家の中で小さなネズミを見かけて「もしかしてハツカネズミかも」と不安になっていませんか。
ハツカネズミは家ネズミの中で最も小さく、わずかなすき間から侵入するため、気づいたときには数が増えていることも珍しくありません。
この記事では、ハツカネズミの見分け方から自分でできる駆除方法、業者に依頼する際の流れや費用まで、必要な情報をまとめて解説します。
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ハツカネズミってどんなネズミ?見た目や性格の特徴
ハツカネズミを効果的に駆除するには、まずその特徴を正しく理解しておくことが大切です。
ドブネズミやクマネズミとは異なる習性を持っているため、対策の方法も変わってきます。
ここでは、ハツカネズミの見た目や性格、繁殖力、そして他のネズミとの見分け方について詳しく紹介します。
体長6〜10cmで家ネズミの中で一番小さい
ハツカネズミは、成獣でも体長6〜10cm程度と、家に出没するネズミの中で最も小型の種類です。
体の色は灰褐色や茶色が多く、耳が大きめで尾は細長いのが特徴といえます。
ドブネズミが体長20〜26cm、クマネズミが体長15〜24cm程度であることと比べると、その小ささがよくわかるのではないでしょうか。
この小さな体のおかげで、他のネズミでは通れないような狭いすき間からも侵入できてしまいます。
京都市の資料によると、ハツカネズミは体長6〜9cmで種子や穀類を好み、警戒心があまり強くないとされています(参考:京都市「ご家庭でできるネズミ対策について」)。
ハツカネズミのフンは4〜7mm程度の米粒状で、先がとがっているのが特徴です。他の家ネズミより明らかに小さいため、フンの大きさで種類を判断できることがあります。
好奇心が強く、あまり怖がらない性格
ハツカネズミは、好奇心旺盛で警戒心が弱いという性格を持っています。
クマネズミは家具の配置が変わっただけでその場所を避けるほど慎重ですが、ハツカネズミはそうした変化をほとんど気にしません。
新しく置かれた罠や見慣れないものにも興味を示し、近づいてくることが多いのです。
こうした性格から、粘着シートや捕獲カゴといった罠にかかりやすく、他の家ネズミと比べると駆除しやすい面があります。
ただし、警戒心が弱いからといって油断は禁物でしょう。
後述するように繁殖力が非常に高いため、駆除のスピードが繁殖に追いつかないというケースも少なくありません。
ハツカネズミの警戒心の低さを活かし、通り道に粘着シートを複数枚並べておくと、効率よく捕獲できる可能性が高まります。
20日ほどで出産するためあっという間に増える
ハツカネズミという名前の由来は、妊娠期間が約20日と非常に短いことにあります。
大阪府の資料によれば、ハツカネズミは生後約35日で繁殖を始め、1回の出産で約6匹の子ネズミを産み、これを年間6〜10回繰り返すとされています(参考:大阪府「ねずみの駆除について」)。
寿命は1〜1.5年程度と短いものの、この間に数十匹の子孫を残す計算になります。
仮に2匹のハツカネズミが住み着いた場合、理論上は1年後に数千匹以上に増える可能性もあるのです。
「ネズミ算式に増える」という言葉がまさに当てはまる存在といえるでしょう。
1匹でも見かけたら、早めに対策を講じることが被害拡大を防ぐ鍵となります。
ハツカネズミを放置すると、数週間から数か月で急激に数が増えてしまいます。発見したら早急に対処を始めてください。
ドブネズミやクマネズミとの見分け方
家に出没するネズミは、ハツカネズミのほかにドブネズミとクマネズミがいます。
これら3種類は「家ネズミ」と呼ばれ、それぞれ見た目や習性が異なるため、正しく見分けることが適切な対策につながります。
ドブネズミは体が大きく、下水や床下など湿った場所を好む傾向にあります。
一方、クマネズミは運動能力が高く、天井裏や高い場所に生息することが多いのが特徴です。
ハツカネズミは体が小さく、倉庫や物置、狭い収納スペースなどを好んで巣を作ります。
台東区の資料では、住環境に影響を及ぼすねずみとしてこの3種類を挙げており、それぞれの特性に応じた対策が必要とされています(参考:台東区「ねずみの防除」)。
- ドブネズミ:体長20〜26cm、湿った場所を好む、泳ぎが得意
- クマネズミ:体長15〜24cm、高い場所を好む、警戒心が強い
