コウモリはどこにいる?昼間の隠れ場所から家に住み着く場所まで解説

コウモリ

2026.02.17

コウモリはどこにいる?昼間の隠れ場所から家に住み着く場所まで解説

夕方になると、空を飛び回るコウモリを見かけた経験はありませんか。

一方で、昼間にコウモリがどこにいるのかを知っている方は少ないかもしれません。

コウモリは夜行性のため、日中は人目につかない場所でじっとしており、知らないうちに住宅へ入り込んでいるケースも珍しくないのです。

この記事では、コウモリの生態や昼間の隠れ場所、住宅で住み着きやすい箇所、さらに見つけ方や対処法まで詳しく解説します。

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コウモリの生態と日本で見かける種類

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日本には大型コウモリ3種と小型コウモリ34種の合計37種が生息しており、種類ごとに暮らす環境が異なります。

住宅街で見かけるコウモリは限られた種類だけですが、被害を防ぐにはまず生態や特徴を知っておくことが大切です。

住宅に住みつくのはアブラコウモリ

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住宅に入り込んで被害を起こすコウモリの大半はアブラコウモリです。

「イエコウモリ」という別名のとおり、家屋をねぐらにする性質を持っています。

国立環境研究所の侵入生物データベースによると、アブラコウモリは東アジアから東南アジアにかけて分布し、日本では本州・四国・九州に加え、各地の島しょ部にまで広く生息しています。

「建造物や洞窟などをねぐらとし、公園・農地・河川・ため池など開けた場所で採餌する」と記載されており、人間の暮らす環境になじみやすい種といえます。

参考:国立環境研究所「侵入生物データベース:アブラコウモリ」

アブラコウモリは日本の住宅街で最も目にする機会が多く、家屋のすき間をねぐらとして利用します。

体の大きさと外見の特徴

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アブラコウモリはとても小さく、頭から胴までの長さが約3〜6cm、体重は5〜11g程度です。

大人の親指くらいのサイズしかないため、わずか1〜2cmのすき間からでも建物に入り込めます。

毛色は黒褐色から暗い灰色で、お腹側のほうがやや明るい色合いをしています。

翼は鳥の羽根とは違い、「飛膜」という薄い膜でできているのが特徴です。

飛んでいる姿はスズメやツバメに似ていますが、コウモリは小刻みに羽ばたくため、よく見ると見分けがつきます。

  • 体長:約3〜6cm(親指くらい)
  • 体重:5〜11g
  • 侵入可能なすき間:わずか1〜2cm

主食は蚊やハエなどの小さな虫

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アブラコウモリは蚊やユスリカ、ハエ、蛾といった小さな虫をエサにしています。

国土技術政策総合研究所の資料では「コウモリが生息している場所には必ず昆虫が生息し、逆に昆虫が生息していればコウモリも生息している」と説明されており、虫の多い場所にコウモリが集まりやすいことがわかります。

一晩で体重の半分ほどの虫を食べるとされ、害虫を減らしてくれる面もあります。

ただし、住宅に住み着かれた場合はフンによる汚れや健康への被害のほうが深刻なため、放置は避けてください。

参考:国土技術政策総合研究所「コウモリ類に関する技術資料」(PDF)

害虫を食べる益獣の面がありますが、住宅に住み着くとフン害や健康被害が大きな問題になります。

アブラコウモリ以外の種類

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日本にはアブラコウモリ以外にも多くのコウモリが暮らしています。

農林水産省の資料によると、小型コウモリ類は洞窟・森林・家屋など多様な環境をすみかにしています。

たとえば、ヒナコウモリは山間部の洞窟や樹洞をねぐらとし、キクガシラコウモリは本州中部から南部の洞窟に多い種です。

小笠原諸島にはオガサワラオオコウモリ、沖縄や奄美にはカグラコウモリなど地域固有の種もいます。

ただし、家屋に入り込んで被害をもたらすのはほぼアブラコウモリだけと考えてよいです。

参考:農林水産省「農業用水路トンネルとコウモリ類」(PDF)

日本に生息するコウモリは37種ですが、住宅被害の原因となるのはアブラコウモリがほとんどです。

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夕方にコウモリが飛んでいる理由

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夕暮れの空を飛ぶコウモリは、住宅街でもよく目撃されます。

