「猫を飼えばネズミがいなくなる」という話を耳にしたことがある方は多いかもしれません。
たしかに猫はネズミの天敵として知られており、古くから人間の暮らしのそばでネズミを捕まえてきた歴史があります。
この記事では、猫とネズミの関係性や、猫にネズミ退治を任せることのリスク、そして猫に頼らない適切なネズミ対策について詳しく解説します。
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猫とネズミの関係はどうして「天敵」と言われるのか
猫がネズミの天敵と呼ばれる背景には、両者の間に築かれてきた長い歴史があります。
農耕文化の発展とともに、穀物を荒らすネズミから食料を守る存在として猫が重宝されてきました。
ここでは、猫とネズミの関係性がどのように形成されたのか、その歴史的背景と生物学的な理由を掘り下げていきます。
農耕時代から続く猫とネズミの歴史
猫と人間の共生は、約1万年前の農耕文化の始まりにさかのぼるとされています。
人々が穀物を貯蔵するようになると、それを狙ってネズミが集まるようになりました。
そのネズミを捕食するために野生の猫が人間の居住地に近づくようになり、やがて両者の共存関係が生まれたと考えられています。
日本においても、奈良時代に中国から経典とともに猫が渡来し、書物をネズミの害から守る役割を担っていたという記録が残っています。
江戸時代になると養蚕農家を中心に、蚕を食べるネズミを駆除する目的で猫が飼われるようになりました。
こうした歴史から、猫はネズミの天敵というイメージが現代まで受け継がれているのです。
猫がネズミの天敵とされるのは、穀物を守るパートナーとして何千年も人間と暮らしてきた歴史があるためです。
猫の狩猟本能がネズミを標的にする理由
猫は本来、単独で狩りをする肉食動物であり、小さく素早く動く獲物を追いかける習性を持っています。
ネズミはまさにその条件に当てはまる獲物であり、カサカサと動き回る姿が猫の狩猟本能を強く刺激するのです。
猫の目は動くものを捉える能力に優れており、暗い場所でも獲物を発見できる視力を備えています。
加えて、猫は音を頼りに獲物の位置を正確に把握する聴覚も発達しているため、壁の中や床下で動くネズミの気配を察知できることもあります。
こうした身体的な特徴が、猫をネズミ狩りに適した動物にしているといえます。
ただし後述するように、現代の飼い猫がこの本能を発揮する機会は極めて限られているのが現状です。
猫の気配や匂いはネズミを遠ざけるのか
猫がいる家にはネズミが寄りつかないという話がありますが、これには一定の根拠があります。
猫の体臭や尿に含まれる成分は、ネズミにとって天敵の存在を示す警戒シグナルとして機能することがわかっています。
実際に、猫の匂いを嗅いだネズミがその場所を避ける行動をとるという研究報告も存在します。
しかしながら、この忌避効果だけでネズミ被害を完全に防げるわけではありません。
ネズミは学習能力が高く、猫が行動しない時間帯や場所を把握して活動するようになることもあるためです。
屋根裏や壁の内部など、猫が物理的に立ち入れない空間にネズミが棲みついてしまえば、猫の気配だけで追い出すことは困難になります。
猫の匂いや気配にはネズミを警戒させる効果がありますが、すでに棲みついたネズミを追い出すには不十分です。
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なぜ今の飼い猫はネズミを追わなくなったのか
かつてはネズミ退治の名手として活躍した猫ですが、現代の飼い猫の多くはネズミに興味を示さないことが珍しくありません。
その背景には、飼育環境の変化や狩りを学ぶ機会の喪失といった要因があります。
ここでは、現代の猫がネズミを追わなくなった理由を詳しく見ていきます。
室内飼育で狩りの経験がない現代の猫
現代の日本では、猫の室内飼育が一般的になっています。
交通事故や感染症から猫を守るためには正しい選択ですが、その結果としてネズミと遭遇する機会がほとんどなくなったという側面もあります。
生まれてから一度も野生の獲物を見たことがない猫にとって、ネズミは未知の存在でしかありません。
