家の中にネズミが出たら?被害と自分でできる対策をプロが解説
家の中でネズミを見つけたら、誰でも驚いてしまうでしょう。
ネズミを放っておくと、病気や火災など深刻な被害を引き起こす危険があります。
この記事では、駆除のプロがネズミの見分け方から対処法まで分かりやすく説明します。
天井裏の足音やかじる音で夜も眠れない方へ
ネズミ被害の原因調査と徹底駆除をプロが対応します
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家にネズミが出たら最初にすべき3つの行動

ネズミを見つけたときは、落ち着いて行動することが大切です。
正しい順番で対処すれば、家族の安全を守りながら被害を防げます。
ここでは、最初にやるべき3つのステップを紹介します。
1. 家族・ペットの安全確保を最優先に
ネズミを見かけたら、まず家族とペットを安全な場所に移動させてください。
ネズミは病気のもとになる菌を持っていることがあり、直接触れると感染のおそれがあります。
特に小さな子どもやペットが近づかないよう気をつけましょう。
寝室のドアはしっかり閉め、夜間の接触を防ぐことも大切です。
ネズミのフンや尿には病原菌が含まれていることがあるため、素手で触らないでください。
2. 被害状況の確認と写真記録
安全を確保したら、被害の状況をスマホで写真に撮っておくことが重要です。
賃貸なら管理会社への報告に使えますし、駆除業者への相談でも役立ちます。
フンが落ちている場所、かじられた跡、壁の黒ずみなどを記録しましょう。
確認するときは、必ずマスクと手袋をつけてください。
- フンが落ちている場所と量
- かじられた食品や家具
- 壁や床の黒い汚れ(ラットサイン)
3. 応急的な追い出し対策の実施
被害状況を把握したら、市販のくん煙剤を使って一時的にネズミを追い出す方法が効果的です。
ただし効果は長く続かないため、同時に食べ物を密閉容器に入れ、ゴミ箱にはフタをしましょう。
これは本格的な駆除を始めるまでの時間稼ぎになります。
- 食品を密閉容器に移す
- ゴミ箱にフタをする
- ペットフードを片付ける
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騒音・悪臭・感染症リスクを放置すると被害が拡大します。プロの調査で原因を特定しましょう。
ネズミが家にいる症状・サインの見分け方

ネズミは夜に活動するため、直接姿を見ることは少ない動物です。
そのため、残された痕跡からネズミがいるかどうかを判断する必要があります。
ここでは、プロが確認している7つのサインを紹介します。
天井裏や壁の中からする音
夜中に天井裏から「トトトト」「パタパタ」という足音が聞こえたら、ネズミがいる可能性が高いです。
特に午後10時から深夜2時頃に音がすることが多いでしょう。
「ガリガリ」という音は、柱や壁をかじっている証拠です。
クマネズミは高い場所を好むため、天井裏を住みかにすることが多いです。
ネズミの糞の発見と種類別の見分け方
ネズミのフンは、存在を証明する確実な証拠になります。
フンの大きさや形を見れば、どの種類のネズミかも分かります。
部屋の隅や家具の裏に黒い粒が落ちていないか確認してみてください。
- クマネズミ:6〜10mm、細長い、茶〜灰色
- ドブネズミ:10〜20mm、太め、黒っぽい
- ハツカネズミ:4〜7mm、米粒大、茶色
食べ物の食い荒らし被害
保管していた食品に小さな穴やかじった跡があれば、ネズミによる被害です。
ネズミはビニール袋や薄いプラスチック容器なら簡単に破ってしまいます。
少しでも触れた可能性のある食品は、安全のため全て捨ててください。
ネズミが触った食品には病原菌が付いている可能性があり、食べると食中毒になるおそれがあります。
齧り跡や木くずの発見
家具の角や柱に鋭い歯型の跡や木くずがあれば、ネズミがかじった痕跡です。
ネズミの前歯は一生伸び続けるため、硬いものをかじって削る必要があるのです。
電気配線もかじられることがあり、火災の原因になる危険があります。
電気配線の被害は漏電や火災につながるため、早めの対策が必要です。
ラットサイン(黒い汚れ跡)の確認
壁際に筋状の黒い汚れがあれば、「ラットサイン」と呼ばれるネズミ特有の痕跡です。
ネズミは壁に体を擦りながら移動するため、皮脂や汚れが付着します。
この汚れを辿ると、侵入経路や巣の場所を見つける手がかりになります。
ラットサインは普通の汚れと違い、一定の高さで連続しているのが特徴です。
尿シミや異臭の発生
天井や壁に黄色いシミが現れたり、獣のような臭いがしたら、ネズミの尿による被害かもしれません。
ネズミは移動しながら尿をするため、天井裏に大量にたまっていることがあります。
この尿に含まれる菌が健康被害を引き起こすこともあるので注意が必要です。
尿のアンモニア臭を感じたら、早めに原因を調べて消毒と駆除を行いましょう。
足跡の確認方法
埃がたまりやすい場所に5mm程度の小さな足跡が残っていることがあります。
ネズミの足跡は前足が4本指、後足が5本指で、尻尾を引きずった線も見られます。
床に小麦粉を薄くまいておくと、足跡を確認しやすくなります。
- 小麦粉や重曹を薄くまいて一晩置く
- 翌朝、足跡がついていないか確認する
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家に出るネズミの種類とは?その特徴も解説