日中は姿を見せないのに夕方から活動し始めるのは、コウモリの生態に理由があります。

夜行性のため日没後に活動を始める

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コウモリは夜行性の動物で、日中は暗くて安全な場所で眠っています。

日が沈み始めると目を覚まし、薄暗くなるころにはねぐらを飛び立ちます。

国土技術政策総合研究所の報告書では、コウモリの生活に「ねぐら」「エサ場」「移動ルート」の三つが欠かせないと整理されています。

夕方に飛んでいるコウモリは、ねぐらからエサ場へ向かう途中の姿です。

頻繁に見かける場所の近くにはねぐらがある可能性が高いため、住宅への侵入に注意してください。

参考:国土技術政策総合研究所「コウモリ類調査の実際」(PDF)

夕方にコウモリを何度も見かける場合、近くにねぐらがある可能性を考えましょう。

エサとなる虫が飛び始める時間帯

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コウモリが夕方から動き出す背景には、エサの虫が飛び始める時間帯と重なるという理由もあります。

蚊やユスリカ、蛾などは気温が下がり始める夕方から夜にかけて活発になります。

コウモリはこの時間帯に合わせてエサを取ることで、効率よく食事をしているのです。

夏場は虫の数が増えるため、コウモリの動きも一層活発になる傾向があります。

虫が増える夏場はコウモリの活動も活発になり、住宅周辺で見かける機会が多くなります。

街灯や水辺に集まりやすい

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夕方以降のコウモリは、街灯のまわりや河川・池などの水辺でよく見られます。

街灯には蛾やユスリカが引き寄せられるため、コウモリにとって絶好のエサ場です。

水辺にも蚊やカゲロウなどの虫が多く、安定した食事の場になっています。

国立環境研究所のデータベースでもアブラコウモリは「公園・農地・河川・ため池など開けた場所で採餌する」と説明されており、こうした習性が裏付けられています。

住宅の近くに街灯や水辺がある場合は、コウモリが周辺にいる可能性を意識しておきましょう。

  • 街灯の近く:虫が集まりやすくコウモリのエサ場になる
  • 河川・池の周辺:水生昆虫が多く安定したエサ場になる
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昼間のコウモリはどこに隠れているのか

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夜行性のコウモリは、明るい時間帯には人目につかない場所でじっと休んでいます。

昼間に姿を見ることはほぼないため、どこに潜んでいるか想像しにくいかもしれません。

自然界では洞窟や木の穴で休む

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コウモリはもともと、洞窟や岩の割れ目、木の穴(樹洞)をねぐらにしてきました。

農林水産省の資料には、小型コウモリ類の生活場所として「自然洞窟、岩の割れ目、人工トンネル、廃坑、防空壕、家屋、樹洞、樹皮下、枯葉や密生した葉の中などを利用している」と記載されています。

日光が届きにくく、外敵から身を守りやすい環境を好む傾向があります。

洞窟が少ない地域では農業用水路のトンネルが代わりのねぐらになるケースも報告されています。

千葉県の研究でも「山地地形が少ない台地や平地では、農業用水隧道が数少ない洞穴性コウモリ類の生息地として機能している可能性がある」と述べられています。

参考:「千葉県における洞穴性コウモリ類の生息洞穴の分布と保全の検討」保全生態学研究(J-STAGE)

洞窟が少ない地域では、農業用水路のトンネルなど人工的な構造物もねぐらとして利用されています。

都市部では建物のすき間に潜んでいる

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都市部には洞窟や樹洞がほとんどないため、コウモリは建物のすき間や構造物の内部をねぐらにしています。

農林水産省の資料では、家屋性のコウモリについて「天井の隙間や雨戸の戸袋をねぐらとし、多数が集まることで糞害が発生する」と説明されています。

屋根裏や換気口、外壁のひび割れなど、人間の目が届きにくい場所がコウモリにとっては格好の隠れ家です。

アブラコウモリは人間の生活圏に完全になじんでおり、気づかないうちに住宅へ入り込んでいるケースも少なくありません。

  • 屋根裏や天井裏のすき間
  • 換気口・通気口の内部
  • 外壁のひび割れや継ぎ目
  • 雨戸の戸袋

暗くて暖かく外敵が来ない場所を好む

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コウモリがねぐらを選ぶときに重視するのは、暗さ・暖かさ・安全性の三つです。