たとえ目の前にネズミが現れたとしても、それを獲物として認識できず、追いかけようとしない個体も少なくないのです。
毎日決まった時間にフードをもらえる環境では、わざわざ自分で獲物を捕まえる必要性も感じないことが考えられます。
こうした理由から、現代の飼い猫にネズミ駆除を期待するのは難しいといえます。
親猫から狩りを教わる機会が失われた背景
猫の狩猟行動は、生まれつきの本能だけでなく親猫から教わって身につける部分が大きいとされています。
野生の環境では、母猫が捕まえた獲物を子猫に与え、やがて生きた獲物を使って狩りの練習をさせる光景が見られます。
しかしペットショップやブリーダーから迎えられた子猫の多くは、幼いうちに親猫と離されているのが実情です。
親猫から狩りを学ぶ機会がないまま成長した猫は、たとえ狩猟本能を持っていたとしても、それを実践に移す術を知りません。
おもちゃを追いかける遊びは見せるものの、実際の獲物を仕留めるまでの一連の行動を完遂できない猫も多いのです。
このような背景から、現代の飼い猫にネズミ退治を任せることは現実的ではなくなっています。
狩りの技術は親猫から学ぶ部分が大きく、幼少期に親猫と離れた現代の飼い猫は狩猟行動を習得していないことが多いです。
狩猟能力が高いとされる猫種の特徴
すべての猫がネズミを追わなくなったわけではなく、品種や生育環境によっては狩猟能力を発揮する個体も存在します。
メインクーン、シャム、シベリアン、ジャパニーズボブテイルなどの品種は、比較的狩猟本能が強いとされています。
ただし個体差が大きいため、これらの品種を飼えば必ずネズミを捕まえてくれるというわけではありません。
野良猫や農家育ちの猫が狩りをする理由
野良猫や農家で放し飼いにされている猫は、生きるために狩りをする必要がある環境で育っています。
日常的にネズミや小動物と遭遇し、実際に捕まえて食べる経験を重ねているため、狩猟行動が身についているのです。
母猫から狩りを教わる機会にも恵まれており、獲物を追跡し、仕留め、持ち帰るまでの一連の行動を自然に習得しています。
農家では今でもこうした猫がネズミ対策として一定の役割を果たしているケースがあります。
しかしながら、後述するように猫がネズミを捕まえることには健康上のリスクが伴うため、積極的に推奨できる方法とはいえません。
飼い猫をネズミ駆除のために外に出すことは、猫自身の安全と健康を損なうおそれがあるのです。
狩りの経験がある猫でもネズミを捕まえることで感染症にかかるリスクがあり、駆除目的で猫を使うことは推奨されません。
ネズミが猫の行動を学習して回避するケースも
ネズミは非常に高い学習能力を持つ動物であり、天敵である猫の行動パターンを把握して回避することがあります。
猫が眠っている時間帯や、猫が入れない場所を特定し、そこを拠点に活動するようになるのです。
屋根裏や壁の内部、床下といった空間はまさにその典型であり、猫がどれだけ優秀なハンターであっても手が届きません。
さらに、都市部のネズミは人間や天敵から身を守る術を世代を超えて身につけており、簡単には捕まらないよう進化しています。
殺鼠剤に対する耐性を持つ「スーパーラット」と呼ばれる個体が増えていることからも、ネズミの適応力の高さがうかがえます。
こうした理由から、猫の存在だけでネズミ被害を根本的に解決することは困難なのです。
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猫がネズミを食べるとどんな危険があるのか
たとえ猫がネズミを捕まえたとしても、そこには見過ごせない健康上のリスクが潜んでいます。
ネズミはさまざまな病原菌や寄生虫を保有しており、猫がネズミを口にすることで深刻な感染症にかかる可能性があるのです。
ここでは、猫と飼い主の双方に及ぶ危険性について詳しく解説します。
寄生虫による感染症が猫の体を蝕む
ネズミを捕食した猫は、ネズミが体内に持っている寄生虫に感染するおそれがあります。
代表的なものとして、猫条虫やトキソプラズマ、エキノコックスなどが挙げられます。
猫条虫は猫の小腸に寄生し、多数が感染すると下痢や嘔吐、食欲不振といった症状を引き起こすことがあります。
トキソプラズマは、感染したネズミを捕食することで猫に感染し、発熱やリンパ節の腫れ、下痢などを起こす場合があります。
