コウモリは冬になると冬眠に入るため、活動が見られなくなりますが、家から出て行ったわけではありません。
屋根裏や壁の隙間で静かに冬を越している可能性が高いのです。
本記事では、コウモリの冬眠時期や場所、冬に見つけた際の適切な対処法について詳しく解説します。
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コウモリの冬眠とは?
コウモリは哺乳類でありながら冬眠する珍しい動物です。
寒さが厳しくなり餌となる昆虫が減ると、体温を下げて省エネモードに入ります。
ここでは、コウモリの冬眠メカニズムと近年の変化について見ていきましょう。
哺乳類でありながら冬眠するコウモリの生存戦略
哺乳類は通常、気温が変化しても体温を一定に保てる恒温動物です。
しかしコウモリは例外的に冬眠という戦略を選んでいます。
日本に生息するコウモリの多くは、蚊やユスリカなどの小さな昆虫を主食としており、冬になるとこれらの虫が激減してしまいます。
餌がない状態で活動を続ければ、エネルギー不足で命を落とすリスクが高まるでしょう。
そこでコウモリは、秋のうちに体内に脂肪を蓄え、冬眠によってエネルギー消費を最小限に抑えるという生き残り戦略を採用しているのです。
コウモリの冬眠は「トーパー(鈍麻状態)」と呼ばれ、体温を外気温近くまで下げて基礎代謝を極限まで低下させる特殊な生理状態です。
冬眠中のコウモリは仮死状態に近い
冬眠中のコウモリの体は、まるで時間が止まったかのような状態になります。
体温は外気温とほぼ同じレベルまで低下し、心拍数は通常の10分の1程度にまで減少するのです。
さらに呼吸の頻度も大幅に減り、1分間に1回程度しか呼吸しなくなります。
このような極度の省エネモードによって、秋に蓄えた脂肪だけで数ヶ月間を生き延びることができるでしょう。
冬眠中のコウモリは外部刺激への反応が極めて鈍く、通常の忌避剤では追い出すことが困難です。
近年は冬眠しない個体も増えている
温暖化の影響により、都市部を中心に冬眠しないコウモリが増えています。
アブラコウモリは気温が15℃を下回ると冬眠の準備を始め、10℃以下でほぼ全ての個体が冬眠に入るとされています。
しかし近年、冬でも比較的暖かい都市部では、冬眠せずに活動を続ける個体が確認されているのです。
都市部のヒートアイランド現象や、街灯に集まる昆虫の存在が要因と考えられるでしょう。
冬場でもコウモリを見かける場合は、住宅に侵入されている可能性があります。
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コウモリが冬眠する時期は?いつからいつまで?
コウモリの冬眠時期は地域や気候条件によって変動しますが、一般的には秋から春にかけてです。
気温の低下と餌となる昆虫の減少が冬眠の引き金となります。
ここでは、冬眠時期の目安と地域による違いを詳しく見ていきましょう。
一般的な冬眠期間は11月から3月
日本に生息するアブラコウモリの場合、11月頃から3月頃までが一般的な冬眠期間です。
秋が深まり気温が下がり始める11月中旬頃から冬眠の準備に入り、春の訪れとともに目覚めます。
冬眠期間は気候条件や個体の状態によって前後することがあります。
気温15℃が冬眠開始の目安
コウモリが冬眠に入るかどうかは、主に外気温に左右されます。
アブラコウモリの場合、気温が15℃を下回ると活動が緩やかになり、冬眠の準備段階に入ります。
さらに10℃以下まで低下すると、ほぼすべての個体が本格的な冬眠状態に入るでしょう。
気温が低下すると昆虫の活動も鈍くなり、コウモリにとって十分な餌を確保することが難しくなるのです。
冬場に15℃を超える暖かい日が続く地域では、コウモリが冬眠しないケースもあります。
暖かい日には途中で目覚めることも
コウモリは冬眠中であっても、常に深い眠りについているわけではありません。
冬の間に気温が上昇する日があると、一時的に目覚めて活動することがあるのです。
特に暖かい日には、水分補給や排泄のために短時間だけ活動する個体も見られます。
