夜中に天井から聞こえる足音や、部屋に漂う原因不明の獣臭に悩まされていませんか。
屋根裏に動物が住み着くと、騒音や悪臭だけでなく、建物の損傷や健康被害にまで発展するおそれがあります。
この記事では、屋根裏に潜む動物の正体を見分ける方法から、追い出しの具体的な手順、再発を防ぐための環境づくりまでを詳しく解説します。
天井裏の足音やかじる音で夜も眠れない方へ
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屋根裏に動物がいるかも!確認すべき3つのサイン
屋根裏に動物が侵入している場合、いくつかの特徴的なサインが現れます。
早期に異変を察知できれば、被害が拡大する前に対処することが可能です。
ここでは、音・見た目・臭いの3つの観点から、動物の存在を確認するポイントをご紹介します。
夜間や早朝に聞こえる足音や物音
屋根裏に動物が住み着いているかどうかを判断する最も分かりやすい手がかりは、夜間や早朝に聞こえる足音や物音です。
多くの野生動物は夜行性のため、人が寝静まった時間帯に活発に動き回ります。
たとえば「カサカサ」「トントン」といった軽い足音はネズミやイタチの可能性があり、「ドスドス」と重い振動を感じる場合はハクビシンやアライグマが疑われるでしょう。
こうした音が数日にわたって続くようであれば、単なる通りすがりではなく、屋根裏をねぐらとして利用している可能性が高まります。
- 軽い足音(カサカサ、カリカリ)→ ネズミ、コウモリの可能性
- 中程度の足音(トントン、バタバタ)→ イタチ、タヌキの可能性
- 重い足音(ドスドス、ドンドン)→ ハクビシン、アライグマの可能性
天井のシミや変色から読み取れる異変
天井に茶色いシミや変色が見られる場合、屋根裏に動物が住み着いて糞尿が蓄積しているサインかもしれません。
動物の排泄物が天井板に染み込むと、時間の経過とともに色が変わり、ひどい場合には板がたわんでくることもあります。
福井市の注意喚起によると、被害が深刻化した事例では天井から糞尿が染み出して悪臭が広がり、最終的に天井板が腐って抜け落ちたケースも報告されています。
参考:福井市「アライグマ・ハクビシンについての注意事項」
天井のシミを見つけたら、放置せず早めに屋根裏の状況を確認することが大切です。
部屋に漂う原因不明の獣臭
室内で原因不明の強烈な臭いを感じたら、屋根裏に動物がいる可能性を疑ってください。
動物の糞尿や体臭は独特のアンモニア臭や腐敗臭を放ち、特にイタチのように肉食性の動物はフンの臭いが非常に強烈です。
大阪市のホームページでも、天井裏に住み着いたイタチによる尿やフンの臭いがひどいという相談が増えていることが報告されています。
参考:大阪市「イタチについて」
換気をしても臭いが消えない場合や、特定の部屋だけ臭いが強い場合は、その真上の屋根裏を重点的にチェックしましょう。
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なぜ害獣は屋根裏を住処に選ぶのか
野生動物にとって、人間の住む家屋の屋根裏は非常に魅力的な環境です。
彦根市の説明によると、動物が天井裏に侵入する理由として「ねぐらにする」「ネズミを求めて来る」「春から夏は子育て」「冬は越冬」などが挙げられています。
参考:彦根市「生き物に関するよくある質問」Q3
なぜ屋根裏がこれほど好まれるのか、3つの理由から解説します。
外敵に襲われにくい閉鎖空間である
屋根裏は四方を壁や屋根材で囲まれた閉鎖空間であり、外敵から身を守るのに最適な場所です。
野生動物は常に天敵からの攻撃を警戒しながら生活しているため、安全な隠れ場所を確保することが生存に直結します。
屋根裏であれば、カラスやタカといった鳥類の捕食者から狙われる心配がありません。
さらに人間の生活空間から隔離されているため、日中は静かに休息でき、夜になってから活動を開始できるという利点もあります。
野生動物は安全な巣を一度見つけると、その場所に強い執着を示します。特にハクビシンは記憶力が良く、安全だと判断した場所で毎年巣作りをすることもあります。
一年を通じて温度が安定している