エキノコックスは北海道を中心に感染が報告されており、感染した野ネズミを食べた犬や猫が保菌者となり得ます。
これらの寄生虫感染を防ぐためには、猫がネズミを捕食する機会を与えないことが最も確実な方法です。
参考:公益社団法人 埼玉県獣医師会「猫のトキソプラズマ症」
ネズミを食べた猫は、猫条虫やトキソプラズマなどの寄生虫に感染するリスクがあります。
飼い主にも広がる人獣共通感染症の怖さ
猫がネズミから感染した病原体は、飼い主である人間にもうつる可能性があります。
このような動物と人間の間で感染しうる病気を「人獣共通感染症」と呼び、適切な予防策が欠かせません。
日常的な接触のなかでも感染リスクは存在するため、正しい知識を持っておくことが大切です。
妊婦や子どもがとくに注意すべき感染症
人獣共通感染症のなかでも、妊婦や免疫力の低い人が感染すると重篤な結果を招くものがあります。
トキソプラズマ症はその代表例であり、妊娠中に初めて感染した場合、胎児に重大な障害をもたらす可能性があるとされています。
流産や死産につながることもあるため、妊娠を考えている方や妊娠中の方は特に注意が必要です。
エキノコックス症も人間が感染すると深刻な病気を引き起こします。
人間に感染した場合は数年から十数年の潜伏期間を経て発症し、無治療の場合は死に至ることもあると報告されています。
こうした感染症を防ぐためには、猫の糞便を24時間以内に処理すること、猫との過度な接触を避けること、そして何より猫がネズミを捕食しないよう管理することが重要です。
参考:国立感染症研究所「トキソプラズマ症」
妊婦がトキソプラズマに初感染すると胎児に影響が及ぶ可能性があるため、猫の衛生管理には細心の注意を払ってください。
ノミやダニが室内全体に広がるリスク
ネズミの体表には大量のノミやダニが寄生していることが知られています。
猫がネズミに接触すると、これらの害虫が猫の被毛に移り、そのまま室内に持ち込まれることになります。
ノミやダニが室内で繁殖すると、人間も噛まれて皮膚炎を起こしたり、アレルギー症状が現れたりすることがあります。
さらにダニのなかには、ネズミが持っていた病原菌を媒介するものもいるため、二次的な感染リスクも無視できません。
一度室内にノミやダニが広がってしまうと、駆除には多大な労力と費用がかかります。
猫をネズミに近づけないことが、こうした害虫被害を防ぐ最も確実な方法といえます。
食中毒や体調不良を引き起こす可能性
ネズミはゴミ置き場や下水道など、衛生状態の悪い場所を行動範囲としていることが多く、さまざまな細菌を体内に保有しています。
レプトスピラ菌やサルモネラ菌などがその代表例であり、これらを保有するネズミを猫が食べることで食中毒を起こす可能性があります。
食中毒を起こした猫は、ぐったりとして元気がなくなり、激しい嘔吐や下痢を繰り返すことがあります。
レプトスピラ症については、厚生労働省の資料でもネズミが重要な感染源として挙げられており、ネズミの駆除や侵入阻止が予防策として推奨されています。
参考:厚生労働省「動物由来感染症ハンドブック(2022年版)」
愛猫がネズミを食べてしまった可能性がある場合は、できるだけ早くかかりつけの動物病院に相談することをおすすめします。
猫がネズミを食べてしまった場合は、感染症や食中毒の可能性があるため、速やかに獣医師に相談してください。
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猫がネズミを持ってくるのはどんな心理なのか
猫がネズミを捕まえて飼い主のもとに持ってくる行動に戸惑った経験がある方もいるかもしれません。
この行動には猫なりの理由があり、頭ごなしに叱るのは適切ではありません。
ここでは、猫がネズミを持ってくる心理と、その際の正しい対処法について解説します。
飼い主に狩りを教えようとしている説
猫がネズミを持ってくる理由として有力なのが、飼い主に狩りを教えようとしているという説です。
母猫は子猫に狩りを教えるために、捕まえた獲物を巣に持ち帰って見せる習性があります。
飼い猫にとって飼い主は家族のような存在であり、狩りの仕方を知らない相手として認識されている可能性があります。