このような中途覚醒は冬眠中のコウモリにとって自然な行動であり、体調を維持するために必要な生理現象といえるでしょう。
「冬にコウモリを見かけた」という報告は、この中途覚醒によるものが多いとされています。
地域や気候による冬眠時期のずれ
コウモリの冬眠時期は、地域の気候条件によって大きく異なります。
北海道や東北地方などの寒冷地では、10月頃から冬眠に入り、5月頃まで続くこともあるでしょう。
特に北海道に生息するコテングコウモリは、雪の中で半年以上も冬眠するという特殊な生態を持っています。
一方、九州や沖縄など温暖な地域では、冬眠期間が短くなる傾向があるのです。
都市部と郊外、沿岸部と内陸部でも冬眠時期に差が出ます。お住まいの地域の気候特性を把握しておきましょう。
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コウモリはどこで冬眠している?住宅の主な侵入箇所
コウモリは冬眠場所を選ぶ際、いくつかの条件を重視します。
住宅に生息するアブラコウモリは、人間の生活空間に近い場所を利用することが多いのです。
ここでは、コウモリが好む冬眠環境の条件と、住宅で注意すべき侵入箇所を解説します。
アブラコウモリが好む冬眠環境の条件
コウモリが冬眠場所を選ぶ際には、生存に適した環境条件が整っているかが重要です。
第一の条件は、雨風を防げる場所であることです。
第二に、暗く静かな環境を好みます。
第三に、適度な温度と湿度が保たれることも大切な条件でしょう。
これらを満たす場所として、住宅の屋根裏や壁の隙間などが選ばれやすいのです。
アブラコウモリは普段のねぐらと冬眠場所を分けない習性があり、夏場に住みついた場所でそのまま冬眠します。
住宅でよく見られる冬眠場所
住宅には、コウモリが侵入して冬眠しやすい場所が数多く存在します。
コウモリはわずか1〜2cm程度の隙間があれば侵入可能であり、目につきにくい高所や狭い空間を好んで利用するのです。
以下では、住宅で特に注意が必要な侵入箇所について見ていきましょう。
屋根裏・天井裏
屋根裏や天井裏は、コウモリにとって最も理想的な冬眠場所のひとつです。
雨風から完全に守られており、人間の生活空間から離れているため静かで安全性が高いでしょう。
住宅の断熱効果によって適度な温度が保たれるため、冬眠に適した環境が整っています。
屋根裏に侵入されると、天井にシミができたり、大量の糞による悪臭が発生したりする被害が出やすくなります。
冬場に天井裏から物音がしなくなっても、コウモリが出て行ったわけではなく、冬眠している可能性が高いです。
瓦の下や壁の隙間
瓦屋根の住宅では、瓦と瓦の間や瓦の下の空間がコウモリの侵入経路になりやすい傾向があります。
特に古い住宅では、経年劣化によって瓦がずれたり、隙間が広がったりしていることが多いでしょう。
外壁と内壁の間にある空間も、暗くて狭い隙間を好むコウモリにとって理想的な冬眠場所です。
定期的な住宅のメンテナンスを行い、隙間を塞ぐことが予防策として重要になります。
瓦屋根の点検は専門業者に依頼しましょう。高所での作業は危険を伴うため、無理に自分で確認しないでください。
通気口・換気扇周辺
建物の通気口や換気扇の周辺も、コウモリの侵入が多い場所です。
通気口は外部と直接つながっており、コウモリにとってアクセスしやすい構造になっています。
特に、カバーが破損していたり、網が劣化していたりする通気口は、格好の侵入口となるでしょう。
通気口や換気扇周辺にコウモリの糞が落ちている場合は、すでに侵入されている可能性が高いです。
- 通気口のカバーに破損がないか
- 網目が劣化して穴が開いていないか
- 周辺に黒い糞が落ちていないか
エアコン室外機の配管部分
エアコンの室外機と室内機をつなぐ配管部分の隙間も、見落としがちな侵入経路です。
配管を通すために壁に開けられた穴は、経年劣化によって隙間ができることがあります。
コウモリは1cm程度の隙間があれば侵入可能なため、小さな隙間も見逃せません。