- ハツカネズミ:体長6〜10cm、狭い場所を好む、警戒心が弱い
フンや足跡などハツカネズミがいるサイン
ネズミが通った痕跡のことを「ラットサイン」と呼び、フン・足跡・壁の汚れ・かじり跡などが該当します。
ハツカネズミのフンは4〜7mm程度の米粒状で、先端がとがっているのが特徴です。
他の家ネズミのフンより明らかに小さいため、フンの大きさで種類をある程度判断できます。
足跡や体の汚れが付着しやすい場所としては、壁ぎわや配管まわり、収納の奥などが挙げられるでしょう。
ハツカネズミは体が小さいため、直径2.5cm程度の狭いすき間の付近にラットサインがあれば、ハツカネズミが侵入している可能性が高いといえます。
独特のアンモニア臭がする場合は、尿による汚れが蓄積しているサインかもしれません。
- キッチンや収納の隅に小さな黒い粒(フン)がないか
- 壁ぎわや配管まわりに黒ずんだ汚れがないか
- 食品の袋や段ボールにかじられた跡がないか
- 夜間にカサカサという物音が聞こえないか
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ハツカネズミはどこから入ってくる?侵入経路と発生しやすい条件
ハツカネズミを駆除しても、侵入経路が残っていれば再び入り込まれてしまいます。
効果的な対策を講じるためには、どこから侵入してくるのかを把握しておくことが欠かせません。
ここでは、ハツカネズミが侵入しやすい場所や、発生しやすい条件について解説します。
1円玉くらいのすき間があれば通り抜けられる
ハツカネズミはわずか1cm程度のすき間でも通り抜けることができるといわれています。
大阪市旭区の資料によると、ハツカネズミは「1cm(10円玉の半分の大きさ)の隙間があれば通ることができる」とされており、建物のあらゆる場所が侵入口になりえます(参考:大阪市旭区「ネズミ対策について」)。
大人の指がやっと入る程度の穴でも、ハツカネズミにとっては十分な通路となってしまうのです。
壁の亀裂、玄関ドアの下のすき間、エアコンの配管穴など、見落としがちな場所にも注意が必要でしょう。
「こんな小さな穴から入るはずがない」という思い込みが、被害を長引かせる原因になることも少なくありません。
ハツカネズミは1cm程度のすき間から侵入できます。「この穴は小さいから大丈夫」と油断せず、見つけたすき間はすべて塞ぐようにしましょう。
換気口や配管まわり、壁のひび割れが狙われやすい
ハツカネズミの侵入経路として特に多いのが、換気口・配管まわり・外壁のひび割れです。
換気口には格子やフィルターが付いていることが多いものの、経年劣化で破損していたり、目が粗くなっていたりするケースがあります。
配管まわりは、エアコンのダクトや給排水管が壁を貫通する部分にすき間ができやすい場所といえるでしょう。
外壁のひび割れは、特に築年数が経過した住宅で発生しやすく、知らないうちに侵入口となっていることがあります。
台東区の資料では、通気口に金網を張ったり、すき間を金属タワシなどで塞いだりすることが推奨されています(参考:台東区「ねずみの防除」)。
定期的に家の外周をチェックし、怪しいすき間は早めに補修することが大切です。
- 換気口には目の細かい金網を取り付ける
- 配管まわりのすき間は防鼠パテや金属タワシで塞ぐ
- 外壁のひび割れはモルタルや補修材で埋める
物置や倉庫に住みつきやすい理由
ハツカネズミは、人があまり立ち入らない物置や倉庫、ガレージなどに住みつくことが多い傾向にあります。
クマネズミやドブネズミが屋根裏や床下を好むのに対し、ハツカネズミは納屋や倉庫に放置された段ボールや新聞紙を利用して巣を作る習性があるのです。
こうした場所は人目につきにくく、温度変化も緩やかなため、ネズミにとって快適な環境となります。
穀物や種子を保管している倉庫は特に狙われやすく、農家や食品を扱う事業者は注意が必要でしょう。
家の中では見かけないのに庭の物置でネズミを発見した、というケースも珍しくありません。
物置や倉庫も定期的に点検し、整理整頓を心がけることが予防につながります。
ハツカネズミは自然界では草むらや畑、雑木林に生息しています。郊外や農村部の住宅では、屋外の巣からエサを求めて屋内に侵入するケースが多く見られます。
秋から冬にかけて家の中に入ってきやすい
ハツカネズミは10月から3月にかけての寒い時期に発生しやすく、特に1月から2月がピークとされています。