体が小さく体温を保ちにくいため、風や雨が直接当たらない場所を好みます。

冬眠の時期には温度が安定した環境が必要で、断熱材の入った屋根裏は最適な条件がそろっています。

天敵の鳥やヘビから身を守るため、狭いすき間に潜り込む性質もあります。

こうした条件を満たす場所は住宅の中にも多いため、一度住み着かれると長く居座られやすいのです。

暗くて暖かく、天敵が入れない場所をコウモリは好みます。住宅の屋根裏や壁の中はこの条件にぴったりです。

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住宅のどこにコウモリは住みつくのか

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コウモリの体長はわずか5cm前後で、1〜2cm程度のすき間があれば簡単に入り込めます。

住宅には思いのほか多くの侵入経路があり、気づかないうちに住み着かれているケースも珍しくありません。

屋根裏・天井裏

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屋根裏や天井裏は、コウモリが最も好んで住み着く場所です。

天敵に襲われる心配がなく、断熱材のおかげで冬でも暖かさが保たれます。

一度住み着かれると数十匹以上の群れに成長し、大量のフンによる悪臭や天井材の傷み、夜間の騒音といった深刻な被害が発生します。

天井裏の点検口を定期的に開けて、異変がないか確認する習慣をつけましょう。

屋根裏に住み着かれると群れが大きくなりやすく、フン害や建材の傷みが急速に進みます。

換気口・通気口

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浴室やキッチンに付いている換気口や通気口も、コウモリの侵入経路になりやすい場所です。

格子状のカバーだけでは、体を縮めたコウモリがすり抜けてしまうことがあります。

換気扇の周囲に黒い汚れがあったり、真下にフンのような粒が落ちていたりしたら、すでに侵入されている可能性があります。

定期的に換気口のまわりを点検し、すき間がないか確かめてください。

  • 換気口カバーにすき間がないか
  • 換気扇まわりに黒い汚れがないか
  • 換気口の真下にフンが落ちていないか

シャッターや雨戸の戸袋

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シャッターや雨戸の戸袋も、コウモリが好んで隠れる場所です。

閉まったままの戸袋は昼間でも薄暗く、外敵から身を隠すのにちょうどよい環境になっています。

「久しぶりにシャッターを開けたら大量のフンが落ちてきた」というケースも珍しくありません。

使用頻度の低い雨戸やシャッターがある場合は、定期的に動かして中の様子を確認しましょう。

  • 普段使わないシャッターや雨戸は定期的に開閉する
  • 戸袋の中にフンが溜まっていないか確認する

外壁のすき間やひび割れ

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モルタル壁のひび割れやサイディングの継ぎ目の劣化など、外壁にできた小さなすき間もコウモリの入り口になります。

壁の内側と断熱材の間にできた空間は、雨風をしのげるねぐらとして最適です。

「壁の中から音がすると思ったら、コウモリが潜んでいた」という事例も報告されています。

特にエアコン配管口のまわりや、増築部分との接続面にはすき間ができやすいため注意が必要です。

外壁の経年劣化が進んでいる住宅では、定期的な点検と補修でコウモリの侵入を防げます。

外壁のひび割れや継ぎ目の劣化は、コウモリだけでなく雨漏りの原因にもなります。早めに補修しましょう。

エアコン室外機の裏

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エアコンの室外機と壁のあいだにできる数センチのすき間も、コウモリが身を寄せやすい場所です。

日中でも日陰になりやすく、コウモリが一時的に休む場所として使われることがあります。

室外機のまわりに黒っぽいフンが落ちていたら、コウモリが立ち寄っているサインかもしれません。

休憩場所として使われているうちに、配管のすき間から住宅内部へ入り込まれる場合もあるため注意してください。

  • 室外機のまわりにフンが落ちていないか定期的にチェックする
  • 室外機と壁のあいだに不自然な汚れがないか確認する

ベランダや軒下

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ベランダや軒下は、コウモリが完全に住み着くというよりも、一時的な休憩場所として使われやすい箇所です。