室外機周辺にコウモリの糞が見られる場合は、配管部分から壁の内部に侵入している可能性があるでしょう。
定期的に配管周辺を点検し、隙間ができていないか確認しましょう。
シャッターや戸袋の内部
窓のシャッターや雨戸を収納する戸袋の内部は、コウモリにとって魅力的な隠れ場所です。
暗くて狭く、外敵から身を守りやすいという条件が揃っています。
シャッターや雨戸の隙間から簡単に出入りできるため、コウモリにとって利便性の高い場所といえるでしょう。
窓のサッシやベランダに黒っぽい米粒状の糞が落ちている場合は、近くの戸袋にコウモリが住みついている可能性が高いです。
シャッターや戸袋の点検時には、コウモリに直接触れないよう注意してください。必ず手袋とマスクを着用しましょう。
フンの痕跡で冬眠場所を特定する方法
コウモリの冬眠場所を特定する最も確実な方法は、フンの痕跡を辿ることです。
コウモリのフンは、6〜10mm程度の大きさで、黒褐色をしており、パサパサと崩れやすい特徴があります。
フンが集中して落ちている場所の近くに、コウモリの侵入口や冬眠場所がある可能性が高いでしょう。
ただし、フンの調査を行う際には、病原体を吸い込まないよう必ずマスクを着用してください。
コウモリのフンには人体に有害なカビやウイルスが含まれている可能性があるため、素手で触れることは避けましょう。
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日本に生息するコウモリの生態と特徴
日本には約30種類のコウモリが生息していますが、住宅に侵入して被害をもたらすのは主にアブラコウモリです。
アブラコウモリは別名「イエコウモリ」とも呼ばれ、人間の生活圏に適応した都市型のコウモリといえます。
ここでは、アブラコウモリの基本的な生態と特徴を詳しく見ていきましょう。
アブラコウモリ(イエコウモリ)の基本情報
アブラコウモリは日本全国に広く分布する小型のコウモリで、都市部や住宅地で頻繁に見られます。
洞窟や樹洞ではなく、人間の建物を主な住処として利用するという特徴を持っています。
夜行性で、日没とともに活動を開始し、蚊やユスリカなどの小さな昆虫を捕食して生活しているのです。
体の大きさと外見的特徴
アブラコウモリはコウモリの中でも比較的小型の種に分類されます。
体長は4〜6cm程度、体重は5〜10gと非常に軽く、翼を広げても20〜25cm程度にしかなりません。
この小さな体格が、わずかな隙間からでも侵入できる理由のひとつといえるでしょう。
体毛は黒褐色または茶褐色で、背中には油を塗ったような光沢があることから「アブラコウモリ」という名前がつけられました。
アブラコウモリは集団で生活する習性があり、ひとつの場所に数十匹から数百匹が住みつくことも珍しくありません。
鳴き声と糞の見分け方
アブラコウモリの鳴き声は、「チッチッチッ」や「キッキッキッ」という高い音が特徴的です。
ただし、コウモリが発する超音波の多くは人間の可聴域を超えているため、実際には聞こえない音も多く含まれています。
糞は視覚的にコウモリの存在を確認できる重要な手がかりです。
アブラコウモリの糞は、長さ6〜10mm、幅2〜3mm程度の細長い形状で、黒褐色または茶褐色をしています。
ネズミの糞と似ていますが、コウモリの糞には昆虫の外骨格が含まれているため、よく見るとキラキラと光って見えることがあるでしょう。
乾燥した糞はパサパサと崩れやすく、指で潰すと粉状になります。
コウモリの活動時期と繁殖サイクル
アブラコウモリの1年間の生活サイクルは、季節によって大きく変化します。
4月から6月にかけて冬眠から目覚め、交尾の準備を始めるのです。
7月から8月が出産と育児の最盛期であり、メスは1回に2〜3頭の子どもを産みます。
9月から10月は冬眠に向けて脂肪を蓄える重要な時期であり、活発に餌を捕食するでしょう。
そして11月頃から3月頃までは冬眠期間として、じっと動かずに過ごします。
夏の出産時期にコウモリを追い出そうとすると、飛べない赤ちゃんコウモリが取り残されてしまうリスクがあります。