これは、寒さに弱いハツカネズミが暖かい住処やエサを求めて民家に侵入してくるためです。
夏場は屋外の草むらや畑で過ごしていた個体も、気温が下がると建物内に移動してきます。
秋口から冬場にかけて、家の中でネズミの気配を感じたら、早めに対策を始めることが重要といえるでしょう。
暖房で室内が暖かくなると、ネズミにとってはより快適な環境となり、繁殖も活発になります。
冬になる前に侵入口をふさいでおくことで、被害を未然に防げる可能性が高まります。
秋から冬にかけては、ハツカネズミが屋内に侵入しやすい時期です。9月頃から家のまわりの点検を始め、すき間を塞いでおくことをおすすめします。
ダンボールや荷物にまぎれて運び込まれることも
ハツカネズミは、宅配便の段ボールや搬入される荷物にまぎれて家の中に運び込まれることがあります。
物流倉庫や工場の保管庫に入り込んでいた個体が、荷物と一緒に移動してしまうケースです。
特に食品を扱う倉庫や、段ボールが多く積まれている場所では、こうしたリスクが高まります。
届いた段ボールをそのまま室内に置いておくと、中にネズミが潜んでいたり、卵を産み付けた虫がいたりする可能性もあるでしょう。
荷物を受け取ったら中身を確認し、不要な段ボールは早めに処分する習慣をつけることが予防につながります。
外から持ち込んだ荷物は、室内に長期間放置しないよう心がけてください。
宅配便の段ボールは、中身を取り出したら早めに折りたたんで屋外のゴミ置き場へ。室内に段ボールを積み上げておくと、ネズミの巣材になってしまうことがあります。
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ハツカネズミがいるとどんな被害がある?放置してはいけない理由
「小さいネズミだから大した被害はないだろう」と思われがちですが、ハツカネズミを放置すると深刻な問題に発展することがあります。
衛生面の被害だけでなく、建物や設備への損害、さらには火災リスクまで、影響は多岐にわたります。
ここでは、ハツカネズミによる具体的な被害について解説します。
食中毒や感染症をうつされるおそれがある
ハツカネズミは、サルモネラ菌やレプトスピラ菌などの病原菌を媒介することがあります。
ネズミのフンや尿に含まれる菌が食品に付着し、それを知らずに口にすることで食中毒を引き起こす可能性があるのです。
台東区の資料によると、ねずみはサルモネラ菌や赤痢菌などを媒介し、衛生面での被害を引き起こすとされています(参考:台東区「ねずみの防除」)。
レプトスピラ症(ワイル病)は、ネズミの尿に含まれる菌が傷口などから感染し、高熱や黄疸を引き起こすことがある病気です。
鼠咬症(そこうしょう)は、ネズミに直接かまれることで発症し、発熱や発疹などの症状が出ます。
小さな子どもや高齢者など、免疫力が低い方がいる家庭では、特に注意が必要でしょう。
ネズミが触れた可能性のある食品は、もったいなくても廃棄してください。菌は目に見えないため、外見上は問題なくても汚染されている可能性があります。
ダニやノミが発生して二次被害につながる
ハツカネズミの体には、イエダニやノミなどの寄生虫が付いていることがあります。
ネズミが家の中を移動することで、これらの寄生虫が室内に広がり、人を刺して皮膚炎やアレルギー症状を引き起こすことがあるのです。
台東区の資料でも、イエダニによる吸血被害がネズミによる衛生被害のひとつとして挙げられています(参考:台東区「ねずみの防除」)。
イエダニは夜間に人を刺すことが多く、刺された部分は赤く腫れて強いかゆみを伴います。
ネズミを駆除した後も、ダニやノミが残っていると被害が続くことがあるため、駆除後の消毒や清掃も重要です。
布団やカーペット、畳の下など、ダニが潜みやすい場所は特に念入りに対処しましょう。
ネズミを駆除した直後にダニ被害が増えることがあります。これは、宿主を失ったダニが人間に向かってくるためです。駆除と同時に、ダニ対策も行うことをおすすめします。
電気コードをかじられると火災の原因になる
ネズミは歯が伸び続けるため、硬いものをかじって歯を削る習性があります。
電気コードや配線ケーブルもかじられる対象となり、被覆が破れると漏電やショートを引き起こす危険性が高まります。
台東区の資料では、ねずみが配線をかじることによる物的被害について注意喚起されています(参考:台東区「ねずみの防除」)。