屋根裏は断熱材に囲まれているため、外気温の変化を受けにくく、一年を通じて比較的安定した温度を保っています。
夏の暑さや冬の寒さを避けられる環境は、野生動物にとって非常に快適なものです。
とりわけ冬場は越冬のために暖かい場所を求める動物が増えるため、屋根裏への侵入リスクが高まります。
春から夏にかけては子育ての場所として利用されることも多く、気がついたときには親子で住み着いていたというケースも珍しくありません。
人の出入りがほとんどない
屋根裏は日常的に人が立ち入ることがほとんどなく、動物にとっては邪魔されずに暮らせる理想的な空間です。
人の気配を感じにくい場所であれば、警戒心の強い野生動物も安心して巣を作れます。
こうした環境が整っているからこそ、一度侵入を許すと長期間にわたって居座られてしまうのです。
定期的に屋根裏を点検する習慣がない住宅では、被害が深刻化するまで動物の存在に気づかないことも少なくありません。
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屋根裏に潜みやすい動物6種と正体を見分けるコツ
屋根裏に侵入する動物にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴的な痕跡を残します。
横浜市では、天井裏に棲みつく主な動物としてアライグマ・ハクビシン・ネズミを挙げています。
参考:横浜市「お問合せの多い質問」Q6・Q8
ここでは代表的な6種類の動物について、足音やフンの特徴から正体を見分けるコツを解説します。
ネズミ:小刻みな走行音と米粒状のフン
ネズミは屋根裏に住み着く動物の中で最も一般的な存在です。
特にクマネズミは高い場所を好む習性があり、天井裏に巣を作ることが多いとされています。
足音は「カサカサ」「チョロチョロ」と小刻みで軽く、複数の個体が同時に走り回ることもあるため、騒がしく感じられるかもしれません。
フンは米粒ほどの大きさで細長く、黒っぽい色をしています。
繁殖力が非常に高いため、放置するとあっという間に数が増えてしまう点に注意が必要です。
- 足音:カサカサ、チョロチョロと軽い音
- フン:5mm〜1cm程度、米粒状で黒っぽい
- その他:柱や梁をかじった跡が見られることがある
ハクビシン:重い足音と果実の種が混じるフン
ハクビシンは額から鼻にかけて白い線が入った特徴的な外見を持ち、体長は90〜130cm程度になります。
茅ヶ崎市によると、ハクビシンは天井裏に住み着いてフンや尿をする、音を立てる、ノミやダニが発生するといった被害をもたらします。
参考:茅ヶ崎市「市内に生息する野生動物と被害」ハクビシンの項
足音は「ドンドン」「ドスドス」と重く、屋根裏を歩き回る振動がはっきりと伝わってきます。
果実を好んで食べるため、フンには種子が多く混じっているのが特徴です。
同じ場所で排泄する「溜めフン」の習性があり、被害が一箇所に集中しやすい傾向があります。
アライグマ:昼夜問わず響く振動と攻撃的な性格
アライグマは近年急速に生息域を広げている外来種で、環境省の資料でも家屋の屋根裏に侵入することがあると指摘されています。
参考:環境省「アライグマ防除の手引き」
体長は40〜60cm程度で、夜行性だけでなく昼間にも活動する個体が多いのが特徴です。
足音は重く、「ドスドス」という振動が昼夜を問わず響くことがあります。
見た目は愛らしいものの、性格は非常に攻撃的で、追い詰められると人間にも向かってくることがあるため、見つけても不用意に近づかないでください。
フンには動物の骨や昆虫の羽、種子などが混ざっていることが多いです。
イタチ:軽快な動きと強烈なフンの臭い
イタチは細長い体形が特徴で、体長は20〜40cm程度です。
大阪市によると、最近では天井裏に住みつくケースが増えており、天井裏を走り回る騒音や尿・フンの臭いに関する相談が多く寄せられています。
参考:大阪市「イタチについて」
足音は「トントン」「バタバタ」と軽快で、夜間に活発に動き回ります。
肉食性のため、フンの臭いは他の動物と比べて格段に強烈です。
溜めフンの習性もあるため、天井裏に住み着かれると悪臭被害が深刻化しやすい動物といえます。
イタチのフンは水分を多く含み、独特の強烈な臭いを放ちます。通常の清掃では臭いが取れないケースもあるため、早期発見・早期対処が重要です。