コウモリの活動時間帯は夕方から夜間
コウモリは典型的な夜行性動物であり、日中は巣の中で休息し、夕方から夜間にかけて活動します。
日没後の17時から19時頃に巣を出て餌を探し始め、19時から23時頃が最も活発に飛び回る時間帯です。
この時間帯に、蚊やユスリカなどの昆虫を大量に捕食し、一晩で300〜500匹もの虫を食べるとされています。
冬眠期間中は活動がほぼ停止し、巣の中でじっとしている状態が続くでしょう。
深夜23時以降は一度巣に戻り、明け方5時から7時頃に再び餌を探しに出かけることもあります。
コウモリの寿命はどのくらい?
アブラコウモリの寿命は、オスで約3年、メスで約5年程度とされています。
小型の哺乳類としては比較的長寿な部類に入り、適切な環境下では7年以上生きる個体も確認されているのです。
コウモリの寿命は、冬眠の成功率や餌の確保状況に大きく左右されるでしょう。
住宅に侵入したコウモリは、天敵から守られた安全な環境で過ごせるため、野生よりも長生きする傾向があります。
冬眠に失敗したり、秋に十分な脂肪を蓄えられなかったりした個体は、冬を越せずに死亡することがあります。
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見かけたら駆除すべき!コウモリが引き起こす被害
コウモリが住宅に侵入すると、さまざまな被害が発生します。
単に不快なだけでなく、健康被害や建物の損傷など、深刻な問題につながる可能性があるのです。
ここでは、コウモリがもたらす具体的な被害について詳しく解説します。
糞尿による悪臭と建物の腐食
コウモリによる被害の中で最も顕著なのが、糞尿による悪臭問題です。
コウモリは1日に何度も糞尿を排出するため、住みついた場所には大量の排泄物が蓄積されます。
糞尿は強烈なアンモニア臭を発し、吐き気や頭痛などの不快な症状を引き起こすことがあるでしょう。
さらに深刻なのが、糞尿による建物の腐食です。
糞尿に含まれる酸性成分が木材や金属を徐々に腐食させ、天井や壁にシミができたり、構造材が劣化したりします。
天井にシミができている場合は、すでに屋根裏で大量の糞尿が蓄積されている可能性があります。早急に専門業者に相談しましょう。
寄生虫(ノミ・ダニ)の繁殖
コウモリは体表に多数の寄生虫を保有しており、住宅に侵入すると室内に広がるリスクがあります。
主な寄生虫はノミやダニで、これらが人間やペットを刺すことがあるのです。
刺されると、激しいかゆみや発疹が生じ、場合によってはアレルギー反応を引き起こすこともあるでしょう。
コウモリの糞にもダニが繁殖しやすく、糞が乾燥して粉状になると、ダニを含んだ粉塵が空気中に舞い上がる危険性があります。
ダニを含んだ粉塵を吸い込むと、アレルギー性鼻炎や喘息などの呼吸器系疾患を引き起こすおそれがあります。
感染症リスクと保有する病原体
コウモリは野生動物であり、さまざまな病原体を保有している可能性があります。
日本国内でコウモリを直接的な原因とする感染症の発症例は少ないものの、海外では複数の感染症が報告されているのです。
ここでは、コウモリが媒介する可能性のある主な感染症について解説します。
ハンタウイルス感染症
ハンタウイルス感染症は、主にネズミが媒介するウイルスですが、コウモリも保有している可能性があります。
このウイルスに感染すると、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が現れ、重症化すると腎障害を引き起こすことがあるのです。
ウイルスは感染動物の糞尿に含まれており、乾燥して粉塵となったものを吸い込むことで感染します。
コウモリの糞を掃除する際には、粉塵を吸い込まないよう必ずマスクを着用しましょう。
糞を掃除する前に霧吹きで水をかけて湿らせることで、粉塵の飛散を防ぐことができます。
ヒストプラズマ症
ヒストプラズマ症は、コウモリの糞に繁殖するカビによって引き起こされる感染症です。
このカビの胞子を吸い込むと、肺炎や肝脾腫などの症状が現れることがあります。