そのため、自分が捕まえたネズミを持ってきて「こうやって獲物を捕るんだよ」と教えようとしているのかもしれません。
この行動は猫なりの愛情表現ともいえるものであり、決して悪意があるわけではないことを理解しておきましょう。
褒めてもらいたい・成果を見せたい気持ち
もう一つの説として、自分の狩りの成果を飼い主に見せて褒めてもらいたいという気持ちが挙げられます。
猫は飼い主との絆を大切にする動物であり、自分の行動に対する反応を気にしています。
ネズミを捕まえたことは猫にとって誇らしい成果であり、それを認めてほしいという欲求から持ち帰っている可能性があります。
飼い主のそばでネズミを置いて見せたり、鳴いて注意を引こうとしたりする行動は、この心理の表れといえます。
こうした行動の背景にある猫の気持ちを理解したうえで、適切に対応することが大切です。
猫がネズミを持ってくるのは、飼い主への愛情表現や成果を見せたいという気持ちの表れと考えられています。
おみやげを持ってきたときの正しい対処法
猫がネズミを持ってきたとき、飼い主としてどう対応すべきか悩むこともあるかもしれません。
まず重要なのは、大声で叱ったり驚いた反応を見せたりしないことです。
猫は飼い主のために行動しているつもりなので、叱られると混乱し、信頼関係が損なわれるおそれがあります。
冷静に対応し、猫をその場から離れさせてから、素手で触れずにネズミを処理するようにしましょう。
使い捨ての手袋やビニール袋を使って慎重に片付け、その後は手をよく洗い、消毒することを忘れないでください。
猫には穏やかに接しつつ、今後はネズミに接触する機会を減らす対策を講じることが大切です。
叱らずに片付けるべき衛生上の理由
ネズミの死骸を放置すると、ノミやダニが室内に拡散するリスクが高まります。
また、ネズミの体液や血液には病原菌が含まれている可能性があり、床や家具を汚染することにもなりかねません。
そのため、猫が持ってきたネズミは速やかに、かつ衛生的に処理する必要があります。
処理の際は必ず手袋を着用し、ネズミに直接触れないように注意してください。
片付けた後は、ネズミが置かれていた場所を消毒用アルコールなどでしっかり拭き取ることも重要です。
猫自身の口元や爪にも病原菌が付着している可能性があるため、猫との接触後は手洗いを徹底し、過度なスキンシップは控えるようにしましょう。
参考:環境省「人と動物の共通感染症に関するガイドライン」
- 猫を叱らず、冷静に対応する
- 素手で触れず、使い捨て手袋を使用する
- ネズミがあった場所を消毒する
- 処理後は必ず手を洗い、消毒する
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猫に頼らずにネズミを撃退する方法とは
猫によるネズミ対策には限界があり、健康上のリスクも伴うことがわかりました。
ネズミ被害を根本的に解決するためには、猫に頼らない対策を講じることが重要です。
ここでは、自分でできるネズミ対策の方法を具体的に紹介します。
ネズミの侵入経路を見つけて塞ぐ
ネズミ対策で最も重要なのは、侵入経路を特定して物理的に塞ぐことです。
ネズミはわずか1.5cm程度の隙間でも通り抜けることができるため、建物のあらゆる穴や隙間が潜在的な侵入口になります。
外壁の割れ目、換気口、配管まわりの隙間、基礎部分の亀裂など、家の外回りを丁寧に点検しましょう。
疑わしい箇所を見つけたら、金網やパテ、防鼠ブラシなどを使って確実に封鎖します。
侵入経路を断つことで新たなネズミの流入を防ぎ、駆除効果を高めることにつながります。
この作業は根本的な再発防止策でもあるため、しっかりと時間をかけて取り組むことをおすすめします。
- 外壁の割れ目や穴を点検する
- 換気口や配管まわりの隙間を確認する
- 金網やパテで隙間を塞ぐ
食品やゴミの管理で餌場をなくす
ネズミは食料を求めて住宅に侵入することが多いため、餌となるものを徹底的に管理することが効果的な対策になります。
開封した食品は密閉容器に入れて保管し、においが外に漏れないようにしましょう。
ペットフードも出しっぱなしにせず、食べ終わったらすぐに片付けるようにしてください。