実際に、ネズミによる配線の損傷が原因で火災が発生した事例も報告されているのです。
特に壁の中や天井裏など、目に見えない場所でかじられていると発見が遅れ、重大な事故につながりかねません。
ネズミの気配を感じたら、電気まわりの点検も忘れずに行うことが大切です。
ネズミが電気コードをかじると、漏電による火災のリスクが高まります。天井裏や壁の中で異臭がする場合は、配線の損傷を疑ってください。
食べ物や収納物が汚される
ハツカネズミは雑食性で、穀物・種子・野菜・昆虫などさまざまなものを食べます。
食品の袋をかじって中身を食べるだけでなく、通過した場所にフンや尿を残していくため、保存していた食材が汚染されてしまいます。
キッチンの収納や食品庫は特に狙われやすく、米びつの中にネズミが侵入していたというケースも珍しくありません。
食品だけでなく、衣類や書類、布製品なども汚されたりかじられたりする被害が発生します。
大切な書類や衣類が被害に遭うと、経済的な損失も大きくなるでしょう。
ネズミがいる疑いがある場合は、食品を密閉容器に入れ、収納内を点検することをおすすめします。
米や乾物などは密閉できる容器に移し替えて保管しましょう。ビニール袋や紙袋のままでは、簡単にかじられてしまいます。
フンや尿のにおいが部屋に残る
ハツカネズミが住みついた場所では、独特のアンモニア臭が発生することがあります。
ネズミは移動しながらフンや尿を排泄する習性があり、通り道となる場所には汚れが蓄積していきます。
この臭いは時間が経つほど壁や床に染みつき、掃除してもなかなか取れなくなってしまうのです。
特に天井裏や壁の中に巣を作られると、臭いの発生源を特定するのが難しく、長期間悩まされることになります。
ネズミが死んだ場合は、死骸の腐敗臭がさらに問題を深刻にするでしょう。
早めに駆除と清掃を行い、臭いが染みつく前に対処することが大切です。
部屋に入ったときに異臭を感じたら、ネズミの存在を疑ってください。臭いの元をたどることで、巣や通り道を発見できることがあります。
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自分でハツカネズミを駆除するには?方法と手順
ハツカネズミは警戒心が弱いため、他の家ネズミと比べると自分で駆除しやすいといわれています。
ただし、繁殖力が高いため、正しい手順で対策を進めないと効果が出にくいことも事実です。
ここでは、自分でハツカネズミを駆除するための具体的な方法と手順を紹介します。
まずはどこから入ってきているかを探す
駆除を始める前に、ハツカネズミがどこから侵入しているのかを特定することが重要です。
侵入口が残ったままでは、いくら駆除しても外から新たな個体が入り込み、いたちごっこになってしまいます。
ラットサイン(フン・足跡・汚れ・かじり跡)がある場所を手がかりに、壁のすき間や配管まわり、換気口などをチェックしてください。
京都市の資料では、ネズミ対策として「1cm以上の穴やすき間をモルタル・パテ・金属板・細かい金網・金属たわしで塞ぐ」ことが推奨されています(参考:京都市「ご家庭でできるネズミ対策について」)。
侵入口を見つけたら、駆除が完了するまでは塞がずに目印をつけておき、すべての個体を追い出してから封鎖するのが効果的です。
- 壁ぎわや配管まわりにフンや汚れがないか確認する
- 換気口や通気口の格子が破損していないかチェックする
- 外壁にひび割れやすき間がないか家の外周を点検する
- エアコンの配管穴にすき間がないか確認する
粘着シートを壁ぎわに並べて捕まえる
ハツカネズミの捕獲には、粘着シート(粘着トラップ)が効果的です。
ネズミは壁ぎわを移動する習性があるため、通り道となりそうな場所に粘着シートを並べて設置します。
ハツカネズミは好奇心が強く警戒心が弱いため、他の家ネズミより粘着シートにかかりやすい傾向があります。
堺市の資料では、ネズミが現れる場所に粘着シートを設置し、燻煙剤と併用すると捕獲率が上がるとされています(参考:堺市「ネズミ」)。
シートは1枚だけでなく、複数枚を隙間なく並べることで捕獲の確率が高まるでしょう。
L字型やトンネル状に置くと効果的
粘着シートの設置方法を工夫することで、捕獲率をさらに高めることができます。