日本の住宅に出るネズミは主に3種類います。
種類によって習性が違うため、まずはどのネズミか見分けることが大切です。
ここでは、それぞれの特徴を分かりやすく説明します。
クマネズミ(被害の半数以上を占める最多種)
クマネズミは日本の住宅被害で最も多い種類です。
体長は14〜20cmで、運動能力が高く、垂直の壁も登れます。
天井裏を好み、警戒心が強いため駆除が難しいのが特徴です。
1.5〜2cmの隙間があれば侵入できてしまいます。
クマネズミは学習能力が高く、一度失敗した罠には近づかなくなります。
ドブネズミ(水回りを好む大型種)
ドブネズミは3種類の中で最も大きく、体長は18〜26cmあります。
湿気の多い場所を好み、下水道や床下に住みつきます。
泳ぎが得意で排水管から侵入することもありますが、高い場所への移動は苦手です。
気性が荒いため、追い詰めると噛みつくこともあります。
ドブネズミは攻撃的な性格なので、見つけても近づかないでください。
ハツカネズミ(小型で繁殖力が高い種)
ハツカネズミは体長5〜10cmと手のひらに乗るほど小さいネズミです。
1円玉サイズの隙間からでも侵入できるため、完全な防御が難しいです。
繁殖力が非常に高く、年間で30〜80匹もの子どもを産みます。
「ハツカ」という名前は、妊娠期間が約20日であることに由来しています。
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ネズミが家に出ることで起こる深刻な被害

ネズミによる被害は、不快感だけでは済まないことがあります。
健康被害や火災など、家族の安全に関わる問題に発展する可能性があるのです。
ここでは、6つの代表的な被害について説明します。
感染症リスク
ネズミは命に関わる感染症を媒介することがあります。
サルモネラ菌による食中毒は、高熱や激しい下痢を引き起こします。
フンや尿が乾燥して空気中に舞い、それを吸い込んで感染することもあります。
ネズミの糞尿には病原菌が含まれるため、必ず手袋とマスクをつけて処理してください。
ダニ・ノミによる二次被害
ネズミの体にはダニやノミがたくさんついています。
ネズミが死んだり駆除されたりすると、これらの虫は新たな宿主として人間を刺すようになります。
刺された部分は激しいかゆみと腫れを起こし、感染症を媒介することもあります。
ネズミ駆除と同時に、ダニやノミの対策も行う必要があります。
食品の食い荒らしと経済的損失
ネズミに食べられた食品は全て捨てる必要があります。
実際に食べられた量が少なくても、フンや尿で汚染されている可能性があるためです。
被害が続くと、食品の廃棄だけで大きな出費になってしまいます。
- 食品は金属製やガラス製の容器で保管する
- ペットフードも密閉容器に入れる
家具・建材の破損
ネズミの前歯は一生伸び続けるため、毎日何かをかじって歯を削る必要があります。
その結果、家具や柱、断熱材などが次々とボロボロにされてしまいます。
長期間放置すると、修繕に高額な費用がかかることもあります。
早めに駆除することで、建物への被害を最小限に抑えられます。
電気配線の齧りによる火災リスク
ネズミによる被害で最も危険なのが電気配線への被害です。
配線の被覆をかじられると、ショートや漏電を起こし、火災の原因になります。
天井裏や壁の中は見えないため、発見が遅れやすいのも問題です。
焦げ臭い匂いやブレーカーが頻繁に落ちる場合は、すぐに点検してください。
騒音による睡眠障害・精神的ストレス
夜行性のネズミは、人が眠る時間に最も活発に動きます。
天井裏を走り回る音で眠れなくなり、不眠症になる人もいます。
精神的なストレスから体調を崩すケースも報告されています。
騒音被害が続く場合は、早めにプロに相談することをおすすめします。
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自分でできるネズミの駆除方法