コウモリ:羽音と乾燥したパサパサのフン
屋根裏に侵入するコウモリの多くは「アブラコウモリ」と呼ばれる小型の種類で、体長はわずか5cm程度しかありません。
身体が非常に柔らかく、1〜2cmの隙間があれば侵入できてしまうため、他の動物が入れない小さな穴からでも屋根裏に潜り込みます。
足音はほとんど聞こえませんが、夜になると「バサバサ」という羽音や「キーキー」という高い鳴き声が聞こえることがあります。
フンは細長くてパサパサと乾燥しており、昆虫を主食としているため虫の破片が混じっていることもあります。
集団で生活するため、住み着かれると大量のフンが堆積する点に注意が必要です。
タヌキ:臆病で静かだが溜め糞の習性あり
タヌキは体長60〜80cm程度で、非常に臆病で繊細な性格をしています。
他の動物と比べて静かに行動することが多く、足音だけでは存在に気づきにくいかもしれません。
ただし、ハクビシンやイタチと同様に溜めフンの習性があるため、天井裏に住み着かれると悪臭や建材の腐食につながります。
フンは楕円形で、食べたものによって種子や動物の骨が混ざっていることがあります。
農作物への被害も報告されているため、家庭菜園や近隣の畑がある場合は注意が必要です。
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動物はどこから屋根裏に入り込むのか
屋根裏に動物がいることが分かったら、次に確認すべきは侵入経路です。
彦根市の案内では、縁の下・建物の継ぎ目・屋根の隙間が侵入口になりうると説明されています。
参考:彦根市「生き物に関するよくある質問」Q3
侵入口を特定して塞がなければ、追い出しても再び侵入されてしまいます。
換気口・通気口の隙間や破損
屋根裏の換気口や通気口は、動物の侵入経路として最も多い場所のひとつです。
福井市の注意喚起によると、床下の通気口や屋根の継ぎ目の穴が家屋侵入被害の原因になっているケースが多いとされています。
参考:福井市「アライグマ・ハクビシンについての注意事項」
通気口のカバーが劣化して穴が開いていたり、網目が大きすぎたりすると、動物は簡単に通り抜けてしまいます。
特にアライグマやハクビシンは頭骨が大人の握りこぶし程度で、その大きさの穴があれば体ごとねじ込んで侵入できるため、定期的な点検が欠かせません。
京都市の資料によると、イタチは3〜4cmの隙間でも侵入できるとされています。小さな隙間も見逃さないよう注意しましょう。
屋根瓦のズレや軒下の劣化部分
台風や経年劣化によって屋根瓦がズレると、その隙間から動物が侵入することがあります。
軒下の板が腐食して穴が開いている場合も、格好の侵入経路になってしまうでしょう。
特に木造住宅は経年によって建材が傷みやすく、知らないうちに隙間ができていることがあります。
屋根や軒下は地上から確認しにくい場所ですが、動物の侵入を防ぐためには定期的なチェックが重要です。
雨漏りの修理をする際などに、あわせて動物の侵入口がないか確認しておくとよいでしょう。
配管周りや電線引き込み口の穴
給排水管やガス管が建物を貫通する部分には、施工時の隙間が残っていることがあります。
電線の引き込み口も同様で、ケーブルと外壁の間にわずかな空間ができていれば、小型の動物は容易に通り抜けます。
農林水産省のマニュアルでも、一部の動物が家屋の天井裏や戸袋に営巣し、電線や電話線をかじる被害が報告されています。
参考:農林水産省「鳥獣被害対策マニュアル(該当章)」
配管や電線周りの隙間は見落としやすいため、意識的に確認することが大切です。
庭木や電柱を伝って屋根に登るケース
ハクビシンやアライグマは木登りが得意で、庭木の枝を伝って屋根に登ることがあります。
環境省の資料でも、アライグマは木登りが得意で果樹被害だけでなく家屋の屋根裏に侵入することがあると解説されています。
参考:環境省「アライグマ防除の手引き」
電柱や電線を伝って屋根にアクセスするケースもあるため、建物の周囲に動物が登れる足場がないか確認しておきましょう。
屋根に届くほど伸びた庭木の枝は、定期的に剪定しておくことをおすすめします。