壁と床の境目にL字型に配置したり、複数枚を組み合わせてトンネル状にしたりすると、ネズミが避けにくくなります。
ネズミは暗くて狭い場所を好むため、トンネル状の構造は警戒されにくい傾向にあるのです。
設置場所は、ラットサインが見られる場所や、ネズミの通り道と思われる壁ぎわ、収納の奥などが効果的でしょう。
シートの上に少量のエサ(ヒマワリの種やピーナッツなど)を置くと、より誘引しやすくなります。
設置したら翌日以降にチェックし、捕獲できたらシートを交換しながら継続してください。
粘着シートは新聞紙の上に置くと、回収時に床を汚さずに済みます。捕獲したネズミは、シートごと新聞紙で包んでビニール袋に入れて処分しましょう。
殺鼠剤(毒エサ)で退治する方法
殺鼠剤は、ネズミに毒入りのエサを食べさせて駆除する方法です。
市販されている殺鼠剤には、そのまま置くタイプと粉末タイプがあり、ハツカネズミが好む場所に設置して使用します。
京都市の資料によると、殺そ剤はフンや足跡のある場所の近くに少量ずつ複数箇所置き、食べなくなるまで継続することが推奨されています(参考:京都市「ご家庭でできるネズミ対策について」)。
ハツカネズミは種子類を好むため、コーン油やヒマワリの種を混ぜると食いつきがよくなることがあります。
殺鼠剤を使用する際は、小さな子どもやペットが誤って口にしないよう、設置場所には十分注意してください。
効果が出るまでには1週間ほどかかることもある
殺鼠剤の多くは遅効性で、ネズミが食べてから効果が現れるまでに数日から1週間程度かかります。
これは、即効性の毒だとネズミが「このエサは危険」と学習し、仲間に警戒されてしまうためです。
遅効性の毒は、ネズミが異常を感じる前に複数の個体が食べることで、効率よく駆除できる仕組みになっています。
殺鼠剤が減っていても、すぐにネズミの姿が見えなくなるわけではないため、1週間以上は様子を見ながら継続してください。
ネズミには餌を巣に持ち帰る習性があるため、エサが減っていてもまだ食べていない可能性もあります。
効果が見られない場合は、設置場所を変えたり、別の方法と併用したりすることを検討しましょう。
殺鼠剤を使用すると、壁の中や天井裏でネズミが死んで腐敗臭が発生することがあります。冬場など気温が低い時期に使用すると、腐敗の進行を抑えられます。
忌避剤や燻煙剤で追い出す方法
忌避剤や燻煙剤は、ネズミが嫌がる成分を使って追い出す方法です。
忌避剤にはスプレータイプや置き型タイプがあり、ネズミの通り道や侵入口付近に使用します。
燻煙剤は煙を焚いて屋根裏や床下などの閉鎖空間にいるネズミを追い出すもので、粘着シートと併用すると効果的とされています。
堺市の資料では、「屋根裏など閉鎖空間では市販のねずみ用燻煙剤で追い出し、粘着シートを併用すると捕獲率が上がる」と紹介されています(参考:堺市「ネズミ」)。
忌避剤や燻煙剤は殺傷能力がないため、使用後に侵入口を塞がないと再び入り込まれる点に注意が必要です。
追い出した後は、必ず侵入経路を封鎖してください。
燻煙剤を使用する際は、事前に粘着シートを出口付近に設置しておきましょう。煙で追い出されたネズミを捕獲できる確率が高まります。
捕まえたあとの処理と消毒のやり方
捕獲したネズミや死骸の処理は、衛生面に十分注意して行う必要があります。
ネズミの体にはダニやノミ、病原菌が付着している可能性があるため、素手で触らず、必ずゴム手袋を着用してください。
粘着シートで捕獲した場合は、シートごと新聞紙で包み、ビニール袋に入れて密封してから一般ごみとして処分します。
処理が終わったら、ネズミがいた場所や通り道を消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウム系の消毒剤で拭き掃除してください。
フンや尿が残っていると、ダニの被害が続いたり、臭いが残ったりする原因になります。
使用した手袋や掃除用具も、処理後は適切に廃棄しましょう。
ネズミの死骸やフンを処理する際は、必ずゴム手袋とマスクを着用してください。処理後は手をよく洗い、消毒することも忘れずに行いましょう。
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ネズミ駆除を業者に頼むときの流れと費用の目安
自分で駆除を試みても効果が出ない場合や、被害が広範囲に及んでいる場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