業者に頼む前に、まずは自分でできる対策を試してみましょう。
ここでは、効果的な駆除方法を注意点とともに紹介します。
無理をせず、難しければプロへの依頼も検討してください。
煙缶・忌避剤による追い出し作戦
くん煙タイプの忌避剤は、ネズミを一時的に追い出すのに効果的です。
使用前に家族やペットを避難させ、食品や食器はビニールで覆っておきましょう。
ただし効果は一時的なので、他の対策と組み合わせる必要があります。
- 複数の部屋で同時に使用すると効果的
- 天井裏にも煙が届くよう工夫する
毒エサの効果的な設置方法
毒エサを使うときは、ネズミが普段食べているものに混ぜると効果的です。
フンが多く落ちている場所や壁際に設置しましょう。
ペットや子どもがいる家庭では、誤食を防ぐために設置場所に注意が必要です。
毒餌は専用のステーションに入れ、ペットや子どもの手が届かない場所に置いてください。
粘着トラップの正しい使い方
粘着トラップは、壁際にL字型に折り曲げて3〜5枚並べると効果的です。
1枚だけだとネズミは飛び越えてしまうことがあります。
素手で触ると人間の匂いがついて警戒されるため、手袋を使いましょう。
- 中央にピーナッツバターなどの餌を置く
- 2〜3日で新しいものに交換する
捕獲器・カゴ罠の活用法
捕獲器は繰り返し使えて経済的な駆除方法です。
成功率を上げるには、最初の数日は扉を開けたまま餌だけ置いて、ネズミを慣れさせます。
餌はピーナッツバターやとうもろこしなど、匂いの強いものが効果的です。
捕獲後の処理方法を、事前に考えておきましょう。
超音波・電磁波機器の使用
超音波機器は、薬剤を使わない安全な方法として人気があります。
ネズミが嫌う周波数の音を出して追い払う仕組みです。
ただし効果が出るまでに2週間〜1ヶ月かかることが多く、即効性はありません。
ネズミが音に慣れてしまい、効果が薄れることもあります。
自然由来の忌避方法(ハッカ油・チリパウダー等)
化学薬品を使いたくない方には、天然成分の忌避剤がおすすめです。
チリパウダーに含まれるカプサイシンは、ネズミの嗅覚を刺激して追い払います。
ハッカ油も効果的で、コットンに染み込ませて設置したりスプレーで使えます。
- チリパウダーを侵入口周辺にまく
- ハッカ油をコットンに染み込ませて置く
ネズミの死骸処理と清掃・消毒作業
駆除後の処理は、感染症予防のために非常に重要です。
必ずゴム手袋とマスクをつけ、死骸やフンに直接触れないようにしましょう。
掃除機は使わず、アルコールで湿らせたペーパータオルで拭き取ってください。
- 手袋とマスクを着用する
- 死骸は殺虫剤を噴霧してから処理
- 清掃後は消毒液で拭き掃除
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賃貸住宅でネズミが出たときの対処法

賃貸でネズミが出た場合、持ち家とは違った対応が必要になります。
費用負担や責任の問題でトラブルになることもあるため、正しい知識が大切です。
ここでは賃貸特有の問題と対処法を説明します。
大家・管理会社への連絡義務と報告内容
賃貸でネズミを見つけたら、すぐに大家や管理会社に報告してください。
これは法律上の義務でもあり、放置して被害が広がると責任を問われることがあります。
発見日時、場所、被害状況を写真付きで伝えましょう。
- 発見した日時と場所
- フンや被害の写真
- メールなど記録が残る方法で報告
駆除費用の負担責任(原則は大家負担)
法律上、ネズミ駆除費用は原則として大家が負担することになっています。
大家には入居者が快適に暮らせる環境を提供する義務があるためです。
ただし、入居者の不衛生な生活が原因の場合は、入居者負担になることもあります。
契約書に特約がある場合はそちらが優先されるため、事前に確認しておきましょう。
対応してもらえない場合の対策
大家が動いてくれない場合は、書面で正式に駆除を要請しましょう。
それでもダメなら、内容証明郵便で通知すれば法的な証拠になります。
市役所の無料法律相談や消費生活センターに相談する方法もあります。
緊急の場合は自費で駆除し、後から費用を請求することも可能です。
入居者ができる自衛策
大家の対応を待つ間も、自分でできる対策は進めておきましょう。
食品の密閉保管やゴミの管理を徹底し、ネズミを寄せ付けない環境を作ります。
排水管の隙間を防鼠パテで埋めるなど、侵入口の封鎖も効果的です。
- 食品は密閉容器で保管
- 生ゴミはこまめに処分
- 配管周りの隙間を塞ぐ
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ネズミ駆除業者に依頼すべきケースと選び方