生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れ、できれば毎日処分するのが理想的です。
キッチンの油汚れや食べかすもネズミにとっては餌になるため、こまめな清掃を心がけることも大切です。
ネズミにとって魅力のない環境を作ることで、侵入意欲を削ぐことができます。
粘着シートや捕獲器を正しく活用する
ネズミがすでに侵入している場合は、粘着シートや捕獲器を使って直接捕まえる方法が有効です。
粘着シートは専門業者も使用する一般的な方法であり、ネズミの通り道に設置することで効果を発揮します。
設置場所としては、壁際や部屋の隅、ネズミの糞が見つかった場所などが適しています。
複数枚を広範囲に敷き詰めることで捕獲率を高めることができます。
捕獲したネズミは放置せず、手袋を着用したうえで速やかに処理してください。
ただし、ネズミは学習能力が高いため、同じ場所に繰り返し設置しても警戒されて効果が薄れることがあります。
粘着シートは壁際やネズミの通り道に複数枚設置すると効果的ですが、捕獲後は衛生面に注意して速やかに処理してください。
超音波撃退器や忌避剤は一時しのぎと考える
超音波撃退器や忌避スプレーは手軽に使えるネズミ対策グッズとして市販されています。
超音波撃退器はネズミが嫌がる音を発して追い払うもので、天井裏でネズミが死んでしまう心配がないというメリットがあります。
忌避スプレーはネズミが嫌う成分を含んでおり、通り道に吹きかけることで一時的に遠ざける効果が期待できます。
しかしいずれも効果の持続期間が短く、ネズミが慣れてしまうと効かなくなることが多いのが実情です。
根本的な駆除にはつながらないため、これらのグッズは業者に依頼するまでのつなぎとして考えておくのがよいです。
本格的にネズミ被害を解決したい場合は、侵入経路の封鎖と専門業者への相談を優先することをおすすめします。
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ネズミ駆除を業者に依頼するときの判断基準
自力でのネズミ対策には限界があり、被害が拡大している場合や巣の場所が特定できない場合は専門業者への依頼を検討すべきです。
業者選びの際にはいくつかのポイントを押さえておくと、信頼できる業者を見つけやすくなります。
ここでは、業者に依頼する際の判断基準と選び方のコツを解説します。
自力での対策に限界を感じたらプロに相談
粘着シートを設置しても一向に捕まらない、複数箇所でネズミの痕跡が見つかる、天井裏から頻繁に物音がするといった場合は、自力での対策に限界があると判断してよいサインです。
ネズミは繁殖力が非常に高く、1匹見かけたときにはすでに複数匹が棲みついている可能性があります。
個人で対応しようとすると、ネズミの繁殖スピードに追いつけないことも少なくありません。
専門業者は建物の構造やネズミの行動パターンを熟知しており、効率的な駆除と再発防止策を講じることができます。
被害が軽いうちに相談すれば、その分費用も抑えられる傾向にあるため、早めの判断が重要です。
- 粘着シートで捕まらない状態が続く
- 複数箇所でフンや齧り跡を発見した
- 天井裏や壁内から頻繁に物音がする
複数社から見積もりをとって比較する
ネズミ駆除を業者に依頼する際は、必ず複数の業者から見積もりを取得して比較することが大切です。
1社だけでは提示された金額が適正かどうか判断しにくく、相場から大きく外れた業者を選んでしまうリスクがあります。
一般的には2〜3社程度から見積もりを取り、金額だけでなく作業内容の詳細まで確認するようにしましょう。
やたらと金額が高い業者だけでなく、極端に安い業者も避けたほうが無難です。
安すぎる業者は必要な作業を省いていたり、技術が未熟だったりする可能性があるためです。
見積書に「一式」「その他」といった曖昧な項目がないか、内訳が明確に記載されているかも確認ポイントになります。
施工実績や口コミを確認するポイント
業者を選ぶ際には、ネズミ駆除の施工実績が豊富かどうかをチェックすることが重要です。
害獣駆除といっても対象となる動物によって方法は異なるため、ネズミ駆除の経験が少ない業者では的確な対応ができない場合があります。
ホームページにネズミ駆除の情報を発信していたり、施工事例を具体的に紹介していたりする業者は信頼度が高いといえます。