業者に頼むことで、侵入経路の特定から駆除、再発防止まで一貫した対応が期待できます。
ここでは、業者に依頼する際の流れや費用の目安について解説します。
自分でやっても減らないときは業者に相談
粘着シートや殺鼠剤を使ってもネズミの数が減らない、あるいは一時的に減っても再発するという場合は、業者への相談をおすすめします。
ハツカネズミは繁殖力が非常に高いため、駆除のスピードが繁殖に追いつかないことがあるのです。
巣の場所が特定できていなかったり、侵入経路がすべて塞がれていなかったりすると、いくら駆除しても根本的な解決にはなりません。
大阪市の資料によると、ネズミの駆除は「土地の所有者または管理者が自らの責任で行う」ものとされていますが、各区の保健福祉センターで防除方法の相談を受け付けています(参考:大阪市「衛生害虫等に関する相談について」)。
自治体の相談窓口を活用しつつ、専門業者への依頼も選択肢のひとつとして検討してください。
自治体によっては、捕獲カゴの貸し出しや防除方法の相談を行っているところもあります。お住まいの地域の保健所や保健センターに問い合わせてみるとよいでしょう。
調査から駆除・予防までまとめて対応してもらえる
専門業者に依頼する最大のメリットは、調査・駆除・予防を一貫して任せられる点にあります。
まず、専門の機材を使って侵入経路や巣の場所を特定し、適切な駆除方法を選定してくれます。
粘着シートや殺鼠剤の設置だけでなく、侵入口の封鎖工事まで対応してもらえることが多いでしょう。
駆除後は、フンや巣材の清掃、消毒作業、断熱材の交換なども依頼できる場合があります。
東京都保健医療局の資料では、ネズミ防除の考え方として「総合防除(IPM)」が紹介されており、環境的・化学的・物理的防除を組み合わせることが推奨されています(参考:東京都保健医療局「都民のためのねずみ防除読本」案内ページ)。
業者による総合的な対策で、再発リスクを大幅に下げることが期待できます。
業者を選ぶ際は、公益社団法人ペストコントロール協会に加盟しているかどうかが信頼性の目安になります。防除に関する知識・技術・安全管理で一定の基準をクリアした業者といえます。
費用は1箇所あたり1.5万〜5万円くらいが相場
ハツカネズミの駆除を業者に依頼した場合、1箇所あたり1.5万〜5万円程度が相場とされています。
ここでいう「1箇所」とは、5〜6畳程度のスペースを指すことが多いようです。
家全体を駆除する場合は、住宅の大きさにもよりますが、20万〜30万円程度になることもあります。
この費用には、ネズミの駆除作業のほか、侵入口の封鎖や断熱材の交換が含まれる場合と、そうでない場合があります。
飲食店など定期的な駆除が必要な場合は、定期契約を結ぶことで割安になるプランを用意している業者もあるでしょう。
見積もりを取る際は、作業内容と費用の内訳を確認し、追加料金の有無も事前に確認しておくことが大切です。
最初に提示された見積もりが安くても、追加料金で最終的に高額になるケースがあります。契約前に「追加費用が発生する条件」を必ず確認してください。
複数の業者から見積もりを取って比べるのがおすすめ
駆除業者を選ぶ際は、複数の業者から見積もり(相見積もり)を取ることをおすすめします。
同じ条件で比較することで、費用の妥当性やサービス内容の違いを把握しやすくなります。
業者によって、調査費用が無料のところと有料のところ、保証期間の長さ、アフターフォローの内容などが異なります。
価格だけでなく、実績や口コミ、対応の丁寧さなども判断材料として重要です。
相場から大きく外れた安すぎる業者は、作業内容に不安がある場合もあるため注意が必要でしょう。
納得できる説明をしてくれる業者を選ぶことで、安心して駆除を任せることができます。
- 見積もりは複数社から取り、内容を比較する
- 作業内容と費用の内訳を明確に説明してもらう
- 追加料金が発生する条件を事前に確認する
- 保証期間やアフターフォローの内容を確認する
- ペストコントロール協会への加盟など信頼性も確認する
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ハツカネズミを二度と出さないための予防策
駆除が完了しても、予防対策を怠ると再び侵入される可能性があります。