健康な成人であれば軽症で済むことが多いですが、免疫力が低下している人や高齢者では重症化するリスクがあるでしょう。
コウモリの糞を発見した場合は、速やかに清掃と消毒を行うことが重要です。
長期間放置された大量の糞がある場所では、カビが繁殖しやすい環境が整っているため要注意です。
狂犬病ウイルス
狂犬病は、すべての哺乳類が感染する可能性のあるウイルス性の感染症です。
日本では1957年以降、人への感染例は報告されていませんが、海外では今でも多くの死亡例があります。
コウモリも狂犬病ウイルスを保有している可能性があり、噛まれたり引っかかれたりすると感染するリスクがあるのです。
コウモリを素手で触ることは絶対に避け、駆除作業を行う際には必ず厚手の手袋を着用してください。
コウモリに噛まれたり引っかかれたりした場合は、すぐに流水と石鹸で患部を洗い、医療機関を受診してください。
放置すると被害が拡大する理由
コウモリ被害を放置すると、時間の経過とともに被害が拡大していきます。
第一の理由は、コウモリの繁殖力の高さです。
アブラコウモリは年に1回、1度に2〜3頭の子どもを産むため、放置すれば個体数が急速に増加します。
第二の理由は、糞尿の蓄積による被害の悪化です。
コウモリが住みつく期間が長くなるほど、建物の腐食や悪臭、衛生被害が深刻化していくでしょう。
このような悪循環を防ぐためにも、早急に対策を講じることが重要なのです。
最初は数匹だったコウモリが、数年後には数十匹、数百匹に増えることも珍しくありません。
コウモリ対策は
法律に沿った方法で
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冬眠しているコウモリを見つけた時の正しい対処法
冬場にコウモリを発見した場合、適切に対処することが重要です。
冬眠中のコウモリは動きが鈍いため、一見駆除しやすそうに思えますが、多くの注意点があります。
ここでは、冬眠中のコウモリを見つけた際の正しい対処法を詳しく解説しましょう。
冬眠中の駆除が難しい理由
冬眠中のコウモリは、通常の追い出し方法では効果が得られにくいという問題があります。
体温が低下し、代謝機能がほぼ停止している状態では、忌避剤の臭いに反応して逃げ出すことができません。
そのため、忌避剤を使用しても巣から出て行かず、そのまま巣の中で死んでしまう可能性があるのです。
コウモリが巣の中で死亡すると、腐敗して悪臭を放ち、ハエやウジなどの害虫を呼び寄せる二次被害が発生するでしょう。
冬眠中にコウモリを見つけた場合は、無理に追い出そうとせず、春まで待つか専門業者に相談しましょう。
鳥獣保護管理法による法的制限
コウモリ駆除を行う上で、必ず理解しておくべきなのが法律の規制です。
コウモリは「鳥獣保護管理法」によって保護されており、無許可での捕獲や殺傷は禁止されています。
違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられるのです。
そのため、一般の方がコウモリ駆除を行う場合は、捕まえたり殺したりすることなく、巣から追い出すことに限定されます。
このような法的制限があることを理解した上で、適切な方法で対策を行いましょう。
やむを得ず捕獲や駆除が必要な場合は、各都道府県の担当部署に申請して許可を得る必要があります。
駆除に適した時期は春と秋
コウモリ駆除を効果的に行うためには、適切なタイミングを見極めることが重要です。
冬眠時期や繁殖期を避け、コウモリが活動的で追い出しやすい時期を選ぶ必要があります。
駆除に最も適しているのは春と秋であり、それぞれの時期に特徴があるのです。
春(4月〜6月)が最適な理由
春は、コウモリ駆除に最も適した時期とされています。
冬眠から目覚めたコウモリは体力を回復させるために活発に活動し、忌避剤などへの反応も良好です。
春はまだ繁殖期前であるため、子どものコウモリがいない状態で駆除作業を行えるというメリットがあります。
繁殖期を迎える前の4月から6月に駆除を完了させることで、夏の繁殖期に個体数が増えるのを防ぐことができるでしょう。