物干し竿や植木鉢などぶら下がれるものがあると、休む場所として選ばれやすくなります。

ベランダや軒下で見かけるコウモリは、エサを取る合間の休憩で立ち寄っている場合がほとんどです。

巣ではなく休憩場所として使われるケース

ベランダでコウモリを見かけても、必ずしもそこに巣があるわけではありません

エサを取る合間の休憩で立ち寄っているだけの場合が多く、高い位置にあって人の出入りが少ないベランダは休みやすい場所です。

ただし、休憩場所として何度も利用されるうちに、近くのすき間から住宅内部へ入り込まれる可能性もあります。

ベランダの床や手すりにフンが落ちていたら、早めの対策で本格的な侵入を防ぎましょう

休憩場所への立ち寄りを放置すると、近くのすき間から住宅内部への侵入につながる恐れがあります。

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コウモリがいるかどうかを確認する方法

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コウモリは暗くて狭い場所に潜んでいるため、目で見ただけでは住み着きを確認しにくいです。

ただし、コウモリが残す痕跡や行動のパターンを知っておけば、早い段階で気づくことができます。

フンの有無をチェックする

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コウモリのフンは、住み着きを見つける最もわかりやすい手がかりです。

大きさは5〜10mm程度で、黒っぽく細長い形をしています。

乾くとパサパサと崩れやすくなる点がネズミのフンとの違いです。

コウモリには同じ場所にフンをする「ためフン」の習性があり、窓の下やベランダ、換気口の真下に大量のフンが見つかったら、すぐ近くにねぐらがあると考えられます。

  • ネズミのフン:6〜10mm、硬くて崩れにくい
  • コウモリのフン:5〜10mm、乾燥するとパサパサ崩れる
  • 見分け方:指で軽くつまむとコウモリのフンは簡単に崩れる

夜間の物音や鳴き声に注意する

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夜中に天井裏や壁の中から「カサカサ」「カリカリ」という物音が聞こえたら、コウモリが住み着いている可能性があります。

コウモリは日没後に活動を始めるため、深夜から明け方にかけて羽ばたきや移動の音が響くことがあります。

「キーキー」「チチチ」といった甲高い鳴き声もサインの一つです。

こうした音がくり返し聞こえる場合は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

  • 天井裏や壁の中から「カサカサ」「カリカリ」という音がしないか
  • 「キーキー」「チチチ」という甲高い鳴き声が聞こえないか
  • 深夜から明け方にかけて音がくり返されていないか

外壁や窓の下の汚れを確認する

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コウモリが出入りしている場所には、黒っぽい汚れやシミがつくことがあります。

コウモリの体についた皮脂が、同じ場所を何度も通るうちに壁や窓枠に蓄積していくためです。

換気口や通気口のまわり、屋根のすき間の下に不自然な黒ずみがあれば、コウモリの通り道になっている可能性があります。

外壁を定期的にチェックして、こうした痕跡を見逃さないようにしましょう。

外壁の黒ずみやフンの痕跡は、コウモリの侵入口を特定する大事な手がかりです。

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コウモリを放置すると起きる被害

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「蚊やハエを食べてくれるなら放っておいてもよいのでは」と思うかもしれませんが、おすすめできません。

コウモリが住宅に住み着いたまま放置すると、健康面・生活面・建物面でさまざまな被害が出ます。

フンによる悪臭とアレルギーのリスク

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コウモリのフンによる健康被害は、放置するほど深刻になります

フンが乾燥すると粉末状になり、空気中に舞い上がって室内に入り込むことがあります。

吸い込むとヒストプラズマ症などの呼吸器感染症を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

フンや尿からは強いアンモニア臭も発生し、居住スペースにまでにおいが広がることもあります。

小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、特に気をつけてください。

コウモリのフンには病原菌やカビが含まれている可能性があります。見つけた場合は必ずマスクと手袋を着用して処理してください。

ダニやノミなど寄生虫の発生

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コウモリの体にはダニやノミなどの寄生虫がついていることがあり、住宅に侵入されると二次的な被害が起こります。