ハツカネズミは周辺環境にも生息しているため、一度いなくなっても油断は禁物です。
ここでは、ハツカネズミを二度と発生させないための予防策を紹介します。
侵入口になりそうなすき間をふさぐ
ハツカネズミの再発を防ぐ最も重要な対策は、侵入口となるすき間を徹底的にふさぐことです。
1cm程度のすき間でも通り抜けられるため、外壁のひび割れや換気口の破損、配管まわりのすき間などを点検してください。
大阪市旭区の資料では、「外壁のひび・エアコンダクト・通気口などを建材用パテや金ダワシ、金属製の網で塞ぐ」ことが推奨されています(参考:大阪市旭区「ネズミ対策について」)。
金網を使用する場合は、目の細かいものを選び、ネズミがかじって破れないよう金属製の素材を使いましょう。
防鼠パテにはネズミが嫌がる忌避成分が含まれているものもあり、穴埋めと忌避効果を同時に得ることができます。
定期的に点検し、劣化した箇所は早めに補修することが大切です。
- 換気口には目の細かい金属製の網を取り付ける
- 配管まわりのすき間は防鼠パテや金属タワシで塞ぐ
- 外壁のひび割れはモルタルや防水パテで補修する
- 玄関ドアの下のすき間にはドアブラシを取り付ける
食べ物やゴミを出しっぱなしにしない
ネズミが住み着く大きな原因のひとつは、エサとなる食べ物が手に入る環境です。
堺市の資料では、ネズミ防除の基本として「生ゴミや食品類は密閉容器に入れ、エサを与えない」ことが挙げられています(参考:堺市「ネズミ」)。
食品は冷蔵庫やフタ付きの密閉容器に保管し、残飯や生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れて管理しましょう。
ペットフードや仏壇のお供え物も、出しっぱなしにせず夜間は片付けるようにしてください。
キッチンの排水口やシンクまわりは、こまめに掃除して食べカスを残さないことが大切です。
エサがない環境を維持することで、ネズミにとって魅力のない場所にすることができます。
ネズミは少量の食べ物でも生き延びることができます。「この程度なら大丈夫」と油断せず、食べ物の管理を徹底しましょう。
巣の材料になるものを片付けておく
ハツカネズミは、段ボール・新聞紙・布・ビニールなどを集めて巣を作る習性があります。
台東区の資料では、ネズミ防除の環境対策として「巣づくりの場所や材料をなくす」ことが重要とされています(参考:台東区「ねずみの防除」)。
使わない段ボールや古新聞は長期間放置せず、定期的に処分するようにしましょう。
押し入れやクローゼットの奥に入れっぱなしの布類も、ときどき風を通して点検することが予防につながります。
物置や倉庫は特に巣を作られやすい場所なので、整理整頓を心がけてください。
物が少なく整理された空間は、ネズミにとって居心地の悪い環境となります。
不要な段ボールや新聞紙は、まとめて資源ゴミに出しましょう。室内に段ボールを積み上げておくと、ネズミの格好の巣材となってしまいます。
定期的に家のまわりをチェックする習慣をつける
ハツカネズミの被害を未然に防ぐには、日頃から家のまわりを点検する習慣をつけることが効果的です。
外壁のひび割れ、換気口の破損、基礎まわりのすき間などは、定期的にチェックして早めに補修しましょう。
京都市の資料でも、ネズミ対策として「整理整頓と点検を行う」ことが推奨されています(参考:京都市「ご家庭でできるネズミ対策について」)。
特に秋口は、冬に向けてネズミが屋内への侵入を試みる時期にあたるため、9月頃から重点的に点検することをおすすめします。
室内では、キッチンまわりや収納の奥にフンや汚れがないか確認してください。
早期発見が早期対処につながり、被害の拡大を防ぐことができます。
- 外壁にひび割れやすき間がないか確認する
- 換気口や通気口の網が破れていないかチェックする
- 配管まわりにすき間ができていないか点検する
- 室内にフンや汚れがないか定期的に確認する
- 物置や倉庫も忘れずに点検する
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ハツカネズミの駆除についてよくある質問(FAQ)
ハツカネズミの駆除に関して、よく寄せられる質問をまとめました。
駆除を検討している方の参考になれば幸いです。
それぞれの疑問に対して、具体的にお答えします。
Q:ハツカネズミはどのくらいのペースで増える?