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放置するとどうなる?被害が広がるまでの流れ
屋根裏に動物が住み着いても、すぐに深刻な被害が出るわけではありません。
しかし時間が経過するにつれて被害は確実に拡大していき、最終的には建物の安全性や住人の健康にまで影響を及ぼします。
ここでは、被害がどのように進行していくのかを段階別に解説します。
初期段階:夜間の騒音による睡眠障害
動物が屋根裏に侵入した初期段階で最も分かりやすい被害は、夜間の騒音です。
多くの野生動物は夜行性のため、人が寝静まった時間帯に活発に動き回ります。
足音や鳴き声が天井から響き、眠りを妨げられることで睡眠障害につながるケースも少なくありません。
自分の家に侵入者がいるという心理的なストレスも加わり、精神的な負担が大きくなりがちです。
この段階で対処すれば被害を最小限に抑えられるため、異変を感じたら早めに行動することが重要です。
騒音が気になり始めたら、まず数日間にわたって音がする時間帯やパターンを記録しておくと、動物の種類を特定する手がかりになります。
中期段階:糞尿の蓄積による悪臭と天井の腐食
動物が屋根裏に住み着いて時間が経つと、糞尿が蓄積して強烈な悪臭が発生し始めます。
特にハクビシンやイタチ、タヌキには同じ場所で排泄する「溜めフン」の習性があるため、被害が一箇所に集中して深刻化しやすい傾向があります。
糞尿の水分が天井板に染み込むと、木材が腐食してシミやたわみが生じます。
福井市の報告では、天井から糞尿が染み出して悪臭が広がり、最終的には天井が腐って抜け落ちた事例もあるとされています。
参考:福井市「アライグマ・ハクビシンについての注意事項」
深刻な段階:断熱材の破壊と配線被害による火災リスク
被害が進行すると、動物が断熱材を引きずり出して巣材にしたり、電気配線をかじったりすることがあります。
農林水産省のマニュアルでも、動物が木材や電線・電話線をかじる被害が報告されています。
参考:農林水産省「鳥獣被害対策マニュアル(該当章)」
断熱材が損傷すると家屋の断熱性能が低下し、冷暖房効率に影響を及ぼします。
さらに深刻なのは、電気配線の被覆がかじられることで漏電や火災のリスクが高まる点です。
害獣が原因で起きた火災では、保険金の支払対象外となった事例もあるため、早期の対処が不可欠です。
健康被害:ダニ・ノミ・病原菌の室内拡散
屋根裏に動物が住み着くと、その体に付着しているダニやノミが繁殖して室内に拡散することがあります。
茅ヶ崎市でもハクビシンによる被害として、ノミやダニの発生が挙げられています。
参考:茅ヶ崎市「市内に生息する野生動物と被害」ハクビシンの項
乾燥した糞が空気中に舞い上がると、病原菌やアレルギー物質を吸い込んでしまうおそれもあります。
特に高齢者や小さな子ども、ペットは抵抗力が弱く、感染症にかかると重症化するリスクがあります。
咳やかゆみ、原因不明のアレルギー症状が出ている場合は、屋根裏の動物被害を疑ってみてください。
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屋根裏から動物を追い出すには何をすればいいのか
屋根裏に動物がいることが分かったら、できるだけ早く追い出しの対策を講じましょう。
彦根市では、根本的な対策として「侵入口を見つける→動物を追い出す→侵入口を塞ぐ」という3ステップが重要だと説明しています。
参考:彦根市「生き物に関するよくある質問」Q3
ここでは具体的な追い出し方法をご紹介します。
忌避剤やハーブ系の臭いで追い払う
野生動物は嗅覚が非常に発達しているため、苦手な臭いを使って追い出す方法が有効です。
京都市の資料では、木酢液や10〜20倍に薄めたクレゾール石けん液などを忌避剤として使用できると案内されています。
参考:京都市「野生鳥獣・虫等に関する相談 Q&A集」
市販の忌避剤にはハッカやハーブ系の成分を含むものもあり、動物がいる場所に設置することで居心地を悪くできます。
ただし、効果には個体差があり、一時的に立ち去っても戻ってくることがあるため、忌避剤だけに頼らず侵入口の封鎖とあわせて実施することが大切です。