春は気候も穏やかで作業しやすいため、駆除作業に最適なシーズンです。
秋(9月〜10月)も駆除可能
秋もコウモリ駆除に適した時期のひとつです。
夏の繁殖期が終わり、子どものコウモリも成長して飛べるようになっているため、全個体を追い出すことが可能になります。
秋は冬眠に備えて脂肪を蓄えるために活発に活動している時期であり、忌避剤への反応も良好でしょう。
ただし、11月に入ると気温が下がり、コウモリが冬眠モードに入ってしまうため、10月中には作業を完了させることが重要です。
春と秋のどちらで駆除を行うべきか迷った場合は、繁殖期前に個体数の増加を防げる春を優先しましょう。
自力での追い出し方法と注意点
コウモリの追い出しを自分で行う場合、いくつかの方法と注意点があります。
適切な時期に正しい手順で作業を行えば、個人でも追い出しは可能です。
ただし、安全面には十分配慮する必要があるでしょう。
忌避剤を使用した追い出し
コウモリ駆除の基本は、忌避剤を使って巣から追い出すことです。
市販されている忌避剤には、スプレータイプ、燻煙タイプ、ジェルタイプなどがあります。
スプレータイプは狭い場所に直接噴射でき、燻煙タイプは煙が広範囲に広がるため広い屋根裏などで効果を発揮するでしょう。
ジェルタイプは持続性が高く、約1年間効果が続くため、予防策としても有効です。
忌避剤を使用する際は、防塵マスクとゴーグル、手袋を必ず着用してください。
ペットや小さな子どもがいる家庭では、天然成分の忌避剤を選ぶとより安全です。
侵入経路の封鎖作業
コウモリを追い出したら、必ず侵入経路を塞いで再侵入を防ぐ必要があります。
侵入口を塞がないと、追い出したコウモリが再び戻ってきてしまうのです。
侵入経路の封鎖には、金網やパンチングメタル、コーキング材などを使用します。
1cm程度の小さな隙間も見逃さず、すべての侵入口を確実に塞ぐことが重要でしょう。
ただし、高所での作業は転落の危険があるため、無理をせず専門業者に依頼することをおすすめします。
侵入経路を塞ぐ際は、コウモリが完全に追い出されたことを確認してから行ってください。残ったまま封鎖すると、中で死んでしまう可能性があります。
清掃・消毒の重要性
コウモリを追い出した後は、必ず清掃と消毒を徹底的に行う必要があります。
コウモリの糞尿には、病原体やカビ、寄生虫が含まれているため、放置すると健康被害につながるのです。
清掃を行う際は、防塵マスクとゴーグル、厚手の手袋を必ず着用してください。
まず、糞が乾燥して粉塵が舞わないよう、霧吹きで水をかけて湿らせます。
床や壁に付着した糞尿の跡は、アルコール消毒液やハイターなどで徹底的に消毒しましょう。
- 防塵マスクとゴーグルを着用する
- 糞を霧吹きで湿らせてから回収する
- アルコール消毒液で徹底的に消毒する
- 清掃後は換気を十分に行う
専門業者に依頼するメリット
コウモリ駆除は、専門業者に依頼することをおすすめします。
専門業者はコウモリの生態や習性を熟知しており、効果的かつ安全に駆除作業を行うことができます。
高所での作業を安全に行え、法律に則った適切な処置ができる点も大きなメリットでしょう。
再発防止まで含めた包括的な対策が可能で、多くの業者では保証期間を設けています。
費用はかかりますが、確実性と安全性を考えれば賢明な選択といえるのです。
万が一再発した場合も、保証期間内であれば無償で対応してくれる業者が多いです。
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コウモリに関するよくある質問(FAQ)
コウモリに関しては、多くの方が同様の疑問や不安を抱えています。
ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。
コウモリ被害でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
Q1:冬にコウモリを見かけたのですが、冬眠していないのでしょうか?