ハツカネズミは、生後約35日で繁殖を開始し、妊娠期間は約20日と非常に短いのが特徴です。
大阪府の資料によると、1回の出産で約6匹を産み、年間に6〜10回の分娩を繰り返すとされています(参考:大阪府「ねずみの駆除について」)。
単純計算では、1組のペアから年間で数十匹の子ネズミが生まれることになります。
しかも、生まれた子ネズミも1〜2か月後には繁殖を始めるため、ネズミ算式に増えていくというのは決して誇張ではありません。
「まだ1匹しか見ていないから大丈夫」と安心するのは危険です。
発見したら早急に対策を講じることで、被害の拡大を防ぐことができます。
Q:市販のグッズだけで完全に駆除できる?
ハツカネズミは警戒心が弱いため、市販の粘着シートや殺鼠剤でも駆除できる可能性があります。
ただし、完全に駆除するには、侵入経路の封鎖や巣の除去まで行う必要があり、これが難しい場合もあるのが実情です。
台東区の資料でも、トラップや殺そ剤の使用に加え、「侵入口や環境改善を併用しないと再発しやすい」と注意喚起されています(参考:台東区「ねずみの防除」)。
繁殖力の高さから、駆除のスピードが繁殖に追いつかないケースも少なくありません。
自分で対策しても効果が見られない場合は、専門業者への相談を検討してください。
業者に依頼することで、侵入経路の特定から駆除、再発防止まで一貫した対応が期待できます。
Q:業者に頼んでからどれくらいで駆除が終わる?
駆除にかかる期間は、被害の規模や建物の状況によって異なりますが、一般的には数日から2週間程度が目安となります。
初回の調査で侵入経路や巣の場所を特定し、トラップや殺鼠剤を設置した後、数日から1週間程度で効果を確認します。
その後、侵入口の封鎖工事や清掃・消毒作業を行い、再発がないことを確認して完了となるケースが多いでしょう。
被害が広範囲に及んでいる場合や、建物の構造が複雑な場合は、さらに時間がかかることもあります。
業者によっては、駆除後の保証期間を設けており、その間に再発した場合は無料で対応してくれるところもあります。
依頼する際は、作業期間の目安と保証内容について事前に確認しておくとよいでしょう。
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騒音・悪臭・感染症リスクを放置すると被害が拡大します。プロの調査で原因を特定しましょう。
まとめ
ハツカネズミは、家ネズミの中で最も小さく、わずか1cm程度のすき間から侵入してくる厄介な存在です。
好奇心旺盛で警戒心が弱いため駆除しやすい面がある一方で、繁殖力が非常に高く、放置すると短期間で数が増えてしまいます。
健康被害や火災リスクなど深刻な影響を及ぼす可能性もあるため、発見したら早めの対策が欠かせません。
自力で駆除するのは非常に困難なので、専門業者への依頼を検討してください。
ネズミは夜行性で繁殖力が非常に高く、放置すると被害が急速に拡大します。騒音や悪臭による精神的ストレスだけでなく、感染症の媒介、電気配線をかじることによる火災リスク、建材の破損など、健康面・経済面での深刻な被害をもたらします。「おうちのミカタ」では、現地調査から駆除、侵入口の封鎖、清掃消毒、そして再発防止策まで、一貫したサービスをご提供しています。
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