- 木酢液:ホームセンターで購入可能、独特の焦げた臭いで動物を寄せ付けない
- クレゾール石けん液:10〜20倍に薄めて使用
- 市販の忌避剤:ハッカ系、唐辛子系などさまざまな種類がある
超音波装置や強い光で居心地を悪くする
夜行性の動物は強い光や音を嫌う傾向があるため、超音波発生装置やライトを使って追い出す方法もあります。
北九州市のコウモリ対策では、ライトアップで棲みにくい環境を作ることが推奨されています。
参考:北九州市「よくある相談と対策【コウモリ】」
超音波装置はホームセンターなどで販売されており、人間には聞こえない周波数の音で動物を不快にさせます。
ただし、効果には個体差があり、慣れてしまう動物もいる点に注意が必要です。
他の対策と組み合わせて使用することで、より高い効果が期待できます。
バルサンなどの燻煙剤が効く動物と効かない動物
燻煙剤(バルサンなど)は、煙の刺激で動物を追い出す方法として知られています。
京都市の資料では、害虫駆除用の燻蒸剤を動物のいる場所に使うことで寄り付きにくくできると説明されています。
参考:京都市「野生鳥獣・虫等に関する相談 Q&A集」
北九州市でも、火を使わない煙の出る害虫駆除剤を屋根裏に置くコウモリ対策を紹介しています。
参考:北九州市「よくある相談と対策【コウモリ】」
ただし、動物の種類や状況によって効果は異なります。
子育て中の動物は煙を浴びても巣から離れにくいこともあり、冬眠期のコウモリなど追い出しが難しい時期もあるため、時期を見極めることが重要です。
燻煙剤使用時に守るべき注意点
燻煙剤を使用する際は、いくつかの注意点を守る必要があります。
まず、火災報知器が反応する可能性があるため、使用前に一時的にカバーするか、警報が鳴っても慌てないよう準備しておきましょう。
ペットや小さな子どもがいる家庭では、煙が居住空間に流れ込まないよう換気経路を確認してください。
燻煙後は必ず換気を十分に行い、煙が残っている状態で屋根裏に入らないようにしましょう。
動物が出ていったことを確認したら、すぐに侵入口を塞ぐことが重要です。
燻煙剤で動物が死んでしまった場合、死骸の処理が必要になります。屋根裏に動物がいる状態で侵入口を塞いでしまうと、中で餓死して腐敗し、さらに深刻な被害につながるため注意してください。
追い出した直後に侵入口を封鎖する重要性
動物を追い出しただけで安心してはいけません。
侵入口をそのままにしておくと、同じ動物や別の動物に再び侵入されてしまうおそれがあります。
京都市の資料でも、一時的に立ち去っても戻ることがあるため、侵入口と思われる隙間を金網や板でふさぐよう案内されています。
参考:京都市「野生鳥獣・虫等に関する相談 Q&A集」
追い出しを行う際は、事前に侵入口を特定しておき、動物が外に出たことを確認したらすぐに封鎖できるよう準備しておきましょう。
封鎖には金網やパンチングメタル、パテなど、動物がかじっても壊れにくい材料を使用することが大切です。
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自力での対処と業者依頼、どちらを選ぶべきか
屋根裏の動物対策は自分で行うこともできますが、状況によっては専門業者に依頼したほうがよいケースもあります。
京都市の資料では、自力での対策が難しい場合は害獣駆除業者や工務店に依頼するよう案内されています。
参考:京都市「野生鳥獣・虫等に関する相談 Q&A集」
ここでは自力対応と業者依頼の判断基準について解説します。
鳥獣保護法で許可なく駆除できない動物がいる
日本では多くの野生動物が「鳥獣保護法」によって保護されており、許可なく捕獲・駆除することは法律で禁止されています。
横浜市によると、コウモリが家に棲みつくケースでは市の対応はしておらず、民間への相談を案内しています。
参考:横浜市「お問合せの多い質問」Q6・Q8
北九州市でも、コウモリの捕獲には県の許可が必要だと明記されています。
参考:北九州市「よくある相談と対策【コウモリ】」
ハクビシン、アライグマ、イタチ、タヌキ、コウモリなどはすべて鳥獣保護法の対象となるため、これらの動物を自分で捕獲することはできません。
一方、ネズミは鳥獣保護法の対象外であり、自分で駆除することが可能です。