コウモリが住み着くことで寄生虫が室内に広がり、家族やペットが被害を受ける可能性があります。

ダニに刺されると腫れやかゆみの症状が出たり、アレルギー性の皮膚炎を起こしたりするケースも報告されています。

コウモリを追い出した後も、ねぐらだった場所の消毒と清掃を徹底することが大切です。

コウモリを追い出しただけでは不十分です。ねぐら跡の消毒と清掃まで行いましょう。

夜間の騒音による睡眠への影響

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コウモリは夜行性のため、人が眠る深夜から明け方にかけて活発に動き回ります

天井裏に住み着かれると、羽ばたきの音や走り回る物音、甲高い鳴き声で眠りを妨げられることがあります。

群れの数が増えるほど騒音も大きくなり、長期間の睡眠不足に悩まされる方も少なくありません。

睡眠の質が落ちると心身の健康にも影響が出るため、騒音被害が続く場合は早めに対策を検討してください。

コウモリの群れが大きくなると騒音も増え、慢性的な睡眠不足につながる恐れがあります。

天井や壁の腐食・カビの発生

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コウモリのフンや尿を放置すると、木材や建材が傷んで住宅にダメージを与えます。

フンや尿に含まれる成分は木材や金属を腐食させる力があり、長く蓄積すると天井材や断熱材が劣化してしまいます。

湿ったフンはカビの温床にもなり、室内の空気環境を悪化させる原因です。

「気づいたときには被害が広がっていて、大がかりな修繕が必要になった」というケースもあるため、早めの対策が欠かせません

フンや尿は建材を傷めるだけでなく、カビの原因にもなります。被害が小さいうちに対処しましょう。

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コウモリを追い出す方法と再発防止策

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コウモリの住み着きに気づいたら、正しい手順で追い出しと再発防止を行う必要があります。

ただし、コウモリは法律で保護されている動物のため、対処には注意が必要です。

住みついている場所を特定する

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コウモリ対策の第一歩は、どこに住み着いているかを正確に把握することです。

フンが落ちている場所や、夜に物音がする方向、外壁の黒ずみなどを手がかりにねぐらの位置を絞り込みましょう。

日没前後にコウモリが飛び立つ様子を観察すると、侵入口を見つけやすくなります。

住み着いている場所が一カ所とは限らないため、建物全体をていねいに調べることが大切です。

  • フンが落ちている場所を確認する
  • 夜間に物音がする方向を特定する
  • 日没前後にコウモリが飛び立つ場所を観察する
  • 外壁の黒ずみがないか建物全体をチェックする

忌避剤で外に追い出す

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住み着いている場所がわかったら、忌避剤を使ってコウモリを外へ追い出します

忌避剤には燻煙タイプ、スプレータイプ、ジェルタイプなどがあり、場所に応じて使い分けると効果的です。

燻煙タイプは煙が広範囲に届くため屋根裏向きで、スプレータイプはピンポイントでの対策に適しています。

ジェルタイプは長期間にわたって効果が持続するのが特長です。

ただし、コウモリが忌避剤に慣れて効かなくなることもあるため、複数の方法を組み合わせましょう。

  • 燻煙タイプ:屋根裏など広い空間向き
  • スプレータイプ:狭いすき間への部分的な対策に
  • ジェルタイプ:長期間の忌避効果が期待できる

侵入口をふさいで戻れなくする

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コウモリを追い出したら、必ず侵入口をふさいで再侵入を防ぎましょう

コウモリには強い帰巣本能があり、同じ場所に戻ってくる可能性が高いためです。

小さなすき間にはシーリング材、換気口には通気を保ちつつ侵入を防げる細かい目の金網が適しています。

広い範囲をカバーする場合はネットを使って出入り口を覆うと効果的です。

コウモリは帰巣本能が強いため、追い出しただけでは戻ってきます。侵入口の封鎖まで必ず行いましょう。

コウモリは捕まえたり傷つけたりできない

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コウモリの駆除では、「追い出す」ことだけが許されている点に注意が必要です。