業者側の情報だけでなく、実際に利用した人の口コミもあわせて確認すると、より正確な判断材料になります。
ペストコントロール協会に加盟している業者であれば、一定の技術水準と倫理基準を満たしていると考えられます。
ペストコントロール協会に加盟している業者は、専門的な知識と技術を持つ信頼できる業者の目安になります。
アフターサービスや保証内容を重視すべき理由
ネズミ駆除は一度施工すれば終わりというわけではなく、再発のリスクが常に存在します。
そのため、駆除後のアフターサービスや保証が充実しているかどうかは業者選びの重要なポイントになります。
万が一ネズミが戻ってきた場合に、追加費用なしで再駆除を受けられる保証があれば安心です。
ただし保証内容は業者によって異なり、簡易的な対応のみだったり、追加料金が発生したりするケースもあります。
「保証あり」という言葉だけで安心せず、具体的に何をどこまで保証してくれるのかを契約前に確認しましょう。
保証期間の長さも良い業者を見極める一つの目安であり、作業の質に自信がある業者ほど長期の保証を設定している傾向があります。
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ネズミに関するよくある質問(FAQ)
ネズミ被害や猫との関係について、多くの方が疑問に思いやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
ここでは特に問い合わせの多い質問について、わかりやすく回答します。
Q1:猫を飼えばネズミは自然にいなくなりますか?
結論から申し上げると、猫を飼うだけでネズミ被害を解消することは難しいのが実情です。
現代の飼い猫の多くは室内で育ち、ネズミと遭遇した経験がないため、ネズミを見ても追いかけないことが珍しくありません。
親猫から狩りを教わる機会がなかったことも、狩猟行動を発揮しにくくなっている要因の一つです。
猫の匂いや気配にはネズミを警戒させる効果がありますが、すでに屋根裏や壁内に棲みついたネズミを追い出すには不十分といえます。
根本的なネズミ対策には、侵入経路の封鎖や専門業者への相談が必要です。
Q2:猫がネズミを食べてしまったらどうすればいいですか?
猫がネズミを食べてしまった場合は、できるだけ早くかかりつけの動物病院に相談してください。
ネズミはさまざまな寄生虫や病原菌を保有している可能性があり、猫が感染症にかかるリスクがあります。
獣医師の判断により、駆虫薬の投与など適切な処置が行われることがあります。
また、ネズミを食べた猫の糞便には病原体が含まれる可能性があるため、トイレの処理は24時間以内に行い、素手で触らないようにしましょう。
飼い主自身も猫との過度な接触を一時的に控え、口移しで餌を与えるなどの行為は避けてください。
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まとめ
猫はかつてネズミの天敵として人間の暮らしを支えてきましたが、現代の飼い猫にネズミ駆除を期待するのは難しいのが実情です。
室内飼育が主流となった今、多くの猫はネズミに遭遇した経験がなく、たとえ出会っても追いかけない個体が少なくありません。
さらに、猫がネズミを捕まえて食べることには感染症や寄生虫のリスクが伴い、それは飼い主である人間にも影響を及ぼしかねません。
トキソプラズマ症やエキノコックス症など、重篤な症状を引き起こす可能性のある人獣共通感染症も存在します。
ネズミ被害を根本的に解決するためには、侵入経路の封鎖や食品管理の徹底、そして必要に応じて専門業者への相談が効果的です。
ネズミは夜行性で繁殖力が非常に高く、放置すると被害が急速に拡大します。騒音や悪臭による精神的ストレスだけでなく、感染症の媒介、電気配線をかじることによる火災リスク、建材の破損など、健康面・経済面での深刻な被害をもたらします。「おうちのミカタ」では、現地調査から駆除、侵入口の封鎖、清掃消毒、そして再発防止策まで、一貫したサービスをご提供しています。
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