自分での駆除が難しいと感じたら、プロへの依頼を検討しましょう。
ただし業者選びは慎重に行わないと、トラブルになることもあります。
ここでは依頼のタイミングと失敗しない選び方を紹介します。
自力駆除の限界を見極める判断基準
2週間以上対策しても効果がない場合は、プロの力が必要かもしれません。
昼間でも物音がする、天井裏から複数の足音がするなどは大量発生のサインです。
電気系統の異常がある場合は、火災の危険があるため緊急に対応しましょう。
- 2週間以上駆除しても効果がない
- 昼間でもネズミの音がする
- ブレーカーが頻繁に落ちる
専門業者に依頼するメリット
プロに頼む最大のメリットは、確実性と安全性です。
専門的な機材で調査を行い、建物に合った最適な方法で駆除してくれます。
侵入口の封鎖から消毒、アフターフォローまで一貫して任せられます。
業務用の薬剤や機材は市販品より効果が高く、難しいケースにも対応できます。
信頼できる業者の見分け方
信頼できる業者かどうかは、日本ペストコントロール協会への加盟などで判断できます。
現地調査を無料で行い、詳しい見積もりを出してくれる業者を選びましょう。
電話だけで高額な見積もりを出したり、即決を迫る業者は避けてください。
- 協会加盟や自治体認定の有無
- 無料の現地調査があるか
- 見積もり内容が具体的か
料金相場と見積もり比較のポイント
戸建住宅の場合、完全駆除までの総額は10〜30万円程度が相場です。
見積もりは3〜4社から取り、作業内容と料金のバランスを比較しましょう。
極端に安い業者は、後から追加料金を請求してくる可能性があります。
- 調査費、駆除費、封鎖費の内訳を確認
- アフターフォロー費用も含めて比較
補償内容とアフターフォローの確認
良い業者は、3ヶ月〜1年間の再発保証をつけていることが多いです。
定期的な点検サービスがあるかどうかも確認しておきましょう。
契約前に補償内容を書面でもらい、不明点は質問しておくことが大切です。
損害保険に加入している業者なら、万が一の事故にも対応できます。
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プロによるネズミの侵入経路の封鎖方法

ネズミ駆除で最も大切なのは、侵入経路を完全にふさぐことです。
どんなに駆除しても、入口が開いていれば新しいネズミが入ってきます。
ここでは、プロが行う封鎖方法を場所別に紹介します。
床下通気口からの侵入対策
床下通気口は、ネズミの侵入経路として最も多い場所です。
多くの住宅で格子の隙間が2cm以上あり、ネズミには簡単に通れてしまいます。
目の細かいステンレス製の金網を取り付けることで侵入を防げます。
- 6mm以下の金網を選ぶ
- 金網の端はしっかり固定する
シャッター周辺の隙間封鎖
車庫のシャッター周りには、構造上どうしても隙間ができやすいです。
特にシャッターレールとの間にできる1〜2cmの隙間が問題になります。
ブラシ付きの隙間ガードや防鼠パテで封鎖するのが効果的です。
シャッターの開閉に支障が出ないよう、可動部分は避けて施工します。
エアコン配管・換気口の対策
エアコンの配管穴は、施工時の隙間が残っていることがよくあります。
この隙間を防鼠パテで埋め、アルミテープで補強しましょう。
換気扇には目の細かい防虫網を取り付けることで侵入を防げます。
- 配管と壁の隙間をパテで埋める
- ドレンホースには防虫キャップを装着
排水管・水道管周辺の処理
キッチンのシンク下では、排水管と床の隙間が侵入口になりがちです。
この隙間を金属板でふさぎ、残った部分を防鼠パテで埋めます。
将来の配管メンテナンスを考え、取り外し可能な形で施工するのがコツです。
配管の隙間は見落としやすいので、定期的にチェックしましょう。
外壁の亀裂・軒下の隙間対策
経年劣化で生じる外壁の亀裂もネズミの侵入口になります。
モルタル壁のクラックやサイディングの継ぎ目は、弾性シーリング材で補修します。
軒下の隙間には、金属製の水切りを設置して物理的にふさぎます。
高所での作業になるため、安全を考えて業者に依頼するのがおすすめです。
屋根・瓦の隙間対策
屋根は一見隙間がないように見えても、瓦のずれや破損から侵入されます。
クマネズミは電線や樹木を伝って屋根に登り、天井裏に入り込みます。
定期的に屋根を点検し、ずれや破損があれば修理しましょう。
太陽光パネルの下も住みかになりやすいため、専用のネットで封鎖が必要です。
効果的な封鎖材料(パンチングメタル・防鼠パテ等)
封鎖に使う材料は、ネズミがかじり破れないものを選ぶ必要があります。
最も効果的なのは、ステンレス製のパンチングメタル(穴径6mm以下)です。
防鼠パテは唐辛子成分入りのものを使うと、忌避効果も期待できます。
- パンチングメタル:穴径6mm以下、厚さ0.5mm以上
- 防鼠パテ:カプサイシン入りが効果的
- スチールウール:パテと併用すると強度アップ
封鎖後の定期点検とメンテナンス
完璧に封鎖しても、時間が経つと劣化や破損が起きることがあります。
3ヶ月ごとに点検を行い、パテのひび割れや金網の破損がないか確認しましょう。
地震や台風の後は、新たな隙間ができていないか臨時点検も必要です。
- パテのひび割れや剥離
- 金網の錆びや変形
- 新たにできた隙間
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ネズミが家に出たら?よくある質問(FAQ)