鳥獣保護法に違反すると、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。対象動物かどうか分からない場合は、捕獲せずに追い出しにとどめるか、専門業者に相談してください。
自分で対応できる範囲の見極め方
自力で対処できるかどうかは、動物の種類・被害の程度・建物の状況によって判断します。
ネズミであれば粘着シートや捕獲器を使った駆除が可能で、忌避剤や燻煙剤による追い出しも比較的取り組みやすいでしょう。
ただし、屋根裏への出入りが危険な構造の住宅や、すでに糞尿による汚染がひどい場合は、無理をせず業者に任せることをおすすめします。
子育て中の動物がいる場合は親が攻撃的になっていることもあるため、安全面からも専門家への依頼を検討してください。
京都市でもアライグマについて、天井裏などに入り込んでいる場合の追い出しは各自で行うとしつつ、困難な場合は業者依頼を案内しています。
参考:京都市「野生鳥獣・虫等に関する相談 Q&A集」
業者に頼むと何をしてもらえるのか
害獣駆除業者に依頼すると、動物の種類の特定から追い出し、侵入口の封鎖、清掃・消毒まで一貫して対応してもらえます。
具体的には以下のような作業が含まれることが一般的です。
- 屋根裏の点検と動物の種類・被害状況の確認
- フンや足跡、侵入経路などの痕跡調査
- 動物の追い出しまたは許可を得た上での捕獲
- 侵入口の特定と封鎖工事
- 糞尿で汚染された箇所の清掃・消毒
- 再発防止のためのアドバイス
専門知識を持ったプロが対応するため、自力では見つけられなかった侵入口を発見できたり、法律に則った適切な方法で駆除してもらえたりするメリットがあります。
駆除費用の目安と見積もり時のチェックポイント
害獣駆除の費用は、動物の種類や被害の程度、作業の難易度によって大きく異なります。
一般的な目安は数万円から十数万円程度ですが、被害が広範囲に及んでいる場合や清掃・消毒・修繕が必要な場合はさらに費用がかかることがあります。
見積もりを依頼する際は、以下のポイントを確認しておくとよいでしょう。
- 作業内容の内訳が明確になっているか
- 追加料金が発生する条件が説明されているか
- 保証期間やアフターケアの有無
- 複数社から見積もりを取って比較する
信頼できる業者を選ぶためにも、複数社から見積もりを取り、対応の丁寧さや説明の分かりやすさも判断材料にしてください。
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動物を二度と寄せ付けないための環境づくり
屋根裏から動物を追い出したら、再び侵入されないよう環境を整えることが重要です。
せっかく対策をしても、同じ状況が続けばまた別の動物に住み着かれてしまいます。
ここでは、動物を寄せ付けない住環境づくりのポイントを4つご紹介します。
侵入経路になりやすい箇所を金網やパテで塞ぐ
動物の再侵入を防ぐ最も確実な方法は、侵入口となりうる隙間をすべて塞ぐことです。
京都市では、侵入口と思われる隙間を金網や板でふさぐよう案内しています。
参考:京都市「野生鳥獣・虫等に関する相談 Q&A集」
金網やパンチングメタルは強度があり、動物にかじられにくい素材です。
小さな穴にはパテを使って埋め、換気口にはしっかりとしたカバーを取り付けましょう。
イタチは3〜4cmの隙間でも侵入できるため、小さな隙間も見逃さないよう注意が必要です。
彦根市では、根本的対策として「侵入口を見つける→動物を追い出す→侵入口を塞ぐ」の3ステップが重要だと説明しています。塞ぐ作業は追い出しとセットで行いましょう。
屋根に届く庭木の枝を定期的に剪定する
ハクビシンやアライグマは木登りが得意で、庭木の枝を伝って屋根に登ることがあります。
屋根や外壁に接触するほど伸びた枝は、動物にとって格好の侵入ルートになってしまいます。
定期的に庭木を剪定し、屋根から2メートル以上の距離を保つようにしましょう。
電柱や隣家のフェンスなど、動物が足場にしそうな構造物が近くにある場合も注意が必要です。
周囲の環境を見直すことで、動物が屋根に近づきにくい状況を作れます。
ゴミや食べ残しを屋外に放置しない