コウモリは「鳥獣保護管理法」で守られている動物であり、自宅に住み着いた個体であっても、許可なく捕まえたり傷つけたり殺したりすると法律違反になります。

違反した場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

忌避剤などを使って自主的に出ていってもらう方法を選びましょう。

捕獲が必要な場合は、自治体への許可申請か専門業者への依頼が求められます。

コウモリは鳥獣保護管理法の対象動物です。無許可での捕獲・殺傷は法律違反となり、罰則の対象になります。

自分での対処が難しい場合は専門業者に相談

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住み着いている場所がわからない場合や高所作業が必要な場合は、無理をせず専門業者に相談してください。

コウモリは群れで生活し繁殖力も高いため、個人での完全な駆除は難しいケースが多いです。

専門業者なら、侵入経路の特定から法律を守った駆除作業、フンの清掃・消毒、侵入口の封鎖まで一貫して対応してもらえます。

コウモリ被害にお困りの方は、早めに専門家へ相談してみてください。

  • 複数の業者から見積もりを取って比較する
  • 作業内容とアフターサービスの有無を確認する
  • 保証期間がある業者を選ぶと安心
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コウモリに関するよくある質問(FAQ)

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コウモリの生態や対処法について、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
  1. Q1:コウモリは昼間どこで何をしていますか?

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    昼間のコウモリは、暗くて安全な場所でじっと体を休めています
    自然界では洞窟や岩の割れ目、木の穴がねぐらになりますが、都市部では住宅の屋根裏や換気口、雨戸の戸袋に潜んでいることがほとんどです。
    日中はほとんど動かないため人の目に触れることが少なく、住み着いていても気づかれにくいのが特徴です。
    夕方になるとねぐらを飛び立ち、暗くなるころから本格的にエサを取り始めます。
    昼間のコウモリはエネルギーを温存するため、暗い場所でほぼ動かずに過ごしています。
  2. Q2:ベランダにコウモリが来るのはなぜですか?

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    ベランダにコウモリが来るのは、エサを取る合間の休憩場所として利用しているためと考えられます。
    ベランダは高い位置にあって人の出入りが少なく、コウモリにとっては安全に休める場所です。
    物干し竿や植木鉢などぶら下がれるものがあると、さらに立ち寄りやすくなります。
    ベランダの近くに街灯や水辺があると虫が集まりやすく、周辺で採餌するコウモリが休憩に訪れるケースもあります。
    頻繁にコウモリが来る場合は、近くにねぐらがないか確認してみましょう。
  3. Q3:コウモリの駆除費用はどのくらいですか?

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    害獣駆除業者にコウモリ駆除を依頼した場合、費用の目安は10,000円〜30,000円程度です。
    ただし、作業環境やコウモリの数、侵入口の数や場所によって金額は変わります。
    被害が広範囲に及んでいたり、大がかりな清掃・消毒が必要だったりすると、追加費用が発生することもあります。
    業者を選ぶ際は複数社から見積もりを取り、作業内容と費用のバランスを比べましょう。
    アフターサービスや保証の有無も確認しておくと安心です。
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まとめ

おうちのミカタ 監修者おうちの
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コウモリは夜行性の動物であり、昼間は住宅の屋根裏や換気口、雨戸の戸袋など暗くて安全な場所に潜んでいます。

住宅に住み着くコウモリのほとんどはアブラコウモリで、体長わずか5cm程度の小さな体でわずかなすき間から侵入してきます。

放置するとフンによる悪臭や健康被害、騒音、建物の傷みといった深刻な問題につながりかねません。

自分での対処が難しい場合は、専門業者への相談を検討してみてください。

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ABOUT ME
花輪 光(ハナワ アキラ)

株式会社花光 代表取締役

専門分野

害獣駆除・害獣対策工事

保有資格
  • わな猟狩猟免状(第05014号)
  • しろあり防除施工士(第744号・第745号)

など

プロフィール

2020年に株式会社花光を設立し、関東・関西・東海・九州エリアで24時間365日体制の害獣駆除サービスを展開。「お客様の不安を安心に変える仕事」をモットーに、専門的な知識と技術に基づいた確実な駆除・対策を実施している。

メディア実績
  • フジテレビ Live News イット!
  • テレビ朝日 スーパーJチャンネル