。
屋根裏や床下など人がアクセスしにくい場所に潜むネズミを追い出すのに有効です。
使用前に食品や食器は必ず片付け、火災報知器にカバーをかけるなどの準備が必要です。
使用中は部屋を無人にし、使用後は十分に換気を行いましょう。
ペットや小さな子どもがいる家庭では使用に注意が必要です。事前に注意書きをよく読んでください。
設置タイプの使い方
設置タイプの忌避剤は、置くだけで長期間効果が持続する手軽さが魅力です。
ゲル状、固形、シート状など様々な形態があり、屋根裏や床下に設置するだけで効果を発揮します。
効果の持続期間は製品によって異なりますが、1~3か月程度のものが一般的です。
同じ忌避剤を長期間使い続けるとネズミが慣れてしまうため、異なる種類をローテーションすることをおすすめします。
- ネズミの通り道や暗く静かな場所に設置する
- 複数箇所に設置して家全体を「居心地の悪い場所」にする
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自力でのネズミ対策に限界を感じたらプロに相談すべき理由
ここまで自分でできる対策を紹介しましたが、完全な駆除は専門的な知識と技術を要する難しい作業です。
市販のグッズを使った対策には一定の効果がありますが、根本的な解決には至らないケースが多いのが現実です。
ここでは、プロの業者に依頼すべき3つの理由を解説します。
ネズミの帰巣本能により自力駆除では再発しやすい
ネズミには強い帰巣本能があり、一度住み着いた場所には繰り返し戻ろうとします。
忌避剤や罠で一時的に追い出しても、侵入経路が残っていれば同じネズミが再び侵入してきます。
自力での対策では、すべての侵入口を完全に特定して封鎖することが困難です。
ネズミは非常に小さな隙間から侵入するため、素人では見落としてしまう箇所が必ずあります。
専門業者はネズミの行動パターンを熟知しており、見落としなく侵入口を特定し確実に封鎖できます。
再発を防ぐには追い出しと封鎖を同時に行う必要があり、プロの技術が不可欠な作業です。
専門業者による徹底的な駆除と封鎖施工のメリット
専門業者に依頼する最大のメリットは、駆除から予防まで一貫して任せられることです。
プロは現地調査を行い、被害状況やネズミの種類、個体数、侵入経路を正確に把握します。
業者が使用する薬剤や機材は業務用のものであり、効果も持続力も市販品とは比較になりません。
また多くの業者は駆除後の保証サービスを提供しており、再発した場合は無償で対応してくれます。
長期的に見れば、プロに一度徹底的に駆除してもらう方が結果的に費用を抑えられることも多いのです。
- 専門業者は屋根裏や床下など、アクセスしにくい場所の作業も安全に行えます
- 駆除だけでなく、清掃、消毒、予防まで一貫して対応してくれます
死骸処理や消毒作業を安全に任せられる安心感
ネズミ駆除で厄介なのが、死骸の処理と汚染された場所の清掃・消毒です。
死骸には病原菌や寄生虫が存在しており、素手で触れることは危険です。
屋根裏や壁の中で死んだ場合、発見して回収すること自体が困難な作業となります。
専門業者は適切な防護具を着用し、安全な方法で死骸を回収・処分してくれます。
消毒にも専用の薬剤を使用するため、家族が安心して暮らせる環境を取り戻せます。
自分で処理することに不安がある方や、小さな子どもがいる家庭では、プロに任せることで精神的な負担も軽減されます。
ネズミ被害でお困りですか?
騒音・悪臭・感染症リスクを放置すると被害が拡大します。プロの調査で原因を特定しましょう。
ネズミに関するよくある質問(FAQ)
ネズミの冬眠や駆除に関して、多くの方が疑問に思うポイントがあります。
ここでは、特によく寄せられる4つの質問について回答します。
Q1:冬になるとネズミの活動時間は変わりますか?
ネズミは基本的に夜行性であり、日没後から夜明け前が最も活発な時間帯です。
冬になってもこの基本的な活動パターンは変わりません。
特に深夜2時から4時頃が活動のピークとなり、天井裏や壁の中から物音が聞こえることが多いでしょう。
日中は巣の中で休息していることが多く、人間の活動が活発な時間帯には姿を見せません。
音が聞こえなくても油断せず、ラットサインで存在を確認することが重要です。
Q2:屋根裏で音がしなくなったらネズミはいなくなったと判断して良いですか?
音がしなくなっただけでは、ネズミがいなくなったと判断できません。
冬は気温低下で活動量が減少したり、餓死や捕食で一時的に個体数が減っているだけの可能性があります。
本当にいなくなったかを確認するには、新しいフンが出ていないかを数週間にわたって観察しましょう。
また、食品がかじられていないかも確認してください。
春になって気温が上がると再び活動が活発化する可能性があるため、継続的な監視と予防対策が必要です。
Q3:冬のネズミ駆除にかかる費用相場はどのくらいですか?
ネズミ駆除の費用は、被害の規模や建物の構造によって大きく変動します。
一般的な戸建て住宅の場合、初回の調査と駆除で15,000円から30,000円程度が相場です。
完全駆除と予防を含む総合的なプランでは、100,000円から300,000円程度の費用を見込む必要があるでしょう。
費用を抑えるポイントとしては、複数の業者から見積もりを取ることが挙げられます。
一部の自治体では補助金制度を設けている場合があるため、確認してみることをおすすめします。
Q4:市販の粘着シートや毒餌だけで完全に駆除できますか?
市販の粘着シートや毒餌には一定の効果がありますが、これらだけで完全に駆除することは非常に困難です。
粘着シートは設置場所の特定が難しく、警戒心の強いネズミは避けて通ることも多いです。
毒餌についても、豊富な食料がある環境では見慣れない毒餌を食べない個体も存在します。
最も重要なのは駆除と同時に侵入口を封鎖することですが、これは専門的な知識がないと困難です。
市販グッズは被害が軽微な初期段階やプロの駆除までの応急処置として有効ですが、根本的な解決には専門業者の力が必要でしょう。
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まとめ
家に侵入するネズミは冬眠せず、むしろ暖かい住宅を求めて積極的に侵入してきます。
冬に物音が静かになっても、それは活動量の減少や個体数の一時的な変動によるものです。
冬はネズミ駆除のベストシーズンであり、春の繁殖期を迎える前に対策を講じることで被害の拡大を防げます。
自力でできる対策として、食料管理、巣材の撤去、侵入口の封鎖、忌避剤の活用などがありますが、完全な駆除には専門業者の力が必要です。
ネズミは夜行性で繁殖力が非常に高く、放置すると被害が急速に拡大します。騒音や悪臭による精神的ストレスだけでなく、感染症の媒介、電気配線をかじることによる火災リスク、建材の破損など、健康面・経済面での深刻な被害をもたらします。「おうちのミカタ」では、現地調査から駆除、侵入口の封鎖、清掃消毒、そして再発防止策まで、一貫したサービスをご提供しています。
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