冬にコウモリを見かけた場合、いくつかの可能性が考えられます。
暖かい日には冬眠中のコウモリが一時的に目覚めて活動することがあるのです。
都市部では温暖化の影響により冬眠しない個体が増えているため、冬でも活動しているコウモリがいる可能性もあるでしょう。
冬にコウモリを見かけたら、近くに巣がある可能性が高いため、住宅への侵入を疑って点検することをおすすめします。
Q2:冬眠中のコウモリは触っても大丈夫ですか?
冬眠中であっても、コウモリに直接触れることは絶対に避けるべきです。
コウモリは野生動物であり、狂犬病ウイルスや各種病原体を保有している可能性があります。
冬眠中のコウモリは動きが鈍いため触りやすく見えますが、驚いて噛みつくこともあるため危険なのです。
体表にはノミやダニなどの寄生虫が付着しており、触れると人間に移る可能性もあるでしょう。
Q3:コウモリの冬眠場所から異臭がします。どうすればいいですか?
冬眠場所から異臭がする場合、大量の糞尿が蓄積されている可能性が高いです。
コウモリの糞尿は強烈なアンモニア臭を発し、放置すると悪臭が家中に広がるだけでなく、健康被害をもたらすこともあります。
まずは換気を行い、室内の空気を入れ替えることが重要でしょう。
ただし、冬眠中のコウモリは追い出しにくいため、無理に清掃しようとせず、春まで待つか専門業者に相談することをおすすめします。
Q4:冬眠前に予防対策をするにはどうすれば良いですか?
コウモリが冬眠に入る前、つまり秋のうちに予防対策を講じることが効果的です。
まず、住宅の外壁や屋根に隙間や亀裂がないか点検し、見つけた箇所はコーキング材で塞ぎましょう。
通気口や換気扇には、目の細かい金網を取り付けて、コウモリの侵入を物理的に防ぎます。
軒下や戸袋にジェルタイプの忌避剤を設置しておくことで、コウモリが近寄りにくい環境を作ることができるでしょう。
これらの対策を秋のうちに実施しておけば、冬にコウモリが侵入して冬眠するリスクを大幅に減らせます。
コウモリ対策は
法律に沿った方法で
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まとめ
コウモリは11月から3月頃まで冬眠し、住宅の屋根裏や壁の隙間で静かに冬を越します。
冬眠中のコウモリは追い出しが困難であり、駆除に適した時期は春と秋です。
コウモリ被害を放置すると、健康被害や建物の損傷につながるため、早急な対策が必要でしょう。
自力での駆除も可能ですが、安全性と確実性を考慮すれば専門業者への依頼がおすすめです。
コウモリは鳥獣保護管理法により保護されており、無許可での捕獲や殺傷は禁止されています。そのため、適切な追い出し方法と侵入口の封鎖が必要です。軒下や屋根裏に溜まった糞は悪臭を放ち、建材を腐食させるだけでなく、真菌や細菌による健康被害のリスクもあります。また、羽音や鳴き声による騒音で安眠が妨げられるケースも少なくありません。「おうちのミカタ」では、法律を遵守しながら効果的にコウモリを追い出し、二度と侵入できないよう侵入口を完全に封鎖します。
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