野生動物は食べ物を求めて人間の生活圏に近づいてきます。
ゴミや食べ残しを屋外に放置すると、動物を誘引する原因になってしまいます。
生ゴミはフタ付きの容器に入れ、収集日まで屋内で保管するのが理想的です。
ペットのエサを外に置きっぱなしにしたり、庭に果物を放置したりすることも避けましょう。
動物にとって魅力的なエサ場がなければ、わざわざその場所に住み着く理由がなくなります。
建物の劣化を定期点検で早期発見する
建物の経年劣化によって生じた隙間や穴は、動物の侵入口になりやすい場所です。
年に1〜2回は外壁や屋根、軒下などを点検し、劣化している箇所がないか確認する習慣をつけましょう。
雨漏りの修理や外壁塗装のタイミングで、あわせて動物の侵入リスクをチェックしてもらうのも効果的です。
早期に劣化を発見して補修すれば、動物の侵入を未然に防げるだけでなく、建物の寿命を延ばすことにもつながります。
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害獣駆除に関するよくある質問(FAQ)
屋根裏の動物被害について、多くの方が疑問に思われるポイントをまとめました。
対処法を検討する際の参考にしてください。
Q1:屋根裏から音がするけど姿が見えない場合はどうすればいい?
音はするのに姿が見えないという状況は珍しくありません。
野生動物は警戒心が強く、人の気配を感じると隠れてしまうことが多いためです。
まずはフンや足跡、かじり跡などの痕跡を探してみましょう。
天井にシミがないか、部屋に獣臭がないかも確認のポイントです。
自分で特定が難しい場合は、駆除業者の無料点検を利用すると、専門家が痕跡から動物の種類を判断してくれます。
Q2:市役所や保健所は対応してくれる?
自治体によって対応範囲は異なりますが、基本的に行政機関が直接駆除や追い出しを行うことはありません。
京都市では、イタチやタヌキ、コウモリなどについて「行政機関による捕獲・駆除は行っていない」と明記されています。
横浜市ではアライグマとハクビシンについては罠設置と捕獲個体の回収を行っているものの、コウモリは市の対応対象外となっています。
まずはお住まいの自治体に相談し、どのような支援が受けられるか確認してみてください。
Q3:一度追い出してもまた戻ってくることはある?
残念ながら、追い出しただけでは再び戻ってくる可能性が高いです。
京都市の資料でも「一時的に立ち去っても戻ることがある」と注意喚起されています。
特にハクビシンは記憶力が良く、一度安全だと判断した場所には何度も戻ってこようとします。
再侵入を防ぐためには、追い出しと同時に侵入口を完全に塞ぐことが不可欠です。
また、ゴミや食べ物を放置しないなど、動物を寄せ付けない環境づくりも継続して行いましょう。
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まとめ
屋根裏に動物が住み着くと、騒音や悪臭だけでなく、建物の損傷や健康被害など深刻な問題に発展するおそれがあります。
夜間の足音や天井のシミ、原因不明の獣臭を感じたら、早めに対策を講じることが大切です。
根本的な解決には「侵入口を見つける→動物を追い出す→侵入口を塞ぐ」という3つのステップが欠かせません。
ただし、ハクビシンやアライグマ、イタチ、コウモリなど多くの野生動物は鳥獣保護法で保護されているため、無許可での捕獲は法律違反となります。
自力での対処が難しい場合や、被害が深刻化している場合は、専門の害獣駆除業者に相談することをおすすめします。
プロの力を借りれば、適切な方法で動物を追い出し、再発防止まで一貫して対応してもらえます。
ネズミは夜行性で繁殖力が非常に高く、放置すると被害が急速に拡大します。騒音や悪臭による精神的ストレスだけでなく、感染症の媒介、電気配線をかじることによる火災リスク、建材の破損など、健康面・経済面での深刻な被害をもたらします。「おうちのミカタ」では、現地調査から駆除、侵入口の封鎖、清掃消毒、そして再発防止策まで、一貫したサービスをご提供しています。
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