ネズミ被害について、よく寄せられる質問にお答えします。
Q1:ネズミを1匹見ただけでも駆除は必要?
1匹見つかれば、5〜10匹は潜んでいると考えてください。
ネズミは警戒心が強く、人前に出てくることは稀です。
姿を見たということは、すでに個体数が増えている証拠なので、早めの対策が必要です。
1匹を放置すると、1年で数百匹に増える可能性があります。Q2:ペットがいる家庭での安全な駆除方法は?
ペットがいる場合は、物理的な方法を選ぶのが安全です。
粘着トラップや捕獲器を、ペットが入れない場所に設置しましょう。
毒餌を使う場合は、専用のステーションに入れて誤食を防いでください。
超音波機器は犬や猫にも聞こえることがあるため、様子を見ながら使いましょう。Q3:マンションの高層階でもネズミは出る?
高層階でも、配管やエレベーターシャフトを通ってネズミは侵入します。
20階以上でも被害報告があり、高さは安全を保証しません。
引っ越しの荷物に紛れて入ってくることもあります。
高層階でも油断せず、基本的な予防対策を続けることが大切です。Q4:駆除効果が現れるまでの期間は?
駆除方法によって、効果が出る時期は違います。
忌避剤は数時間で効きますが、効果は数日程度です。
完全駆除には、一般的に1〜3ヶ月程度かかると考えておきましょう。Q5:ネズミの死骸が見つからない場合の対処法
毒餌を使った後、死骸が見つからないことは珍しくありません。
ネズミは死期を悟ると、壁の中など見えない場所で死ぬことが多いためです。
腐敗臭が発生した場合は、自然に乾燥するまで消臭剤で対処します。
臭いが消えるまで、夏場は2〜3週間、冬場は1〜2ヶ月かかることがあります。Q6:冬の時期にネズミが増える理由は?
ネズミは体温を保つため、10月頃から暖かい場所を求めて民家に侵入します。
冬は野外の食料も減るため、住宅が格好の越冬場所になるのです。
秋のうちに予防対策を強化しておくことで、冬の被害を防げます。
9〜11月は侵入口の点検と封鎖を念入りに行いましょう。
ネズミ被害でお困りですか?
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まとめ
家にネズミが出たときは、落ち着いて正しい順番で対処することが大切です。
まず家族の安全を確保し、被害を記録してから駆除方法を選びましょう。
ネズミを放置すると、健康被害や火災など深刻な問題につながります。
自分での駆除が難しければ、無理をせずプロに相談してください。
この記事を参考に、安全で快適な住環境を取り戻していただければ幸いです。
ネズミは「1匹だけ」と思っても、すでに複数いる可能性が高いです。早めの対策が被害を最小限に抑えます。
放置していませんか?
天井裏の足音、かじる音、悪臭…その悩み、プロが解決します
ネズミは夜行性で繁殖力が非常に高く、放置すると被害が急速に拡大します。騒音や悪臭による精神的ストレスだけでなく、感染症の媒介、電気配線をかじることによる火災リスク、建材の破損など、健康面・経済面での深刻な被害をもたらします。「おうちのミカタ」では、現地調査から駆除、侵入口の封鎖、清掃消毒、そして再発防止策まで、一貫したサービスをご提供しています。
おうちのミカタのネズミ駆除
まずは調査にてお住まいの状況を確認させてください。専門スタッフが丁寧にご対応いたします。